コロンビアでまたしても選手が標的に…プレーオフを逃した試合後に発砲されるも大事には至らず

2018.11.13 17:12 Tue
コロンビア・プリメーラAのデポルティーボ・カリに所属する選手が何者かから襲撃される事件が起きた。現地メディアの報道を『ロイター』が伝えた。

11日に行われた後期リーグ最終戦でデポルティーボ・カリは勝利したものの、10位に終わってプレーオフ進出を逃した。この試合の後、車で帰路についた昨シーズンまでスペインのスポルティング・ヒホンでプレーした同チームDFのフアン・キンテロに向かって何者かが発砲した模様。なんとかその場から脱出することに成功した同選手は、12日にこの件についての詳細を現地メディアに語った。

「兄弟を車に乗せてアパートまで車を運転していた。その時、誰かが車の窓をノックしているように感じて、外の様子を見たら僕に対して銃口が向いていた。できる限り速くアクセルを踏んでその場を立ち去ったけれど、彼らは発砲してきた。幸いにも銃弾はドアに当たっただけだった」

「なんでこのようなことが起きたか説明できない。フットボールはただのゲームだ。今日は僕が標的になったが、明日は別の選手になる可能性だってある。このようなことはあってはならない」

コロンビアでは、1994年のアメリカW杯でオウンゴールを決めたアンドレス・エスコバルが帰国後に殺害される事件が起きた。また、ロシア・ワールドカップでも日本代表戦で退場を命じられたカルロス・サンチェスへの脅迫や殺害予告がSNS上に投稿されるなど、フットボール選手を標的にした過激な行動が後を絶たない。


提供:goal.com
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