初来日ドログバに約1000人のファンが熱狂! 元同僚・鳥栖FWトーレスの活躍もチェック済み「大事な試合で結果を出す」
2018.11.26 21:20 Mon
▽現役時代にはチェルシーなどで活躍し、先日現役を引退した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが来日。都内で「横浜ゴム・チェルシーFC ファンイベント」にゲスト出演した。
▽イベントでは、ドログバのチェルシー時代の活躍をまとめた映像などが流され、ドログバは当時の秘話やチェルシーについてトークショーを実施。チャンピオンズリーグ制覇の思いなどを語った。
▽また、チェルシー時代に2トップを組んだ経験もあるサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスについてもコメント。横浜F・マリノス戦での決勝ゴールも把握しており、「素晴らしいチームメートだ。つい数日前、彼はサガン鳥栖の残留に向け、非常に大事な値千金の決勝ゴールを決めた。素晴らしいストライカーというのは、大事な試合で結果を出す。彼もそういう偉大なストライカーだと思うし、非常に人としても素晴らしく、チェルシーにもっと長く居てくれればと思う。一緒にチャンピオンズリーグを獲れたということは良かった」と語った。
▽イベントの最後には、集まったファンと共にセルフィー(自撮り)を行い、そのまま壇上から降りて突然サインを行うなど、ファンサービスで会場を大いに沸かせた。
▽報道陣の囲み取材でのドログバのコメントは以下の通り。
「今回横浜ゴム、およびチェルシーのグローバルアンバサダーとして、日本にやってきました。横浜ゴムは、チェルシーと2015年に公式スポンサーシップを締結しました。それ以来、クラブとしてはリーグ優勝1回、FAカップ優勝1回を果たしている。今回はチェルシーの活躍を日本の皆様にお伝えしに来ました」
「初来日ということで、オフが1日あった。色々なところを歩いて観光を楽しんだ。ファンと会うこともできた。礼儀正しく、みんな敬意を持って接してくれることを感じた」
「伝統を重んじる日本の文化というのは、アフリカに通ずるものがある。アフリカでは敬意を払い、人を敬う気持ちを大事にしている。必ずまた戻ってきたいなと思う」
──チェルシーは2019年夏に来日することを発表しました。チェルシーが日本でプレーすることの意義は
「チェルシーのクラブにとっても選手にとっても、素晴らしい機会になると思う。日本にきて、サッカーファン、プレミアファンのみなさんに会うことができるし、日本の文化に触れる機会になるだろう」
「私も日本に今回24時間滞在しているが、日本の様々なレストランやショッピングをして満喫している。また、ファンと遭遇し交流もした。そういった経験を選手たちにも楽しんでもらいたいと思うと共に、横浜ゴムとのパートナーシップをさらに強固なものにしたい」
「このパートナーシップは共有する価値観が元になっている。より成長するために努力を惜しまないということ、一生懸命精進するということだ。チェルシーは多くのタイトルを獲得しているが、さらなる成功、発展に繋がっていくように横浜ゴムと頑張って行きたい。皆さんも是非応援して下さい」
──先日現役引退を発表されましたが、これまでのサッカー人生を振り返って
「自分のキャリアを振り返った時、2通りの振り返り方がある。1つ目は選手として様々なリーグでプレーできたことを非常に楽しむことができた。それぞれのリーグで、私なりのインパクト、爪痕を残せたと思う。選手としての活動はとても満足している。フランス、イギリス、中国、トルコ、アメリカでも良いキャリアを送れた」
「もう1通りは、1人の人間として世界各国に行くことができ、新しい文化に触れることができたことが素晴らしい体験だったと思う。違う文化に触れることで、文化が違ってもお互いに受け入れるということの大切さを痛感しましたし、私にとっては非常に大事にしていきたい部分だ。私は自分のことを“マン・オブ・ザ・ワールド”、世界を象徴できる人間と言えるでしょう」
──チェルシーでのベストマッチやベストゴールは
「非常に難しい質問だ。ベストマッチは、チャンピオンズリーグのナポリ戦だ。アウェイで3-1で負けていたが、そこから挽回しなくてはいけない試合だった。ホームでの雰囲気は最高で、テンポの早い試合だった。息をつく暇もない試合だったと覚えている。それがベストゲームだと思う」
「ゴールもたくさんあり、難しいが、最も大事なゴールという点においてはチャンピオンズリーグの決勝での得点だろう。それまで負けていたが、試合終了間際に同点ゴールを決めたことで試合を続けることができた。そして、結果的に勝ちにつながった。それが非常に大事なゴールだと思う」
──プレミアリーグではいかがですか?
