【ブンデス第14節プレビュー】レヴィア・ダービー開催、久保がバイエルンと対戦

2018.12.07 17:00 Fri
Getty Images
▽前節は首位ドルトムント(勝ち点33)と4位バイエルン(勝ち点24)が順当に勝利し、ライプツィヒが2位ボルシアMG(勝ち点26)との上位対決を制した。そして大迫がバイエルン相手に今季3ゴール目を記録している。迎える第14節、土曜にシャルケvsドルトムントのレヴィア・ダービーが開催される。

▽前節フライブルク戦をロイスのPK弾と試合終了間際のアルカセル弾で2-0と辛勝してリーグ戦4連勝としたドルトムント。火曜にチャンピオンズリーグ(CL)のモナコ戦を控えるが、勝利した上でアトレティコ・マドリーがクラブ・ブルージュに勝利を逃すことが逆転での首位通過の条件なため、ダービーに勢力を傾けたい状況だ。昨季は壮絶な4-4の打ち合いを演じたダービーだが、12位と低調なシーズンを送っているシャルケ(勝ち点14)を下して更なる首位固めとなるか。
▽バイエルンは前節ブレーメン戦をニャブリの古巣に対するドッペルパックで逃げ切り勝利を飾り、リーグ戦4試合ぶりの勝利を手にした。そのバイエルンは久保の15位ニュルンベルク(勝ち点11)とホームで対戦する。水曜には首位通過を懸けたCLアヤックス戦を控えるが、リーグ戦2連勝としてドルトムントを追走できるか。

▽一方、前節レバークーゼン戦で2試合連続スタメンとなった久保は、水溜まりのピッチにも苦しんで見せ場を作ることができなかった。バイエルン相手に出場のチャンスがあった際には大迫に続くゴールを狙いたい。

▽今節は大迫と宇佐美の日本人対決が金曜に開催される。前節バイエルン戦で今季3ゴール目を記録した大迫だがチームは1-2と敗戦し、9位に後退した。5試合勝利がない中、今節こそは大迫のゴールで勝利を取り戻して浮上のキッカケを掴みたい。
▽対する宇佐美は前節マインツ戦で4試合ぶりに先発を外れた中、終盤に出場したものの大きな見せ場を作ることはできなかった。そんな中でチームも敗れて最下位に沈んでいる状況だが、大迫の前でゴールを決めて最下位からの脱出を狙う。

▽ヴォルフスブルクに1-2と競り負けて8試合ぶりの黒星を喫し、2位浮上のチャンスを逸した5位フランクフルト(勝ち点23)は、7位ヘルタ・ベルリン(勝ち点20)とのアウェイ戦に臨む。ヴォルフスブルク戦ではカウンターを狙われて攻守に良さを出せなかったフランクフルトだが、長谷部は守備を修正してチームに勝利を取り戻させることができるか。

▽最後に原口と浅野が所属する17位ハノーファー(勝ち点9)は、10位マインツ(勝ち点18)とのアウェイ戦に臨む。古巣対決となった前節ヘルタ戦では原口が途中出場となった中、見せ場を作れずチームを敗戦から救うことはできなかった。いよいよ降格圏に沈んでしまった中、原口と浅野はチームを勝利に導くゴールで貢献したい。

◆ブンデスリーガ第14節
▽12/7(金)
《28:30》
ブレーメン vs デュッセルドルフ

▽12/8(土)
《23:30》
ヴォルフスブルク vs ホッフェンハイム
フライブルク vs ライプツィヒ
バイエルン vs ニュルンベルク
レバークーゼン vs アウグスブルク
シャルケ vs ドルトムント
《26:30》
ヘルタ・ベルリン vs フランクフルト

▽12/9(日)
《23:30》
マインツ vs ハノーファー
《26:00》
ボルシアMG vs シュツットガルト
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