豪華過ぎ…スペイン代表の落選組イレブン2018.11.09 09:15 Fri

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▽他国からしてみれば、贅沢な悩み…。スペイン『マルカ』は、スペインサッカー連盟(RFEF)が8日に発表した同国代表メンバーの落選ベストイレブンを紹介した。

▽ルイス・エンリケ監督が率いるスペイン代表は、15日に行われるUEFAネーションズリーグでクロアチア代表と対戦。18日に国際親善試合として、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する。その代表戦に向けては、ルイス・エンリケ監督との不仲説が取り巻くDFジョルディ・アルバ(バルセロナ)が初のメンバー入りを果たした。

▽これを受け、『マルカ』は今回の落選組をピックアップ。「非常に強力なイレブン」と評して、招集外の主な11名によるベストイレブンを発表した。

◆スペイン代表の落選組イレブン
GK
イケル・カシージャス(ポルト/ポルトガル)

DF
アルバロ・オドリオソラ(レアル・マドリー)
ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリー)
マルク・バルトラ(ベティス)
マルコス・アロンソ(チェルシー/イングランド)

MF
パブロ・サラビア(セビージャ)
セルヒオ・カナレス(ベティス)
セスク・ファブレガス(チェルシー/イングランド)
フアン・マタ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

FW
パコ・アルカセル(ドルトムント/ドイツ)
ボルハ・イグレシアス(エスパニョール)
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年が明けてまた試合が始まる…/原ゆみこのマドリッド

