【ブンデス第15節プレビュー】首位ドルトに大迫が、バイエルンに原口&浅野が挑む

2018.12.14 18:00 Fri
Getty Images
▽前節はドルトムントがシャルケとのレヴィア・ダービーを制し、首位固めに成功した。また、バイエルンも勝利して3位に浮上し、ドルトムントを9ポイント差で追っている。迎える第15節、首位ドルトムントに大迫が、バイエルンに原口と浅野が挑戦する。

▽前節シャルケとのダービーをサンチョの決勝ゴールで競り勝ってリーグ戦5連勝としたドルトムント(勝ち点36)は、火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のモナコ戦をロイスやヴィツェル、アルカセルらを温存して1-0で勝利し、首位での決勝トーナメント進出を決めた。好調なチームは勢いそのままにリーグ戦6連勝となるか。
▽一方、大迫が前節デュッセルドルフ戦を発熱で欠場した8位ブレーメン(勝ち点21)は後半の2ゴールで3-1と競り勝って、6試合ぶりの勝利を飾った。大迫が不在の中でチームは勝利しており、先発復帰できるかは微妙なところだが、チャンスがあればゴールに絡むプレーを期待したい。古巣対決となるシャヒンにも注目だ。

▽バイエルン(勝ち点27)は前節ニュルンベルク戦をレヴァンドフスキのドッペルパックなどで3-0と快勝し、リーグ戦2連勝として3位に浮上した。水曜に行われたCLアヤックス戦では壮絶な打ち合いとなった中3-3で引き分け、何とか首位通過を果たした。消耗する試合を戦ったバイエルンだが、リーグ戦3連勝でドルトムントを追走できるか。

▽対するハノーファーは前節マインツ戦で原口と浅野が共に先発した中、終盤のPK被弾で引き分けに持ち込まれてしまった。[3-5-2]の右サイドでプレーした原口は守備で奮闘し、右インサイドMFに入った浅野は決定機に絡んだが、チームを勝利に導くことはできなかった。とはいえ、両選手共にまずまずのパフォーマンスを見せており、バイエルン戦での活躍にも期待が懸かる。
▽長谷部が失点に絡んで連敗となった5位フランクフルト(勝ち点23)は、11位レバークーゼン(勝ち点18)とのホーム戦に臨む。ヘルタ・ベルリン戦では長谷部がグルイッチに競り負けて0-1で敗戦。内容も芳しくなく心配なところだが、上位に踏みとどまるためにも勝利を取り戻したい一戦となる。長谷部の修正力に期待だ。

▽ブレーメン戦で先発したものの、前半のみの出場となったデュッセルドルフの宇佐美は、守備に比重を置いたことで、攻撃面でアピールすることができなかった。チームは宇佐美の下がった後半に2失点を喫し、1-3で敗戦。苦しい状況が続く中、12位フライブルク(勝ち点17)とのホーム戦で勝利につながる活躍を見せられるか。

▽最後にバイエルン戦で出番のなかったニュルンベルクの久保は金曜に9位ヴォルフスブルク(勝ち点19)とのホーム戦で9試合ぶりの勝利を目指す。

◆ブンデスリーガ第15節
▽12/14(金)
《28:30》
ニュルンベルク vs ヴォルフスブルク

▽12/15(土)
《23:30》
デュッセルドルフ vs フライブルク
ハノーファー vs バイエルン
アウグスブルク vs シャルケ
シュツットガルト vs ヘルタ・ベルリン
ホッフェンハイム vs ボルシアMG
《26:30》
ドルトムント vs ブレーメン

▽12/16(日)
《23:30》
ライプツィヒ vs マインツ
《26:00》
フランクフルト vs レバークーゼン
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