トッティ氏、インテル戦でのVAR不使用判定を糾弾 「VAR担当があれを見逃すことは許されない」
2018.12.03 14:00 Mon
▽ローマでディレクター職を務める元イタリア代表FWのフランチェスコ・トッティ氏が2日に行われたセリエA第14節のインテル戦でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)不使用に関する審判団の裁定を糾弾した。クラブ公式サイトがイル・プリンチペのコメントを伝えた。
▽現在、7位に低迷する崖っぷちのローマは3位のインテルをホームに迎えた。試合は互いに決定機を作り合う一進一退の攻防となった中、インテルが37分にFWケイタ・バルデのゴールで先制。迎えた後半、ローマはMFジェンギズ・ウンデルのゴールで追いつくも66分にはFWマウロ・イカルディに再び勝ち越しゴールを許す。それでも、74分にはDFアレクサンダル・コラロフのPKで追いつき試合は2-2のドローに終わった。
▽同試合ではローマの2点目のゴールとなったコラロフのPKに関してVARによる検証の結果、MFマルセロ・ブロゾビッチのボックス内でのPKが与えられた。その一方で、インテルの先制点が決まる直前にはMFニコロ・ザニオーロがボックス内でDFダニーロ・ダンブロージオに足をかけられて倒される場面があったものの、主審のジャンルカ・ロッキ氏は微妙なプレーにも関わらず、VARによる検証を行っていなかった。
▽この判定に関してトッティ氏は審判団の裁定を糾弾している。
「それ(VAR)について話すことはすべてを解決するものではない。同時にそれを説明しようとすることも役に立たない」
「彼らは何のためにいるんだ? 彼らをここに呼んで理由を説明してもらったらどうだ? VARはピッチ内の審判が見逃したプレーを再度、正確に確認するために導入されたものだ。今回の一件は明らかなものだった。ジャンルカ・ロッキが見逃すのは仕方がないとしてもVAR担当があれを見逃すことは許されない」
▽現在、7位に低迷する崖っぷちのローマは3位のインテルをホームに迎えた。試合は互いに決定機を作り合う一進一退の攻防となった中、インテルが37分にFWケイタ・バルデのゴールで先制。迎えた後半、ローマはMFジェンギズ・ウンデルのゴールで追いつくも66分にはFWマウロ・イカルディに再び勝ち越しゴールを許す。それでも、74分にはDFアレクサンダル・コラロフのPKで追いつき試合は2-2のドローに終わった。
▽この判定に関してトッティ氏は審判団の裁定を糾弾している。
「それ(VAR)について話すことはすべてを解決するものではない。同時にそれを説明しようとすることも役に立たない」
「誰もが何が起きたのかを目にしている。なぜあのようなファウルにVAR担当者が気付かないんだ。恥ずべきことだ。スタジアムにいた全員が見ていたし、もっと小さい画面でも見えた」
「彼らは何のためにいるんだ? 彼らをここに呼んで理由を説明してもらったらどうだ? VARはピッチ内の審判が見逃したプレーを再度、正確に確認するために導入されたものだ。今回の一件は明らかなものだった。ジャンルカ・ロッキが見逃すのは仕方がないとしてもVAR担当があれを見逃すことは許されない」
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