【CLグループG総括】2強順当突破も昨季の面影なし2018.12.14 12:00 Fri

twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
▽CL3連覇中のレアル・マドリー、昨季ベスト4のローマと、CSKAモスクワ、ビクトリア・プルゼニの東欧勢と2強2弱の構図が明確となったグループG。しかし、2強の突破という順当な結果とは裏腹に今グループステージで最もカオスを生むグループとなった。■グループG順位表■
[勝ち点/勝/引/負/得失点]
1.レアル・マドリー[12/4/0/2/7]
2.ローマ[9/3/0/3/3]
3.ビクトリア・プルゼニ[7/2/1/3/-9]
4.CSKAモスクワ[7/2/1/3/-1]

◆絶対王者の面影なし~レアル・マドリー~
Getty Images
▽CL3連覇中の絶対王者は比較的組み合わせに恵まれたグループステージをきっちり首位で通過したが、そこに絶対王者の面影はなかった。今夏、ジダン前監督とエースFWクリスティアーノ・ロナウドが去ったマドリーだったが、国内リーグでは開幕3勝1分けと上々のスタートを切った。ローマとのCL初戦でも3-0の快勝発進をみせ、偉大な指揮官とエースの不在を感じさせなかった。

▽しかし、国内リーグでセビージャ相手に0-3の大敗を喫すると、ここから王者らしからぬ精神面の脆さを露呈し、第2節のCSKAモスクワ戦では格下相手にまさかの敗戦。その後、ビクトリア・プルゼニ戦での辛勝で一時立て直すもクラシコでの大敗を受けて、ロペテギ前監督が解任。ソラーリ新監督の下で再スタートを切ったチームはプルゼニ、ローマ相手に大勝を飾り、最終節を残して首位通過を決めたものの、一部主力を温存したCSKAモスクワ戦ではサンティアゴ・ベルナベウで屈辱の0-3の大敗を喫し、ネガティブな形でグループステージを終えることになった。守備面の緩さに加え、C・ロナウド不在を大きく感じさせる迫力不足の前線と課題山積みの中、実力者揃いの決勝トーナメントを勝ち抜き4連覇を果たすのは至難の業だ。

◆好不調の波が大きく安定感欠く~ローマ~
Getty Images
▽バルセロナを破るなど見事な快進撃を見せてリバプールと共に昨季CLを沸かせたベスト4チームのローマだが、今夏大きく舵を切ったチームは厳しいグループステージを過ごすことになった。守護神アリソン、MFナインゴラン、MFストロートマンと昨季ベスト4進出の功労者を放出し多くの新戦力を加えたローマは開幕から不振に陥った。CLではレアル・マドリー相手の初戦を落とした後、エースFWジェコとMFジェンギズ・ウンデルの活躍でプルゼニ、CSKAモスクワとの連戦で3連勝も試合内容自体は低調さが目立った。

▽その後、国内リーグにおける不振とジェコやMFデ・ロッシ、FWエル・シャーラウィなど主力の故障に悩まされたチームはレアル・マドリー、プルゼニ相手に自滅感満載の内容で連敗。プルゼニとCSKAモスクワの潰し合いで辛くも2位通過を決めたものの、ディ・フランチェスコ監督の解任報道が盛んに伝えられるなど、突破以外にポジティブな要素なしで決勝トーナメントに臨むことになる。

◆組織的な戦いぶりで健闘~ビクトリア・プルゼニ~
Getty Images
▽ローマ相手の金星を含めて2勝を挙げたチェコ王者は堂々とした戦いぶりで3位でのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント進出を決めた。チェコ代表選手を中心にスタープレーヤー不在のプルゼニだったが、組織力と献身性を生かしたコンパクトな守備、国内王者らしい勝負所を見極めたカウンターを武器に安定した戦いぶりを披露した。レアル・マドリー、ローマ相手に0-5の大敗を喫した2試合を除きチームとしてきっちりゲームプランを遂行できており、その集大成となった最終節のローマ戦だ。他会場でCSKAモスクワ大量リードという状況にも関わらず、必要以上にリスクを冒して戦うことはなく公式戦5戦ぶりの勝利に躍起になる相手に対して老獪な試合運びで我慢比べを制した。

