京都、J監督初挑戦の中田一三を新監督に招へい! ゲルト・エンゲルスコーチ就任も発表

2018.12.06 18:22 Thu
▽京都サンガF.C.は6日、中田一三氏(45)の新監督就任およびゲルト・エンゲルス氏(61)のコーチ就任を発表した。

▽今季、京都は布部陽功氏、ボスコ・ジュロヴスキー氏が指揮官を務めるも、シーズン序盤戦からの不振を立て直せず、クラブ史上ワーストの19位で明治安田生命J2リーグを終えた。
▽そして、この度新指揮官に指名されたのは、四日市中央工業高校時代に中西永輔氏や小倉隆史氏と共に“四中工三羽烏”と評され、全国高等学校サッカー選手権大会優勝に貢献し、横浜フリューゲルス、アビスパ福岡、ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉・市原)などで活躍した中田氏となった。

▽2004年のヴァンフォーレ甲府退団後に現役を引退した中田氏は、2007年に三重県サッカーリーグ1部チームの伊勢ペルソナFC(現ISE YAMATO FC)で指導者としてのキャリアをスタート。その後、2013年からFC.ISE-SHIMAを率い、東海リーグ1部昇格に導いた。

▽一方、ドイツ人指揮官のエンゲルス氏は横浜フリューゲルスのコーチとしてJリーグでの指導キャリアをスタートすると、以降はジェフユナイテッド市原、浦和レッズのコーチを歴任。その後、2018年からヴィッセル神戸のヘッドコーチを務めていた。なお、 京都では2000年6月から2003年6月まで監督を務めており、16年ぶりの古巣復帰となる。
▽中田新監督とエンゲルス氏の就任コメントは以下の通り。

◆中田一三新監督
「「私に何ができるのだろう?私は何をすればよいのだろう?」京都サンガF.C.の監督の話をいただいてからずっと考えていることです。観る人を感動させ勇気と希望を与えるサッカーの世界において、選手を支える無二の仲間であるクラブと情熱的なサポーターとが激高する姿を見て涙が溢れ出てきました。「人と人とを繋ぎ豊かな気持ちになり、身近で大好きなサッカーの世界で現在起こっている悲しい現実」に触れた瞬間でした。私は幼少期からヤンチャで、勝利の為にはなりふり構わないプレーで退場処分を受けることもありました。それは間違った考え方であり自分の弱さだったと今は反省しています。そして私はJリーグ監督経験がありません。しかしアマチュア(育成)の世界はプロの世界の基礎であることを知っています。全てのプロ選手はアマチュア出身であり現在のプロ選手が以前の私の様に、弱さゆえに自らの能力が適正に発揮されていないことに悩み苦しんでいることも知っています」

「私が京都サンガF.C.で伝えられることは、「常に強くあり続けるクラブを創るには、クラブに関わる我々一人ひとりが学び・成長し続けることでのみ叶えられる」。そのあるべき姿勢を私はアマチュアの世界で確かめてきました。「サッカーの力×つながりの力→学び・成長を続ける」ことによって、「京都サンガF.C.を京都やクラブの歴史にふさわしく、魅力的で強いクラブへと創り上げる」。それは関わる全ての人の願いであり、その仲間となり一助となることを私は選択させていただきました。監督として私の全てを捧げることをここに誓い監督就任のあいさつとさせて頂きます」

◆ゲルト・エンゲルス
「2019シーズンより京都サンガF.C.のコーチに就任するゲルト・エンゲルスです。また京都に戻ってくることが出来て、そして京都の地で新たな挑戦をすることが出来て、とても嬉しいです。ファン・サポーターの皆様、私たちと一緒に強い京都を作りましょう」
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