【ACLプレビュー】日本の王者がアジアの王者へ! アウェイ大観衆の前で20冠目を!《ペルセポリスvs鹿島》
2018.11.10 13:40 Sat
▽日本で最もタイトルを保持する常勝軍団・鹿島アントラーズがアジアの頂に立つまで90分──。初のアジア制覇に王手をかけた鹿島は10日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でペルセポリス(イラン)とアウェイで対戦する。
◆盤石の第1戦
▽悲願のアジア王者へ180分間の戦いを残した決勝。3万5千人を超える観客が集まる中、レオ・シルバ、セルジーニョのゴールで2-0と勝利。2点差を付け、アウェイゴールを許さない大きなアドバンテージを持って、残りの90分に挑む。
◆舞台は10万人収容の魔境
▽リターンマッチの舞台は、アウェイのアザディ・スタジアム。約8万人が収容できる大きなスタジアムに、現地の熱狂的なペルセポリスファンが押しかけることになる。
▽日本代表を経験している選手でさえ、10万人という規模は未経験。超アウェイの状況は想像に難くないが、日本で最も結果を残している鹿島であれば、怖気づくことはないだろう。
◆ペルセポリスは捨て身の姿勢
▽FWアリ・アリプル、FWゴッドウィン・メンシャの快足2トップは脅威となっており、第1戦でも危ないシーンを作られることは多かった。それでも、ACLを2度制しているGKクォン・スンテを中心に、DF昌子源、DFチョン・スンヒョンの体を張ったディフェンス、MF三竿健斗の中盤での守備に抑えこまれ、無得点で終えたが、ホームではより2トップのパワーが発揮されるはずだ。
▽また、GKアリ・レザ・ビランヴァンドも脅威になる。イラン代表の守護神でもあるビランヴァンドは、欧州でのプレーを臨む程の実力者。セービング能力の高さも特出しているが、第1戦でも見せた強肩はペルセポリスの武器となる。鹿島は攻めていても、しっかりとカウンターのケアをすることが重要となるだろう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆鹿島アントラーズ[4-4-2]
DF:西大伍、チョン・スンヒョン、昌子源、山本脩斗
MF:土居聖真、レオ・シルバ、三竿健斗、安部裕葵
FW:セルジーニョ、鈴木優磨
監督:大岩剛
▽2点のアドバンテージがある状態だが、第2戦も同じメンバーを並べると予想する。ACLで5戦連発中のセルジーニョと好連携を見せ、日本代表初招集を受けたFW鈴木優磨の2トップに期待。セルジーニョの6連発締めが期待される。その他、3度目の優勝に王手をかけているGKクォン・スンテら守備陣も安泰。しっかりと強さを見せて、アジア制覇に挑む。
【注目選手】
◆GKクォン・スンテ(鹿島アントラーズ)
◆FWアリ・アリプル(ペルセポリス)
◆盤石の第1戦
Getty Images
▽水原三星ブルーウィングス(韓国)との準決勝2試合を劇的な結末で終え、初の決勝の舞台に立った鹿島。ホームでの決勝第1戦は、大勢のファン・サポーターの前で盤石の試合を見せた。◆舞台は10万人収容の魔境
▽リターンマッチの舞台は、アウェイのアザディ・スタジアム。約8万人が収容できる大きなスタジアムに、現地の熱狂的なペルセポリスファンが押しかけることになる。
▽日本代表を経験している選手でさえ、10万人という規模は未経験。超アウェイの状況は想像に難くないが、日本で最も結果を残している鹿島であれば、怖気づくことはないだろう。
▽チームとしても、ACLを粘り強く勝ち上がってきたさなか、ターンオーバーを敷いたリーグ戦でもセレッソ大阪(1-0)、柏レイソル(3-2)と連勝。王者になるだけでは与えられない来シーズンのACL出場権を確保するために、チーム一丸となって戦い続けている。
◆ペルセポリスは捨て身の姿勢
Getty Images
▽アウェイで2-0と難しい結果で終わったペルセポリス。ホームでの一戦は、1点を奪えばわからない状況だけに、ゴールを目指して圧力をかけてくるだろう。▽FWアリ・アリプル、FWゴッドウィン・メンシャの快足2トップは脅威となっており、第1戦でも危ないシーンを作られることは多かった。それでも、ACLを2度制しているGKクォン・スンテを中心に、DF昌子源、DFチョン・スンヒョンの体を張ったディフェンス、MF三竿健斗の中盤での守備に抑えこまれ、無得点で終えたが、ホームではより2トップのパワーが発揮されるはずだ。
▽また、GKアリ・レザ・ビランヴァンドも脅威になる。イラン代表の守護神でもあるビランヴァンドは、欧州でのプレーを臨む程の実力者。セービング能力の高さも特出しているが、第1戦でも見せた強肩はペルセポリスの武器となる。鹿島は攻めていても、しっかりとカウンターのケアをすることが重要となるだろう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆鹿島アントラーズ[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:クォン・スンテDF:西大伍、チョン・スンヒョン、昌子源、山本脩斗
MF:土居聖真、レオ・シルバ、三竿健斗、安部裕葵
FW:セルジーニョ、鈴木優磨
監督:大岩剛
▽2点のアドバンテージがある状態だが、第2戦も同じメンバーを並べると予想する。ACLで5戦連発中のセルジーニョと好連携を見せ、日本代表初招集を受けたFW鈴木優磨の2トップに期待。セルジーニョの6連発締めが期待される。その他、3度目の優勝に王手をかけているGKクォン・スンテら守備陣も安泰。しっかりと強さを見せて、アジア制覇に挑む。
【注目選手】
◆GKクォン・スンテ(鹿島アントラーズ)
Getty Images
▽鹿島の注目選手は、自身3度目のACL制覇に挑む守護神GKクォン・スンテだ。2006年、2016年と全北現代モータースでACL制覇を経験。アジア制覇へのキーマンとして、2017年に鹿島へと移籍加入した。昨シーズンは悔しい思いをし、J1リーグでも準優勝。タイトル獲得には貢献できなかった。しかし、その期待に応えるチャンスがすぐそこに迫っている。自身3度目のアジア制覇へ。鹿島のゴールにカギをかければ初優勝が決まるだけに、クォン・スンテの活躍に期待せざるを得ない。◆FWアリ・アリプル(ペルセポリス)
Getty Images
▽ペルセポリスの注目選手は、昨シーズンのイランリーグ得点王であるイラン代表FWアリ・アリプルだ。GKアリ・レザ・ビランヴァンドも気になる所だが、その強肩からのスローを受ける2トップの一角に注目。第1戦では得点を奪えなかったが、今大会は5ゴールを記録。本拠地でしっかりとゴールを決め、逆転でのアジア制覇を目指す。
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