【日本代表プレビュー】戦力を見極め、アジアカップへ繋がる戦いを《日本vsキルギス》
2018.11.20 12:10 Tue
▽日本代表は20日(火)、キリンチャレンジカップ2018でキルギス代表と対戦する。
▽森保体制の5戦目。来年1月に行われるアジアカップ前のラストマッチとなる大事な一戦は、新たな顔ぶれで臨むことになりそうだ。
▽コスタリカ代表戦(3-0)、パナマ代表戦(3-0)、ウルグアイ代表戦(4-3)と3連勝した森保ジャパンだが、16日(金)に行われたベネズエラ代表戦は1-1のドロー。選手バスの到着が遅れ、ウォーミングアップができないという不測の事態もあったが、4連勝を逃した。
◆戦力の見極めを
▽「より多くの選手にプレーしてもらうことと、プレーを見たいということで、選手を変更したいと思っています」と前日の会見で森保監督がコメント。アジアカップに向けた戦力チェックを行うことは間違いなさそうだ。
◆未開の地・中央アジアの新興勢力
▽しかし、近年は実力をつけており、過去199位まで落ちていたランキングも、2018年には最高で75位までランクアップ。そして、2019年のアジアカップに初出場することが決定している。
▽中央アジアといえば、ウズベキスタンやカザフスタンらは馴染み深いところだろうか。また、トルクメニスタン、タジキスタンと共に、キルギスは旧ソ連の一部であった。
▽球際が強く、守備が堅く、高さもあってこの技術もしっかりしている中央アジアの国々。アジアカップでは、ウズベキスタン、トルクメニスタンと日本は対戦するだけに、良い予行演習となるはずだ。
◆インパクトを残す新戦力は
▽初招集を受けたDF山中亮輔(横浜F・マリノス)や、アジア王者に輝いた鹿島アントラーズでポジションを掴んでいるMF三竿健斗もボランチの一角でレギュラーを狙っている。その他、経験者も含めてどの様なパフォーマンスを見せるのか。アジアカップへの礎となる戦いを見せてもらいたい。
★予想フォーメーション[4-2-3-1]
GK:権田修一
DF:室屋成、三浦弦太、槙野智章、山中亮輔
MF:守田英正、三竿健斗
MF:伊東純也、北川航也、原口元気
FW:杉本健勇
▽森保監督が示唆したとおり、ベネズエラ戦からは全選手を入れ替えると予想する。GKは東口順昭(ガンバ大阪)と権田修一(サガン鳥栖)の可能性があるが、権田と予想する。
▽最終ラインは、右からDF室屋成(FC東京)、DF三浦弦太(ガンバ大阪)、DF槙野智章(浦和レッズ)、DF山中亮輔と予想。センターバックに関しては、10月の2試合と逆のコンビを試せることは大きいはずだ。また、クラブでは特殊なプレーを求められている山中が日本代表でどの様なパフォーマンスを見せるかも注目だ。
▽ボランチは、前述の三竿に加え、MF守田英正(川崎フロンターレ)と予想する。若い2選手が組むであろうボランチ。守田は追加招集となったが、代表2キャップ目となれば、自身の持ち味を発揮して欲しいところだ。
▽2列目より前は、ベネズエラ戦で途中出場した面々と予想する。2列目はMF伊東純也(柏レイソル)、FW北川航也(清水エスパルス)、MF原口元気(ハノーファー)、そして1トップにFW杉本健勇(セレッソ大阪)と予想する。ベネズエラ戦では連係が合わず、チグハグなシーンも見られただけに、キルギス戦では好きパフォーマンスを見せてもらいたい。
◆アジアへ繋がる試合を
▽徐々に戦い方が見えた一方で、選手たちの間に明確な差が見え始めたことも事実。11人で全ての試合を戦うことは当然できず、来年9月からのカタール・ワールドカップ アジア予選に向けても戦力の底上げが必須となる。
▽しっかりと結果を残しながらも選手たちの力、戦い方を見極めることが求められる森保監督。試合中の采配を含め、2018年ラストマッチは注目だ。キルギス戦は20日(火)の19時20分にキックオフ予定だ。
▽森保体制の5戦目。来年1月に行われるアジアカップ前のラストマッチとなる大事な一戦は、新たな顔ぶれで臨むことになりそうだ。
◆戦力の見極めを
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▽アジアカップ前最後の実践となり、森保一監督に残された時間はもうない。ベネズエラ戦では主力組を見られる選手たちがプレーし、まずまずのプレー内容。一方で、途中出場の選手のパフォーマンスには不安もよぎった。▽「より多くの選手にプレーしてもらうことと、プレーを見たいということで、選手を変更したいと思っています」と前日の会見で森保監督がコメント。アジアカップに向けた戦力チェックを行うことは間違いなさそうだ。