「いつまでもクリスマス気分でいちゃいけないわよね」そんな風に私が反省していたのは元日の朝、大晦日まで練習している各チームの写真を見た時のことでした。いやあ、12月23日にラージョがレバンテに2-1と勝った第17節の試合をラストにリーガもparon(パロン/休止期間)に突入。選手たちもバケーションで三々五々、散ってしまったため、しばらくノンビリ過ごしていたんですけどね。ふと気づくとマドリッド勢5チームも30日にはもう活動を再開していたため、いよいよ自分も動かないといけないと思ったんですが、そこは日本人の性。ついつい大掃除やカウントダウン用のシャンパンや葡萄(スペインでは零時の鐘が鳴る間に12粒食べる)の用意などに追われてしまうことに。 まあ、そんなことはともかく、このバケーション期間はサッカー界も冬の市場での移籍や2018年回顧といった記事が多かったため、とりあえず、今回は私が先日、イニエスタのbodega(ボデガ/ワイナリー)を訪ねたお話からすることにしましょうか。そう、年内のリーガが終わる直前の週、知人に現在、ヴィッセル神戸でプレーするバルサとスペイン代表のレジェンドの生まれ故郷にあるボデガに連れて行ってもらえることになったんですが、いやあ、自分もワインは好きですし、日本でも手広く流通していると聞いて、前々から行ってみたかったんですけどね。 カスティージャ・ラ・マンチャ地方にあるフエンタビージャ村は少々、交通に難があって、いえ、車で移動できる人ならいいんですよ。マドリッドから最寄りの都市アルバセテまで電車で90分程なのはともかく、そこからボデガに着くには「2日に1本くらい(笑)」とガイドのお姉さんが言っていたローカルバスを探すか、タクシーで40分。とはいえ、彼女によると「先月もハネムーン中の日本人カップルがタクシーで来て、たまたま私の終業時間だったから、帰りはアルバセテまで送ってあげたわ」なんてラッキーな場合もあるようですけどね。 実際、車でもマドリッドから3時間と辿り着くのに苦労したら、やはりお土産のワインを買うだけでなく、醸造所やワインを寝かす樽が並んでいる地下貯蔵庫、イニエスタが寄付したユニフォームやトロフィー、メダルなどが並んでいるミニ博物館を回れるツアー(https://www.bodegainiesta.es/enoturismo/enoturismo-visita-bodega/ 要予約)をしない手はありません。ええ、その日もスペイン人観光客のグループが何組か、見学とワイン試飲、食事がセットになったコースを楽しんでいましたしね。いくら何でもボデガ正面のイニエスタ像の台に乗って写真を撮っていたのはちょっとどうかと思いましたが、私もワイン樽の1つに「Jony Niguz/ジョニー・ニゲス」のサインを発見。 ガイドに訊いてみたところ、「夏のW杯の間、イニエスタが電話してきて、兄のジョナタンがその辺を旅行中だから、ボデガを見せてあげてとサウールに頼まれた」とのことで、いやあ、あの大会では1度もプレー機会がないまま、スペインが16強で敗退して悔しい思いをしたアトレティコのカンテラーノ(ユース組織出身の選手)なんですけどね。地元のエルチェ(2部B)でプレーしている長兄もおいしいワインを買って帰れて良かったかと。ちなみにJリーグの日程が終わり、12月にはスペインに戻っていたイニエスタですが、まだこの冬はボデガに姿を見せていないそう。休暇中には必ず立ち寄るようですが、「スポーツ選手だから程々しか飲まないけど、彼もワイン好き」なんていうガイドの話を聞いたせいでしょうか、ついつい私もお手頃価格のボトルを購入してしまいましたよ。 まあ、ボデカの紹介はこの辺にして、そろそろマドリッド勢始動の様子をお伝えしていくことにすると。まずはクラブW杯3連覇を最後にお休みに入ったレアル・マドリーはバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でのダブルセッショからスタート。実は早々に悪いニュースが飛び込んできていて、いえ、アブダビへ行く前に1度は負傷が治っていたマリアーノなんですけどね。今度は坐骨神経痛で全治10日間となり、1年に1回しかない恒例のエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノでの公開練習、8000人のソシオ(協賛会員)をスタンドに集めた31日のセッションにも参加できないことに。 そちらではrondo(ロンド/中に選手が入ってボールを奪うゲーム)から始まって、partidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)、クロスからのシュートとファンが楽しめるメニューの練習の後、最後は選手たちがプレゼントのボールをスタンドに蹴り込んだり、サインや写真撮影に応じたりと盛り上がっていたようですが、何せ彼らにはどこよりも早く、新年3日午後9時30分(日本時間翌午前5時30分)から、延期されていた17節のビジャレアル戦がありますからね。 12月にカジェハ監督から、2011~14年にヘタフェを率いた後、アラブ首長国連邦や中国で経験を積んできたルイス・ガルシア監督に指揮官が変わった相手も現在、選手の放出や補強の調整に大忙し。まだ目立った変化はありませんが、確実にこのパロン中、18位の降格圏を脱出すべく色々、体制を整えてきたことでしょうし、鹿島アントラーズやアル・アインを軽く下したクラブW杯のような楽な試合は期待できないのはソラーリ監督もわかっているかと。 その上、彼らには週末、6日の日曜にもレアル・ソシエダとのホームゲームがあって、まあ単なる偶然ではありますが、こちらも年末にアシエル・ガイターノ監督を解任し、Bチーム担当だったイナモル・アルガシル監督を昇格させたばかり。彼は昨季も残り9節でエウセビオ監督(現ジローナ)がクビになった後、引き継いでチームを立て直した指導者ですが、これが2度目の就任後の初陣となれば、どんな手を打ってくるのか、なかなか予想は難しいところかと。