「エミレーツ・スタジアムでのアーセナル戦で獲ったゴールだ。アシュリー・コールからのクロスに合わせて決めたゴールだ(2009-10シーズン)。ポストに当たったゴール。みんなが語ってくれるゴールではないが、自分では凄く上手く入れることができたゴールだと思う」
──チェルシーはトッテナムに敗れ今季初黒星となった。今季のチェルシーをどう見ているか
「非常に好調なスタートを切ったと思う。週末にスパーズに負けたが、いつかは負けるものだ。ダービーで負けたことはとても悔しい。チームがここから立ち直り、勝ち続けることを願っている」
「1番の目標はプレミアリーグを勝つことだ。優勝することを毎シーズン目標に戦っている。その点に関しては、良いシーズンのスタートを切ったと思う」
──ブラジル・ワールドカップで対戦した日本代表のMF本田圭佑が選手をやりながらカンボジア代表監督をしている。代表やチェルシーで監督をする考えはあるか
「コーチになる資格が必要なわけで、今はそのライセンスを持っていない。引退して最初の仕事として、チェルシーと横浜ゴムの親善大使として活動している。今の仕事に満足している」
「この仕事が落ち着いたら、自分の進路についてじっくり考えたい。自分に合うものを選ぶことになる。監督やコーチをすると決めたならば、成功するためにあらゆる努力をしたい。そうでない道を選んだとしても同じだ」
──ブラジル・ワールドカップで対戦したと思うが、日本サッカーの印象は
「日本代表と2014年に対戦した。今年のワールドカップのコロンビア代表戦をテレビで観た。非常にチームとしても成長していることを自分の目で確認した。4年前よりも確実に成長し、上手くなってワールドカップに戻ってきたなという印象だった」
「コロンビア戦も4年前の自分たちの試合も同じような展開だった。1-0で勝っていて、4年前は逆転されたが、今回はコロンビアに逆転されること無く勝ち切ることができたということで、チームとして成長していると思う」
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▽ドログバは、横浜ゴムのアンバサダーを務めており、今回はFAカップのトロフィーと共に登場。約1000人のファンと交流した。(C)CWS Brains,LTD.
▽また、チェルシー時代に2トップを組んだ経験もあるサガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスについてもコメント。横浜F・マリノス戦での決勝ゴールも把握しており、「素晴らしいチームメートだ。つい数日前、彼はサガン鳥栖の残留に向け、非常に大事な値千金の決勝ゴールを決めた。素晴らしいストライカーというのは、大事な試合で結果を出す。彼もそういう偉大なストライカーだと思うし、非常に人としても素晴らしく、チェルシーにもっと長く居てくれればと思う。一緒にチャンピオンズリーグを獲れたということは良かった」と語った。
▽イベントの最後には、集まったファンと共にセルフィー(自撮り)を行い、そのまま壇上から降りて突然サインを行うなど、ファンサービスで会場を大いに沸かせた。
(C)CWS Brains,LTD.
▽報道陣の囲み取材でのドログバのコメントは以下の通り。
(C)CWS Brains,LTD.
