ベルルスコーニ氏、ミラン売却の影響嘆く「250万人のファンが私に反感を…」
2018.11.15 08:20 Thu
元ミランの名物会長として知られるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、自身が率いるフォルツァ・イタリア党のイベントに出席した際、古巣であるミランについて言及した。イタリアメディア『メディアセット』が11日、伝えている。
ベルルスコーニ氏は1986年2月から31年間にわたってミランのオーナーとして活躍。イタリア国内、ヨーロッパ、世界のタイトルを合わせて29個獲得するなど、ミランの黄金期を築いた。またアッリゴ・サッキ氏やファビオ・カペッロ氏を監督に迎えたことで、現代サッカーの発展にも寄与した人物として知られる。昨年4月にリー・ヨンホン氏率いる中国グループにチームを売却すると名誉職からも退き、ミランでの長いキャリアに終止符を打った。
だがベルルスコーニ氏からバトンを受けた中国グループはわずか1年ほどで財政難により退陣。今夏、米エリオット・ファンドによる新体制への移行を余儀なくされた。これについてベルルスコーニ氏は、自身も批判を受けたことを明かしている。
「クラブを託した相手が、私よりも有能ではなかったことが明らかになり、250万人のミランのファンが私に反感を抱いている。だが30年間以上もやってきて、あれ以上続けることはできなかった。おそらく今後も、私はサッカー界でより多くのトロフィーを獲得したクラブの会長として名を馳せるだろう」
なおベルルスコーニ氏は9月、ミラノ郊外に拠点を置くセリエCモンツァを買収。ミラン時代の右腕であるアドリアーノ・ガリアーニ氏とともにサッカークラブ経営に復帰した。指揮官にもミラン出身のクリスティアン・ブロッキを据えており、その動向は注目されている。
提供:goal.com
ベルルスコーニ氏は1986年2月から31年間にわたってミランのオーナーとして活躍。イタリア国内、ヨーロッパ、世界のタイトルを合わせて29個獲得するなど、ミランの黄金期を築いた。またアッリゴ・サッキ氏やファビオ・カペッロ氏を監督に迎えたことで、現代サッカーの発展にも寄与した人物として知られる。昨年4月にリー・ヨンホン氏率いる中国グループにチームを売却すると名誉職からも退き、ミランでの長いキャリアに終止符を打った。
だがベルルスコーニ氏からバトンを受けた中国グループはわずか1年ほどで財政難により退陣。今夏、米エリオット・ファンドによる新体制への移行を余儀なくされた。これについてベルルスコーニ氏は、自身も批判を受けたことを明かしている。
「クラブを託した相手が、私よりも有能ではなかったことが明らかになり、250万人のミランのファンが私に反感を抱いている。だが30年間以上もやってきて、あれ以上続けることはできなかった。おそらく今後も、私はサッカー界でより多くのトロフィーを獲得したクラブの会長として名を馳せるだろう」
なおベルルスコーニ氏は9月、ミラノ郊外に拠点を置くセリエCモンツァを買収。ミラン時代の右腕であるアドリアーノ・ガリアーニ氏とともにサッカークラブ経営に復帰した。指揮官にもミラン出身のクリスティアン・ブロッキを据えており、その動向は注目されている。
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