金崎&トーレス弾で横浜FMに逆転の鳥栖が残留に向けて大きな勝ち点3! 最終節鹿島との敵地での大一番へ《J1》
2018.11.24 16:28 Sat
▽明治安田生命J1リーグ第33節のサガン鳥栖vs横浜F・マリノスが24日にベストアメニティスタジアムで行われ、ホームの鳥栖が2-1で勝利した。
▽残留圏内ギリギリの15位鳥栖(勝ち点37)と自力での残留に向けてあと勝ち点1が必要な11位横浜FM(勝ち点41)によるJ1残留を懸けた重要な一戦。
▽金明輝監督就任後、2勝1分けと調子を上げている鳥栖は前節のヴィッセル神戸戦から先発3人を変更。三丸、原川、金崎に代えて安在、小野、趙東建を起用した。対する横浜FMは公式戦未勝利を4試合でストップしたV・ファーレン長崎戦から先発1人を変更。日本代表デビュー戦でゴールを記録した山中がメンバー外となり、イッペイ・シノヅカが左サイドバックに入った。
▽より勝ち点3が求められるホームの鳥栖が勢いを持って試合に入った中、6分には右サイドで福田が上げたクロスをファーで収めたフェルナンド・トーレスがカットインからシュートを狙うが、これは相手のブロックに遭う。すると、直後の9分には横浜FMがロングカウンターから圧巻の仕掛けを見せた仲川にチャンスも、ここはDF3枚に囲まれてさすがにシュートまでは持ち込めない。
▽時間の経過と共に膠着状態に陥るが、前半半ばを過ぎて横浜FMに先制点が生まれる。29分、相手陣内右サイドでボールを持った仲川がボックス右に走り込む大津へ丁寧なスルーパスを送ると、大津が滑り込みながらダイレクトで折り返したボールを中央の伊藤が冷静にゴール左へ流し込んだ。
▽迎えた後半は立ち上がりからオープンな展開に。まずは48分、横浜FMが天野の右CKをゴール前の伊藤がドンピシャのタイミングで頭で合わす。しかし、この至近距離からのシュートはGK権田のビッグセーブに遭う。さらにこぼれ球に遠藤が反応も再び日本代表GKのビッグセーブに阻まれた。その直後には鳥栖がセットプレーからボックス中央に抜け出した高橋祐が強烈な左足シュートを放つが、今度は横浜FMの守護神・飯倉がこちらもビッグセーブを見せた。
▽何とか追いつきたい鳥栖は53分、趙東建を下げて切り札の金崎を投入。だが、なかなか決定機を作れずにイライラを募らせると、古巣対戦の小野が松原との競り合いで足を蹴るようなプレーでイエローカードを受けるなど、厳しい状況が続く。
▽それでも、69分にはボックス右の福田のクロスがDFイッペイ・シノヅカのハンドを誘い、PKを獲得。これをキッカーの金崎がゴール左に決めて71分に同点に追いつく。さらに攻勢をかけるホームチームは78分に相手陣内中央でルーズボールに反応した金崎が懸命に足を延ばしてワンタッチでトーレスに繋ぐと、ペナルティアーク付近で冷静にDFを外した元スペイン代表FWが右足の鋭いシュートをゴール左隅へ流し込み、ゲームキャプテンの一撃で試合を引っくり返した。
▽今季途中加入の大物ストライカー揃い踏みの活躍で逆転に成功した鳥栖はここから逃げ切り態勢に。対する横浜FMは自力での残留を決めるため、イッペイ・シノヅカ、松原の両サイドバックを下げてウーゴ・ヴィエイラ、久保をピッチに送り出す。
▽試合最終盤には横浜FMが押し込む展開となるが、GK権田を中心に粘り強く守り切った鳥栖が2-1で試合をクローズ。この結果、勝ち点を「40」に積み上げた鳥栖は自動降格を回避すると共に残留圏内の15位をキープ。ACL出場を目指す3位鹿島アントラーズとの最終節で引き分け以上の結果を収めれば、自力でのJ1残留を決められる状況となった。
▽残留圏内ギリギリの15位鳥栖(勝ち点37)と自力での残留に向けてあと勝ち点1が必要な11位横浜FM(勝ち点41)によるJ1残留を懸けた重要な一戦。
▽より勝ち点3が求められるホームの鳥栖が勢いを持って試合に入った中、6分には右サイドで福田が上げたクロスをファーで収めたフェルナンド・トーレスがカットインからシュートを狙うが、これは相手のブロックに遭う。すると、直後の9分には横浜FMがロングカウンターから圧巻の仕掛けを見せた仲川にチャンスも、ここはDF3枚に囲まれてさすがにシュートまでは持ち込めない。
▽時間の経過と共に膠着状態に陥るが、前半半ばを過ぎて横浜FMに先制点が生まれる。29分、相手陣内右サイドでボールを持った仲川がボックス右に走り込む大津へ丁寧なスルーパスを送ると、大津が滑り込みながらダイレクトで折り返したボールを中央の伊藤が冷静にゴール左へ流し込んだ。
▽後手の対応で痛恨の失点を喫した鳥栖はリスクを冒して反撃を開始。だが、セットプレー以外の局面でなかなか相手陣内深くまでボールを運ぶことができない。前半終了間際の45分には相手陣内左サイドで福田が入れたクロスをボックス内のトーレスが頭で合わすが、これを枠に飛ばすことはできなかった。
▽迎えた後半は立ち上がりからオープンな展開に。まずは48分、横浜FMが天野の右CKをゴール前の伊藤がドンピシャのタイミングで頭で合わす。しかし、この至近距離からのシュートはGK権田のビッグセーブに遭う。さらにこぼれ球に遠藤が反応も再び日本代表GKのビッグセーブに阻まれた。その直後には鳥栖がセットプレーからボックス中央に抜け出した高橋祐が強烈な左足シュートを放つが、今度は横浜FMの守護神・飯倉がこちらもビッグセーブを見せた。
▽何とか追いつきたい鳥栖は53分、趙東建を下げて切り札の金崎を投入。だが、なかなか決定機を作れずにイライラを募らせると、古巣対戦の小野が松原との競り合いで足を蹴るようなプレーでイエローカードを受けるなど、厳しい状況が続く。
▽それでも、69分にはボックス右の福田のクロスがDFイッペイ・シノヅカのハンドを誘い、PKを獲得。これをキッカーの金崎がゴール左に決めて71分に同点に追いつく。さらに攻勢をかけるホームチームは78分に相手陣内中央でルーズボールに反応した金崎が懸命に足を延ばしてワンタッチでトーレスに繋ぐと、ペナルティアーク付近で冷静にDFを外した元スペイン代表FWが右足の鋭いシュートをゴール左隅へ流し込み、ゲームキャプテンの一撃で試合を引っくり返した。
▽今季途中加入の大物ストライカー揃い踏みの活躍で逆転に成功した鳥栖はここから逃げ切り態勢に。対する横浜FMは自力での残留を決めるため、イッペイ・シノヅカ、松原の両サイドバックを下げてウーゴ・ヴィエイラ、久保をピッチに送り出す。
▽試合最終盤には横浜FMが押し込む展開となるが、GK権田を中心に粘り強く守り切った鳥栖が2-1で試合をクローズ。この結果、勝ち点を「40」に積み上げた鳥栖は自動降格を回避すると共に残留圏内の15位をキープ。ACL出場を目指す3位鹿島アントラーズとの最終節で引き分け以上の結果を収めれば、自力でのJ1残留を決められる状況となった。
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