低調ローマに競り勝ったプルゼニが3位確定でEL決勝Tへ《CL》
2018.12.13 05:08 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)のグループG最終節、ビクトリア・プルゼニvsローマが12日に行われ、ホームのプルゼニが2-1で勝利した。
▽前節、最下位のCSKAモスクワ(勝ち点4)を破って同勝ち点も当該成績で3位に浮上した
ビクトリア・プルゼニ(勝ち点4)と、すでに2位通過を決めたものの直近の公式戦4戦未勝利でディ・フランチェスコ監督の解任報道も出ているローマ(勝ち点9)によるグループG最終戦。
▽直近のリーグ戦で9人のカリアリ相手にまさかのドローゲームを演じたローマは5戦ぶりの勝利を目指す。そのカリアリ戦からは先発4人を変更。35歳でCLデビューのGKミランテ、サントン、マルカノ、パストーレとベテランが新たにスタメンに入った。
▽細かい雪が降りしきる中でスタートした一戦はやや動きの少ない入りに。ボールを保持するローマはクライファートとジェンギズ・ウンデルの両ウイングがハーフスペースでボールを受けながら細かいパス交換で揺さぶりをかけていく。20分過ぎにはクライファートの背後を取る動きやパストーレのミドルシュートで相手ゴールを脅かす。
▽一方、自陣で堅固な守備ブロックを形成しつつ相手のサイドバック裏のスペースを使ってカウンターを試みるホームチーム。26分には波状攻撃からゴール前でルーズボールに反応したコヴァリクに絶好機もここはシュートをふかしてしまう。
▽迎えた後半、開始直後に右サイド深くに侵攻したエンゾンジのクロスからクライファートに決定機も決め切れないローマ。すると、前半同様に相手のカウンターに晒されると、62分には中盤でのロストからショートカウンターを浴びると、ボックス右でコピツが斜めに入れたグラウンダーのクロスをコヴァリクにワンタッチで流し込まれ、先制点を献上した。
▽それでも、すぐさま反発を見せたローマは68分、エンゾンジの右サイドへの展開からサントンがボックス中央に折り返す。これをジェンギズが左足のダイレクトシュートでゴール左隅へ流し込んだ。
▽この同点ゴールで一気に形勢逆転と思われたが、リズムを掴み切れないローマは直後に再び勝ち越しを許す。72分、相手のロングカウンターからホロソフスキの右サイドからの精度の高いフィードを胸トラップしたコヴァリクに決定的なシュートを放たれるが、これはGKミランテがビッグセーブ。しかし、こぼれ球をチョリーにダイビングヘッドで流し込まれた。
▽その後、75分を過ぎてフロレンツィ、ルカ・ペッレグリーニと選手交代で流れを変え意に行くローマだが、この交代が裏目に。85分を過ぎてルカ・ペッレグリーニが不用意なファウルで続けてカードをもらい、退場処分に。最後は決死のパワープレーで同点を目指したものの試合はこのままタイムアップ。ホームで勝ち切ったプルゼニが3位でのEL決勝トーナメント進出を決めた。一方、すでに突破を決めていたローマだが、公式戦5戦未勝利と泥沼から脱することはできなかった。
▽前節、最下位のCSKAモスクワ(勝ち点4)を破って同勝ち点も当該成績で3位に浮上した
ビクトリア・プルゼニ(勝ち点4)と、すでに2位通過を決めたものの直近の公式戦4戦未勝利でディ・フランチェスコ監督の解任報道も出ているローマ(勝ち点9)によるグループG最終戦。
▽細かい雪が降りしきる中でスタートした一戦はやや動きの少ない入りに。ボールを保持するローマはクライファートとジェンギズ・ウンデルの両ウイングがハーフスペースでボールを受けながら細かいパス交換で揺さぶりをかけていく。20分過ぎにはクライファートの背後を取る動きやパストーレのミドルシュートで相手ゴールを脅かす。
▽一方、自陣で堅固な守備ブロックを形成しつつ相手のサイドバック裏のスペースを使ってカウンターを試みるホームチーム。26分には波状攻撃からゴール前でルーズボールに反応したコヴァリクに絶好機もここはシュートをふかしてしまう。
▽前半終盤にかけては攻めあぐねる場面が目立つローマに対して、プルゼニの要所で見せるカウンターが機能。38分にはコヴァリクの続けざまのクロスにゴール前のチョリーが飛び込むが、これはわずかに届かず。それでも、ゲームプラン通りに試合を進めたホームチームが最低限の0-0で前半を終えた。
▽迎えた後半、開始直後に右サイド深くに侵攻したエンゾンジのクロスからクライファートに決定機も決め切れないローマ。すると、前半同様に相手のカウンターに晒されると、62分には中盤でのロストからショートカウンターを浴びると、ボックス右でコピツが斜めに入れたグラウンダーのクロスをコヴァリクにワンタッチで流し込まれ、先制点を献上した。
▽それでも、すぐさま反発を見せたローマは68分、エンゾンジの右サイドへの展開からサントンがボックス中央に折り返す。これをジェンギズが左足のダイレクトシュートでゴール左隅へ流し込んだ。
▽この同点ゴールで一気に形勢逆転と思われたが、リズムを掴み切れないローマは直後に再び勝ち越しを許す。72分、相手のロングカウンターからホロソフスキの右サイドからの精度の高いフィードを胸トラップしたコヴァリクに決定的なシュートを放たれるが、これはGKミランテがビッグセーブ。しかし、こぼれ球をチョリーにダイビングヘッドで流し込まれた。
▽その後、75分を過ぎてフロレンツィ、ルカ・ペッレグリーニと選手交代で流れを変え意に行くローマだが、この交代が裏目に。85分を過ぎてルカ・ペッレグリーニが不用意なファウルで続けてカードをもらい、退場処分に。最後は決死のパワープレーで同点を目指したものの試合はこのままタイムアップ。ホームで勝ち切ったプルゼニが3位でのEL決勝トーナメント進出を決めた。一方、すでに突破を決めていたローマだが、公式戦5戦未勝利と泥沼から脱することはできなかった。
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