スパーズがルーカスの終盤同点弾で主力温存のバルサと敵地でドロー! PSVアシストもあり2位通過!《CL》
2018.12.12 07:12 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第6節、バルセロナvsトッテナムが11日にカンプ・ノウで行われ、1-1のドローに終わった。この結果、トッテナムの2位通過が決定した。
▽前節、PSVを一蹴して最終節を前に首位通過を確定させたバルセロナ(勝ち点13)と、インテル(勝ち点7)との直接対決を制し、同勝ち点ながら直接対決の戦績で2位に浮上したトッテナム(勝ち点7)によるグループ最終戦。
▽前節のPSV戦以降、公式戦4連勝と好調を継続するバルセロナは4-0で大勝したエスパニョールとのダービーからラングレ、ネウソン・セメド、ラキティッチ、ウスマーヌ・デンベレを除く先発7人を変更。これがCLデビューとなるミランダ、アレーニャの2人のカンテラーノに第2GKのシレッセンら控え中心のメンバー構成に。3トップはデンベレ、ムニル、コウチーニョが起用され、メッシやブスケッツ、ピケらがベンチスタートとなった。
▽一方、インテル戦直後のアーセナルとのダービーで公式戦7試合ぶりの敗戦を喫したトッテナムだが、以降のリーグ戦で2連勝を飾りバウンスバックに成功。自力での決勝トーナメント進出に勝ち点3奪取が求められるこの試合に向けては直近のレスター・シティ戦から先発4人を変更。同試合で温存したエリクセン、ケインが復帰した一方、トリッピアーとオーリエの主力2選手を欠く右サイドバックにはこれがCL初先発となるウォーカー=ピータースが起用された。
▽すでに首位通過を決めているホームチームに対して切実に勝利が必要なアウェイチームが前から圧力をかけていく。開始2分にはケイン、デレ・アリ、エリクセンの見事なダイレクトプレーでボックス内まで侵入を図るが、ここはフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽敵地でミスから先制を許す厳しい入りとなったトッテナムは失点に絡んだウォーカー=ピータースの右サイドをコウチーニョに再三狙われるなど、失点後もリズムを取り戻せない。前線から積極的にプレスをかけつつマイボール時はショートパスを軸に攻め込むが、相手の素早い切り替えに苦戦。なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。
▽それでも、時間の経過と共にムサ・シソコやウィンクスのところでボールを奪えるようになると、ライン間でうまくボールを引き出すエリクセン、デレ・アリを起点に2トップを生かす精度の高いパスが出始める。32分にはエリクセンのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがDFヴェルメーレンを振り切ってボックス内でGKと一対一に。だが、右足で放ったシュートはGKシレッセンの伸ばした足に阻まれる。さらに38分にソン・フンミン、41分にソン・フンミンと良い形でフィニッシュを迎えるがいずれも相手守備陣に防がれる。
▽一方、30分を過ぎて守勢を強いられたホームチームも前半終了間際に2点目のチャンス。45分、ボックス手前でムニルからパスを受けたコウチーニョがそのままボックス内へ切り込み、DF2枚に寄せられる直前に右足のシュート。だが、これは右ポストの外側を掠めて追加点とはならなかった。
▽迎えた後半、先に動いたのはバルセロナ。ラキティッチをハーフタイムで下げてブスケッツを頭から投入した。しかし、後半立ち上がりから圧力をかけるトッテナムは48分、ボックス付近でケインが落としたボールをエリクセンが左足で狙うが、これは相手GKシレッセンの好守に遭う。さらに51分には相手の背後に完璧に抜け出したケインがボックス右で右足を振り抜くが、ここは相手DFラングレに後ろから押されてバランスを崩してしまい、枠に飛ばせない。
▽一方、後半に入って防戦一方の展開が続くバルセロナは63分、ムニルを下げて温存していたメッシをピッチに送り込む。だが、エースの投入でも相手の勢いを止めるまでには至らず。
▽後半は完全にペースを握るトッテナムはウォーカー=ピータースを下げてラメラ、ソン・フンミンに代えてルーカス・モウラを続けて投入。ムサ・シソコが右サイドバックに回る攻撃的な布陣でゴールを目指す。75分にはそのムサ・シソコの精度の高い右クロスをゴール前のルーカスが頭で合わすが、この至近距離からのシュートはGKシレッセンにゴールラインギリギリではじき出される。
▽その後、83分にウィンクスを下げて長身FWジョレンテを投入し最後の勝負に出たトッテナムだが、84分にはメッシのお膳立てからボックス左のコウチーニョに決定的なシュートを許すが、再び右ポストに救われる。
▽すると、このピンチを凌いだアウェイチームは85分、バイタルエリアでボールを持ったラメラのスルーパスに抜け出したケインがボックス左から正確なグラウンダーのクロスを入れると、これをゴール前に走り込んだルーカスが右足ワンタッチで流し込み、土壇場で同点に追いついた。
▽その後は他会場でインテルが1-1という状況をベンチから伝え聞いたアウェイチームが無理に攻撃に出なかったことで、バルセロナもリスクを冒して勝ち越しゴールを奪いに行くことはなく、互いにけん制する状態が続いたまま試合は1-1でタイムアップ。敵地でバルセロナを破り自力で突破を決めることができなかったトッテナムだが、PSVのアシストによって2年連続での決勝トーナメント進出を決めた。