◆最下位も絶対王者を粉砕~CSKAモスクワ~
Getty Images
▽最下位での敗退も絶対王者にダブルをかます今グループステージ最大のインパクトを残した。DFイグナシェビッチ、ベレズツキー兄弟と守護神アキンフェエフと共に長年チームの屋台骨を支えた大ベテランがチームを去った中、若手主体のチームに生まれ変わった今季のCSKAモスクワ。すると、MFヴラシッチやFWチャロフ、MFアルノル・シグルドソンら活きのいい若手が躍動感あふれるプレーをみせ、ホームではヴラシッチ、アウェイではチャロフ、シグルドソンが圧巻のパフォーマンスを披露しレアル・マドリーを粉砕してみせた。その中で今夏ベガルタ仙台から加入したFW西村拓真はローマ戦、レアル・マドリー戦の試合最終盤の数分間しかプレータイムを与えられなかったが、大舞台の空気を味わえたことは今後のキャリアにおいて大きな経験になるはずだ。
コメント
関連ニュース
thumb

マルセロ、ユベントス移籍の可能性が再浮上 盟友C・ロナウドが勧誘継続中か

レアル・マドリーに所属するブラジル代表DFマルセロ(30)のユベントス移籍の噂が再浮上している。スペイン『アス』が伝えた。 昨夏にレアル・マドリーからユベントスへ移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに続き、ユベントス移籍が浮上したマルセロ。その際は、「馬鹿げた話だ。僕は引退するまでここにいる」と移籍の噂を一蹴すると共に、マドリーへの忠誠心を示していた。 今回伝えられるところによると、C・ロナウドは現在もマルセロと度々連絡を取っており、ユベントス加入を勧めているという。同メディアは、マルセロがマドリーにとって重要な選手であることから移籍は容易ではないとし、「マルセロがクラブに退団の希望を伝える必要がある」と指摘。しかし、同選手が13日に行われたリーガエスパニョーラ第19節のベティス戦、19日に行われた同リーグ第20節セビージャ戦で出場機会がなかったことで状況が変わる可能性があると伝えている。 ユベントスは昨年12月にマルセロと同じ左サイドバックを務めるブラジル代表DFアレックス・サンドロと2023年まで契約延長。イタリア代表DFマッティア・デ・シリオも務めることができることから人手不足ではないと思われるが、今後動きはあるのだろうか。 2019.01.21 10:30 Mon
twitterfacebook
thumb

マドリー、ブラジル代表DFミリトンの来夏加入でポルトと合意か

レアル・マドリーが、ポルトに所属するブラジル代表DFエデル・ミリトン(20)の獲得で合意に至ったようだ。スペイン『アス』が伝えている。 ミリトン獲得を最優先事項としてきたマドリーは、来シーズンでの加入でポルトと合意した模様。ミリトンとも口頭合意したという。契約解除金5000万ユーロ(約62億円)を支払い、2025年までの長期契約を締結するようだ。また、そのうちの10%は、古巣サンパウロに入ることが伝えられている。 ミリトンは現在、プレミアリーグを筆頭に他クラブからも関心が寄せられており、6月には契約解除金が7500万ユーロ(約93億円)に跳ね上がる可能性があったことから、マドリーは早急に交渉を進めた形だ。 サンパウロ下部組織出身のミリトンは昨夏にポルト入り。今シーズンはセンターバックのレギュラーとしてここまで公式戦25試合に出場し2ゴール2アシストを記録している。また、昨年9月に行われたエル・サルバドル代表とのフレンドリーマッチではセレソンデビューも飾った。 2019.01.21 09:30 Mon
twitterfacebook
thumb

