レーティング:バルセロナ 1-1 トッテナム《CL》

2018.12.12 07:48 Wed
Getty Images
▽チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第6節、バルセロナvsトッテナムが11日にカンプ・ノウで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽バルセロナ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 シレッセン 6.5
今季CL初出場。ソン・フンミンとの一対一を阻止やルーカスのヘディングシュートを止めるなど再三のビッグセーブを披露
DF
2 N・セメド 6.0
同サイドの守備の強度が低い中、守備面で奮闘を見せた

15 ラングレ 6.0
利き足とは逆の右CBでのプレーだったが、安定したビルドアップと粘り強い守備で急造バックラインをまとめた

24 ヴェルメーレン 5.5
ソン・フンミンのスピードに振り切られるなど、試合勘やコンディション面でやや厳しかった
27 ミランダ 6.0
18歳でCLデビュー。繋ぎや攻撃の局面でマシア出身らしさを見せたが、守備面ではさすがにキツかった

MF
26 アレーニャ 5.5
CLデビュー。球際の争いで劣勢を強いられたが、マイボール時はシンプルな捌きでリズムを作った

4 ラキティッチ 5.5
アンカー起用で攻守に上々のプレー。惜しいミドルシュートも放った

(→ブスケッツ 5.0)
周囲のレベルや連係の問題もあり相手の勢いを止めきれず

8 アルトゥール 5.5
負傷明けのためやや無理は利かなかったが、コウチーニョと共に左サイドで起点を作った

FW
11 デンベレ 6.5
相手のミスを見逃さない抜け目なさと圧倒的な個人技で先制点を奪取。その後も鋭い仕掛けで相手の脅威も守備のルーズさは減点

(→デニス・スアレス -)

19 ムニル 5.5
利他的なプレーで味方を生かしたが、ストライカーとして怖さを見せられず

(→メッシ 5.5)
幾度か見せ場は作ったが、かなりの省エネモードだった

7 コウチーニョ 6.0
ウォーカー=ピータース相手に優位性を保ちながら2度のポスト直撃のシュートなど決定機に絡んだ

監督
バルベルデ 5.5
積極的なターンオーバーを敷いた中で最低限の勝ち点1

▽トッテナム採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ロリス 5.5
失点はノーチャンス。防げるシュートはきっちり防ぎ背後のスペースを冷静にケア

DF
16 ウォーカー=ピータース 5.0
CL初先発も痛恨のロストで失点に関与。それでも、後半に入ってからは積極的な仕掛けや決定的なシュートブロックで盛り返す

(→ラメラ 6.0)
同点ゴールの起点となるなど、攻守に積極性が光った

4 アルデルヴァイレルト 6.0
早々の失点によって前がかりになったチームを後方からきっちり支えた

5 ヴェルトンゲン 5.5
攻守両面でそつなし。ムニルを全く苦にせず

3 ローズ 6.5
序盤はデンベレの対応に苦慮も後半はソリッドな守備を披露。その中でもチームに推進力を与える攻め上がりを幾度か見せた

MF
17 ムサ・シソコ 6.5
豊富な運動量と球際の強さを武器に攻守両面で存在感。後半途中から右サイドバックでもプレー

20 デレ・アリ 5.5
エリクセンと共にライン間でボールを引き出し、局面を変えるプレーを見せた

8 ウィンクス 6.0
シンプルな捌きと機動力を生かした潰しで存在感を示した

(→ジョレンテ -)

23 エリクセン 6.5
嫌らしいポジショニングと質の高いパスで再三の好機を演出

FW
7 ソン・フンミン 5.5
前半のGKとの一対一の決定機を逸するが、鋭い仕掛けと背後へのスプリントで相手の脅威となった

(→ルーカス・モウラ 6.5)
チームを決勝トーナメントに導くゴールを奪った

10 ケイン 6.5
相手センターバックとのフィジカル勝負で優位に。決勝点をアシストするなどエースの役目を果たした

監督
ポチェッティーノ 6.0
勝って自力での突破を逃すも攻撃的な采配で決勝トーナメント進出を決めた

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ルーカス・モウラ(トッテナム)
▽再三の好守で立ちはだかったシレッセンの活躍やローズ、ムサ・シソコの両サイドバックの活躍も見事だったが、チームを決勝トーナメントに導いたルーカスをMOMに選出。

バルセロナ 1-1 トッテナム
【バルセロナ】
デンベレ(前7)
【トッテナム】
ルーカス・モウラ(後40)

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