▽前節、PSVを一蹴して最終節を前に首位通過を確定させたバルセロナ(勝ち点13)と、インテル(勝ち点7)との直接対決を制し、同勝ち点ながら直接対決の戦績で2位に浮上したトッテナム(勝ち点7)によるグループ最終戦。
▽一方、インテル戦直後のアーセナルとのダービーで公式戦7試合ぶりの敗戦を喫したトッテナムだが、以降のリーグ戦で2連勝を飾りバウンスバックに成功。自力での決勝トーナメント進出に勝ち点3奪取が求められるこの試合に向けては直近のレスター・シティ戦から先発4人を変更。同試合で温存したエリクセン、ケインが復帰した一方、トリッピアーとオーリエの主力2選手を欠く右サイドバックにはこれがCL初先発となるウォーカー=ピータースが起用された。
▽すでに首位通過を決めているホームチームに対して切実に勝利が必要なアウェイチームが前から圧力をかけていく。開始2分にはケイン、デレ・アリ、エリクセンの見事なダイレクトプレーでボックス内まで侵入を図るが、ここはフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽すると、7分にはバルセロナの絶好調男が相手のミスから見事な個人技でゴールをこじ開ける。トッテナムのFKの場面でムサ・シソコがクリアボールを後方のウォーカー=ピータースに頭でバックパス。ここで処理をもたついたウォーカー=ピータースからボールを奪ったデンベレが高速ドリブルで一気に相手ボックス内に運ぶと、巧みなシュートフェイントで戻った2人のDFを外して左足のシュートを流し込んだ。
▽敵地でミスから先制を許す厳しい入りとなったトッテナムは失点に絡んだウォーカー=ピータースの右サイドをコウチーニョに再三狙われるなど、失点後もリズムを取り戻せない。前線から積極的にプレスをかけつつマイボール時はショートパスを軸に攻め込むが、相手の素早い切り替えに苦戦。なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。
▽それでも、時間の経過と共にムサ・シソコやウィンクスのところでボールを奪えるようになると、ライン間でうまくボールを引き出すエリクセン、デレ・アリを起点に2トップを生かす精度の高いパスが出始める。32分にはエリクセンのスルーパスに抜け出したソン・フンミンがDFヴェルメーレンを振り切ってボックス内でGKと一対一に。だが、右足で放ったシュートはGKシレッセンの伸ばした足に阻まれる。さらに38分にソン・フンミン、41分にソン・フンミンと良い形でフィニッシュを迎えるがいずれも相手守備陣に防がれる。
▽一方、30分を過ぎて守勢を強いられたホームチームも前半終了間際に2点目のチャンス。45分、ボックス手前でムニルからパスを受けたコウチーニョがそのままボックス内へ切り込み、DF2枚に寄せられる直前に右足のシュート。だが、これは右ポストの外側を掠めて追加点とはならなかった。
▽迎えた後半、先に動いたのはバルセロナ。ラキティッチをハーフタイムで下げてブスケッツを頭から投入した。しかし、後半立ち上がりから圧力をかけるトッテナムは48分、ボックス付近でケインが落としたボールをエリクセンが左足で狙うが、これは相手GKシレッセンの好守に遭う。さらに51分には相手の背後に完璧に抜け出したケインがボックス右で右足を振り抜くが、ここは相手DFラングレに後ろから押されてバランスを崩してしまい、枠に飛ばせない。
▽一方、後半に入って防戦一方の展開が続くバルセロナは63分、ムニルを下げて温存していたメッシをピッチに送り込む。だが、エースの投入でも相手の勢いを止めるまでには至らず。
▽後半は完全にペースを握るトッテナムはウォーカー=ピータースを下げてラメラ、ソン・フンミンに代えてルーカス・モウラを続けて投入。ムサ・シソコが右サイドバックに回る攻撃的な布陣でゴールを目指す。75分にはそのムサ・シソコの精度の高い右クロスをゴール前のルーカスが頭で合わすが、この至近距離からのシュートはGKシレッセンにゴールラインギリギリではじき出される。
▽その後、83分にウィンクスを下げて長身FWジョレンテを投入し最後の勝負に出たトッテナムだが、84分にはメッシのお膳立てからボックス左のコウチーニョに決定的なシュートを許すが、再び右ポストに救われる。
▽すると、このピンチを凌いだアウェイチームは85分、バイタルエリアでボールを持ったラメラのスルーパスに抜け出したケインがボックス左から正確なグラウンダーのクロスを入れると、これをゴール前に走り込んだルーカスが右足ワンタッチで流し込み、土壇場で同点に追いついた。
▽その後は他会場でインテルが1-1という状況をベンチから伝え聞いたアウェイチームが無理に攻撃に出なかったことで、バルセロナもリスクを冒して勝ち越しゴールを奪いに行くことはなく、互いにけん制する状態が続いたまま試合は1-1でタイムアップ。敵地でバルセロナを破り自力で突破を決めることができなかったトッテナムだが、PSVのアシストによって2年連続での決勝トーナメント進出を決めた。
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