マルセロ、ソラーリのレアルでアンタッチャブルではなくなる…2試合連続ベンチ要員に

これまで、レアル・マドリーの不動の左サイドバックとして君臨してきたDFマルセロだが、サンティアゴ・ソラーリ監督率いるチームでアンタッチャブルではなくなった。<br><br>今季、守備面で今以上に穴となることが多くなるなど、コンディションや注意力不足を指摘され続けてきたマルセロ。ソラーリ監督は本拠地サンティアゴ・ベルナベウの観客から批判も受けていた同選手を第19節ベティス戦(2&minus;1)、第20節セビージャ戦(2&minus;0)と、リーガで2試合連続でベンチスタートとして、代わりに若手DFレギロンを起用している。<br><br>これまでのマルセロの重要性に鑑みれば、まさに&ldquo;事件&rdquo;とも称せる出来事。ただしソラーリ監督は、セビージャ戦直前に「マルセロはおそらく、この10年間で最も栄光に包まれたサイドバックだ」とマルセロを称賛する言葉を発し、また「私たちは全員が100%の状態になるよう働いている」と同選手が本来の調子にないために起用を控えていることも示唆した。<br><br>レギロンは出場する試合で好パフォーマンスを見せ、マルセロの不在を感じさせていない。果たしてブラジル代表DFは、ここから定位置を取り戻すことができるのだろうか。<br><br>提供:goal.com 2019.01.20 23:51 Sun
twitterfacebook
thumb

レアル・マドリー、ベルナルド・シウバに注目 夏のトップターゲットに設定か

レアル・マドリーがマンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(24)に関心を示しているようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 ベルナルド・シウバは2017年夏に移籍金4300万ポンド(現在のレートで約60億7000万円)でモナコから加入。シティ在籍2年目の今シーズンは3日に行われたプレミアリーグ第21節のリバプール戦で圧倒的な運動量と創造性で首位追撃の勝利に大きく貢献するなど、より存在感を高めている。 そうした活躍を受け、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督もスペイン代表MFダビド・シルバの後継者にベルナルド・シウバの指名を検討している様子。だが、その影で、レアル・マドリーが再建を予定するシーズン終了後のトップターゲットとして目を光らせているという。 そのベルナルド・シウバの現行契約は残り3年半。今シーズンを通じたグアルディオラ監督のベルナルド・シウバに対する信頼度を鑑みれば、レアル・マドリー行きは考えにくいが、果たして…。 2019.01.20 15:15 Sun
twitterfacebook
thumb

リーガ通算450試合出場の主将S・ラモス「僕らは望めばベスト・バージョンになれる」

レアル・マドリーに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、上位対決での勝利を喜んでいる。スペイン『マルカ』が伝えた。 マドリーは19日、リーガエスパニョーラ第20節でセビージャを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎え、2-0で勝利。上位直接対決を制したことで、3位に浮上した。 また、カピタンを務めるセルヒオ・ラモスは、この試合でリーガ通算450試合の出場を達成。リーガでプレーしている現役の選手としては、ベティスMFホアキン(503試合)に次ぐ2番目の数字だ。成績は57ゴール20アシストと、ディフェンダーらしからぬ結果を残している。 節目の試合を完封勝利で飾ったセルヒオ・ラモスは、試合後のインタビューに応じ、以下のように喜びを表している。 「僕らにはこんな試合が必要だった。試合のあらゆる面で優勢だったね」 「得られたチャンスを決めたし、とても幸せだよ。もっと大きな結果だって得られたかもしれない」 「僕らはファンから信用されるような勝利を熱望していた」 「開始1分からプレスをかけて、結果を手にした。このチームにとってこれは本当に重要なんだ。全てが結果次第だから、フットボールは時々アンフェアだよ」 「僕らは望めばベスト・バージョンになれる」 「僕らは全員が運命共同体じゃないといけない。今日の彼ら(選手たち)は楽しんでいたし、内容を見せたね」 2019.01.20 14:35 Sun
twitterfacebook


Jリーグ移籍情報

欧州移籍情報

アクセスランキング

@ultrasoccerjp

新着ニュース