──ようこそ。今回日本に来た目的を教えて下さい「今回横浜ゴム、およびチェルシーのグローバルアンバサダーとして、日本にやってきました。横浜ゴムは、チェルシーと2015年に公式スポンサーシップを締結しました。それ以来、クラブとしてはリーグ優勝1回、FAカップ優勝1回を果たしている。今回はチェルシーの活躍を日本の皆様にお伝えしに来ました」
──日本の印象は
「初来日ということで、オフが1日あった。色々なところを歩いて観光を楽しんだ。ファンと会うこともできた。礼儀正しく、みんな敬意を持って接してくれることを感じた」
「伝統を重んじる日本の文化というのは、アフリカに通ずるものがある。アフリカでは敬意を払い、人を敬う気持ちを大事にしている。必ずまた戻ってきたいなと思う」
──チェルシーは2019年夏に来日することを発表しました。チェルシーが日本でプレーすることの意義は
「チェルシーのクラブにとっても選手にとっても、素晴らしい機会になると思う。日本にきて、サッカーファン、プレミアファンのみなさんに会うことができるし、日本の文化に触れる機会になるだろう」
「私も日本に今回24時間滞在しているが、日本の様々なレストランやショッピングをして満喫している。また、ファンと遭遇し交流もした。そういった経験を選手たちにも楽しんでもらいたいと思うと共に、横浜ゴムとのパートナーシップをさらに強固なものにしたい」
「このパートナーシップは共有する価値観が元になっている。より成長するために努力を惜しまないということ、一生懸命精進するということだ。チェルシーは多くのタイトルを獲得しているが、さらなる成功、発展に繋がっていくように横浜ゴムと頑張って行きたい。皆さんも是非応援して下さい」
──先日現役引退を発表されましたが、これまでのサッカー人生を振り返って
「自分のキャリアを振り返った時、2通りの振り返り方がある。1つ目は選手として様々なリーグでプレーできたことを非常に楽しむことができた。それぞれのリーグで、私なりのインパクト、爪痕を残せたと思う。選手としての活動はとても満足している。フランス、イギリス、中国、トルコ、アメリカでも良いキャリアを送れた」
「もう1通りは、1人の人間として世界各国に行くことができ、新しい文化に触れることができたことが素晴らしい体験だったと思う。違う文化に触れることで、文化が違ってもお互いに受け入れるということの大切さを痛感しましたし、私にとっては非常に大事にしていきたい部分だ。私は自分のことを“マン・オブ・ザ・ワールド”、世界を象徴できる人間と言えるでしょう」
──チェルシーでのベストマッチやベストゴールは
「非常に難しい質問だ。ベストマッチは、チャンピオンズリーグのナポリ戦だ。アウェイで3-1で負けていたが、そこから挽回しなくてはいけない試合だった。ホームでの雰囲気は最高で、テンポの早い試合だった。息をつく暇もない試合だったと覚えている。それがベストゲームだと思う」
「ゴールもたくさんあり、難しいが、最も大事なゴールという点においてはチャンピオンズリーグの決勝での得点だろう。それまで負けていたが、試合終了間際に同点ゴールを決めたことで試合を続けることができた。そして、結果的に勝ちにつながった。それが非常に大事なゴールだと思う」
──プレミアリーグではいかがですか?
「エミレーツ・スタジアムでのアーセナル戦で獲ったゴールだ。アシュリー・コールからのクロスに合わせて決めたゴールだ(2009-10シーズン)。ポストに当たったゴール。みんなが語ってくれるゴールではないが、自分では凄く上手く入れることができたゴールだと思う」
──チェルシーはトッテナムに敗れ今季初黒星となった。今季のチェルシーをどう見ているか
「非常に好調なスタートを切ったと思う。週末にスパーズに負けたが、いつかは負けるものだ。ダービーで負けたことはとても悔しい。チームがここから立ち直り、勝ち続けることを願っている」
「1番の目標はプレミアリーグを勝つことだ。優勝することを毎シーズン目標に戦っている。その点に関しては、良いシーズンのスタートを切ったと思う」
──ブラジル・ワールドカップで対戦した日本代表のMF本田圭佑が選手をやりながらカンボジア代表監督をしている。代表やチェルシーで監督をする考えはあるか
「コーチになる資格が必要なわけで、今はそのライセンスを持っていない。引退して最初の仕事として、チェルシーと横浜ゴムの親善大使として活動している。今の仕事に満足している」
「この仕事が落ち着いたら、自分の進路についてじっくり考えたい。自分に合うものを選ぶことになる。監督やコーチをすると決めたならば、成功するためにあらゆる努力をしたい。そうでない道を選んだとしても同じだ」
──ブラジル・ワールドカップで対戦したと思うが、日本サッカーの印象は
「日本代表と2014年に対戦した。今年のワールドカップのコロンビア代表戦をテレビで観た。非常にチームとしても成長していることを自分の目で確認した。4年前よりも確実に成長し、上手くなってワールドカップに戻ってきたなという印象だった」
「コロンビア戦も4年前の自分たちの試合も同じような展開だった。1-0で勝っていて、4年前は逆転されたが、今回はコロンビアに逆転されること無く勝ち切ることができたということで、チームとして成長していると思う」
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