▽また、「チームとして2チーム分以上の選手層を持って今後戦えるように」ともコメントしており、控え組の底上げも課題となっている。チーム戦術もある中で、どの選手がフィットするのか。また、違った能力でチームの戦力となれる選手を見極めたいところだろう。
◆未開の地・中央アジアの新興勢力
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▽対戦相手であるキルギス代表と聞いてもピンと来る方は少ないだろう。FIFAランキングは90位。ワールドカップの出場権は無く、アジア予選でも第1ラウンド、第2ラウンドで敗退する実力で、アジアカップにも出場したことはない。▽しかし、近年は実力をつけており、過去199位まで落ちていたランキングも、2018年には最高で75位までランクアップ。そして、2019年のアジアカップに初出場することが決定している。
▽中央アジアといえば、ウズベキスタンやカザフスタンらは馴染み深いところだろうか。また、トルクメニスタン、タジキスタンと共に、キルギスは旧ソ連の一部であった。
▽球際が強く、守備が堅く、高さもあってこの技術もしっかりしている中央アジアの国々。アジアカップでは、ウズベキスタン、トルクメニスタンと日本は対戦するだけに、良い予行演習となるはずだ。
◆インパクトを残す新戦力は
Getty Images
▽前述のとおり、ベネズエラ戦からは大幅な選手変更が見込まれる日本代表。総入れ替えの可能性もあり得るだろう。「まずはより多くの選手が誰とでも連携・連動できるように、1人でも多くの選手が絡んで選手層を厚くしたいと思っています」と語ったように、チームのスタイルを多くの選手に浸透させたい部分もあり、時間がない中では実戦でトライするしかない。▽初招集を受けたDF山中亮輔(横浜F・マリノス)や、アジア王者に輝いた鹿島アントラーズでポジションを掴んでいるMF三竿健斗もボランチの一角でレギュラーを狙っている。その他、経験者も含めてどの様なパフォーマンスを見せるのか。アジアカップへの礎となる戦いを見せてもらいたい。
★予想フォーメーション[4-2-3-1]
Getty Images
◆日本代表GK:権田修一
DF:室屋成、三浦弦太、槙野智章、山中亮輔
MF:守田英正、三竿健斗
MF:伊東純也、北川航也、原口元気
FW:杉本健勇
▽森保監督が示唆したとおり、ベネズエラ戦からは全選手を入れ替えると予想する。GKは東口順昭(ガンバ大阪)と権田修一(サガン鳥栖)の可能性があるが、権田と予想する。
▽最終ラインは、右からDF室屋成(FC東京)、DF三浦弦太(ガンバ大阪)、DF槙野智章(浦和レッズ)、DF山中亮輔と予想。センターバックに関しては、10月の2試合と逆のコンビを試せることは大きいはずだ。また、クラブでは特殊なプレーを求められている山中が日本代表でどの様なパフォーマンスを見せるかも注目だ。
▽ボランチは、前述の三竿に加え、MF守田英正(川崎フロンターレ)と予想する。若い2選手が組むであろうボランチ。守田は追加招集となったが、代表2キャップ目となれば、自身の持ち味を発揮して欲しいところだ。
▽2列目より前は、ベネズエラ戦で途中出場した面々と予想する。2列目はMF伊東純也(柏レイソル)、FW北川航也(清水エスパルス)、MF原口元気(ハノーファー)、そして1トップにFW杉本健勇(セレッソ大阪)と予想する。ベネズエラ戦では連係が合わず、チグハグなシーンも見られただけに、キルギス戦では好きパフォーマンスを見せてもらいたい。
◆アジアへ繋がる試合を
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▽2018年の代表活動はこの試合が最後。次は年明けのアジアカップとなる。これまでの4試合で、現時点での森保ジャパンの骨格は見えてきたが、チーム立ち上げの時期を考えれば、プラスの面が多いように感じる。▽徐々に戦い方が見えた一方で、選手たちの間に明確な差が見え始めたことも事実。11人で全ての試合を戦うことは当然できず、来年9月からのカタール・ワールドカップ アジア予選に向けても戦力の底上げが必須となる。
▽しっかりと結果を残しながらも選手たちの力、戦い方を見極めることが求められる森保監督。試合中の采配を含め、2018年ラストマッチは注目だ。キルギス戦は20日(火)の19時20分にキックオフ予定だ。
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