宇賀神スーパー弾の浦和が12年ぶり7度目V 仙台破りACL権獲得《天皇杯》
2018.12.09 20:00 Sun
▽今年最後の国内主要タイトルとなる第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が9日に埼玉スタジアム2002で開催。1-0でベガルタ仙台を退けた浦和レッズが優勝で飾り、来シーズンのACL出場権を獲得した。
▽12年ぶり7度目の制覇を狙う浦和は、準決勝で負傷した興梠や武藤、青木が無事先発。一方、その準決勝で決勝ゴールのマウリシオがメンバーから外れた。
▽初の決勝進出となる仙台は、矢島と関口がベンチスタートとなり、ジャーメイン良を先発に起用。そのほか、出場停止明けの奥埜がスタメン復帰した。
▽注目の立ち上がり、攻勢に出たのは初タイトルに期待がかかる仙台。冴え渡った攻守の切り替えから浦和のゴール前にボールを送り続け、過去12度の対戦で一度も勝ちのない埼玉スタジアム2002で良い入りを見せる。
▽だが、凌ぎ切った浦和が均衡を破る。13分、柏木が右CKを短く繋ぐと、長澤がクロスを上げ、大きく浮き上がったクリアボールに鋭く反応した宇賀神が右足ダイレクト。これが勢いよくゴールマウスに突き刺さった。
▽後半の巻き返しを狙う仙台はその立ち上がりからチーム全体を押し上げて反撃を試みる。だが、浦和もメリハリのある攻守を徹底。ボール奪取から少ないパス数で武藤がシュートを放つなど、流れを渡さない。
▽その浦和は柏木から柴戸に交代後の65分、バイタルエリア右の武藤が上げた浮き球パスから興梠が左足ボレー。ボールの主導権こそ握った仙台だが、思うような崩しができず、フィニッシュワークに持ち込めない。
▽だが、ジャーメイン良と古林に代えて阿部拓馬と関口を投入した仙台は65分から67分にかけて連続のビッグチャンス。阿部拓馬や野津田がそれぞれボックス内からフィニッシュに持ち込むが、いずれもゴールに繋がらない。
▽その後も前がかる仙台は80分に最後の交代カードで椎橋を下げて矢島をピッチへ。81分にはバイタルエリア右で獲得したFKから野津田が直接狙ったシュートがゴールマウス右に飛ぶが、ここもGK西川にセーブされる。
▽結局、残る交代カードを使いながら時間を進めた浦和が最後まで試合の主導権を握り続け、仙台を完封。オズワルド・オリヴェイラ体制発足初年度にして天皇杯優勝を成し遂げ、2年ぶりのACL出場権を手中に収めた。
▽12年ぶり7度目の制覇を狙う浦和は、準決勝で負傷した興梠や武藤、青木が無事先発。一方、その準決勝で決勝ゴールのマウリシオがメンバーから外れた。
▽注目の立ち上がり、攻勢に出たのは初タイトルに期待がかかる仙台。冴え渡った攻守の切り替えから浦和のゴール前にボールを送り続け、過去12度の対戦で一度も勝ちのない埼玉スタジアム2002で良い入りを見せる。
▽だが、凌ぎ切った浦和が均衡を破る。13分、柏木が右CKを短く繋ぐと、長澤がクロスを上げ、大きく浮き上がったクリアボールに鋭く反応した宇賀神が右足ダイレクト。これが勢いよくゴールマウスに突き刺さった。
▽押し気味に進めながらスーパーな一発を許した仙台は、守勢を強いられ始めるが、26分に同点機。パス交換でバイタルエリア右に侵攻した野津田が左足でゴールを狙うと、これが枠に飛ぶが、GK西川の好守に遭った。
▽後半の巻き返しを狙う仙台はその立ち上がりからチーム全体を押し上げて反撃を試みる。だが、浦和もメリハリのある攻守を徹底。ボール奪取から少ないパス数で武藤がシュートを放つなど、流れを渡さない。
▽その浦和は柏木から柴戸に交代後の65分、バイタルエリア右の武藤が上げた浮き球パスから興梠が左足ボレー。ボールの主導権こそ握った仙台だが、思うような崩しができず、フィニッシュワークに持ち込めない。
▽だが、ジャーメイン良と古林に代えて阿部拓馬と関口を投入した仙台は65分から67分にかけて連続のビッグチャンス。阿部拓馬や野津田がそれぞれボックス内からフィニッシュに持ち込むが、いずれもゴールに繋がらない。
▽その後も前がかる仙台は80分に最後の交代カードで椎橋を下げて矢島をピッチへ。81分にはバイタルエリア右で獲得したFKから野津田が直接狙ったシュートがゴールマウス右に飛ぶが、ここもGK西川にセーブされる。
▽結局、残る交代カードを使いながら時間を進めた浦和が最後まで試合の主導権を握り続け、仙台を完封。オズワルド・オリヴェイラ体制発足初年度にして天皇杯優勝を成し遂げ、2年ぶりのACL出場権を手中に収めた。
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