何はともあれ、1試合少ない状態とはいえ、首位のバルサと勝ち点差8のマドリーですから、ここは連勝しておくに越したことはないのですが…。 そして年内2回の練習をマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でこなしたお隣さんの様子はというと。いやあ、実はパロン中の話題が多かったのはアトレティコの方で1つはこの冬の市場でのバイエルン緊急移籍の噂が発生したリュカ。うーん、当人がフィガロ紙でのインタビューで「マドリッドにいるのは悪くないけど、もし自分に興味のあるプロジェクトがあって明日、出ていかないといけないなら、考えるよ」なんて言っているのを読むと、昨夏のW杯の後には初めてのお子さんも生まれましたしね。「もっと家族を増やしたい。子供は絶対3人以上! 」というリュカとなれば、年棒300万ユーロ(約4億円)のアトレティコより、800万ユーロ(約10億円)のバイエルンとなるのは仕方ないかもしれないと思ったりもしたものですけどね。 どうやら筆頭株主のヒル・マリン氏が1月にバイエルンと話し合いを持つ予定で、「Lucas no puede salir en el mercado de invierno/ルーカス・ノー・プエデ・サリール・エン・エル・メルカードー・デ・インビエルノ(リュカが冬の市場で退団することはできない)」というはっきりした姿勢を見せているため、ヒザのケガからのリハビリ中の当人もパロン明けは普通にグラウンドに姿を現しているよう。どちらにしろ、年明け最初の日曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)からの上位決戦、2位のアトレティコに勝ち点差2で3位につけるセビージャとの大一番にはその彼を始め、同じく負傷中のフィリペ・ルイス、ヒメネスは間に合わず。今回、シメオネ監督はサウールではなく、本職右SBのファンフランを左SBとして準備させているようですが、折しも今季のチームはDF陣にケガが集中していますからね。せめてリュカも6月までは辛抱してもらいたいものです。 そしてもう1つの話題は28日に行われたゴディンの結婚式で、いえ、すでに子供もいる奥さんのソフィアさんと入籍は昨年6月に済ませていたんですけどね。今回は母国のウルグアイで盛大に式を挙げ、チームメートのグリーズマン、ファンフラン、コケ、アリアス、ヒメネスらがモンテビデオに駆けつけたとか。いやあ、丁度その当日、スペインはDia de Inocente/ディア・デ・イノセンテ(スペインのエイプリルフール)とあって、コケなどTVE(スペイン国営放送)のビックリカメラ風番組でまたしても騙された映像がオンエア。韓国製の最新マシンでファンション診断とか言われ、けったいなジャケットを着せられているって、もしや彼、この番組の常連になってしまった(http://www.rtve.es/alacarta/videos/gala-inocente-inocente/gala-inocente-inocente-2018-koke/4916219/)? その横で流れていたゴディンの結婚式の写真(https://www.marca.com/futbol/atletico/album/2018/12/27/5c24f186e5fdead13b8b4593.html)は壮麗で良かったんですが、参列したチームメート共々、元気で練習に戻って来てくれたのが何よりかと。攻撃陣では母国ブラジルで右足の中足骨のボルトを入れ直し、2月のCL再開まで帰らないジエゴ・コスタはともかく、レマルが復帰しましたしね。とりあえず、グリーズマン、コレア、カリニッチ辺りでFWは回していけそうなので、日曜のサンチェス・ピスファンでも打ち負けないといいですよね。 そして弟分チームの方も見ていくと、第18節でトップバッターを務めるのはレガネスで、金曜にエスパニョールのホームを訪ねます。土曜はラージョの番でこちらもバジャドリーとのアウェイ戦、日曜最後の試合でヘタフェがバルサをコリセウム・アルフォンソ・ペレスに迎えるんですが、いやあ、先日、マルカ(スポーツ紙)でリーガ20チームのまとめ記事が出ていたんですが、昨今はマドリーやアトレティコといったビッグクラブだけでなく、どこもpuerta cerrada(プエルタ・セラーダ/非公開)の練習が流行りのよう。 ええ、今のところ、ラージョだけは一般公開する日が多めなんですが、あのヘタフェでさえ、近頃はソシオしか入れないセッションがほとんどというのはあまりに悲しいかと。といっても1月中は日本代表に呼ばれ、アジアカップに参加するため、柴咲岳選手はいないんですけどね。今季から立派なシュダッド・デポルティーバ(練習場)でトレーニングしているレガネスもファンが入れるのは週1回程度と聞くと、私も時代の流れを感じるばかり。 それだけに貴重なのはこの2日、昨年中からマハダオンダの練習場周りを外から覗かれないよう、全面幕で覆ってしまったアトレティコがワンダ・メトロポリターノで実施する公開練習なんですが、実はこれ、有料なんですよ。ソシオ以外の一般のファンの見学は10ユーロ(約1300円)で、20ユーロ払うとスタジアムツアーもできるそうですが、セッションが正午からある関係で、ロッカールームやピッチに行けるのは午後4時以降って、ちょっと不親切かも。今の時期は特別にスタジアム内にミニスケートリンクや子供向けの遊び場を設けたりと工夫はしていますが…まあ、丁度その日マドリッドにいて時間のある方は覗いてみるのもいいかもしれませんね。<hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2019.01.01 22:30 Tue
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PSG会長、イスコ代理人&父親と会談か

▽パリ・サンジェルマン(PSG)が、レアル・マドリーに所属するスペイン代表MFイスコ(26)の獲得に動き出しているようだ。フランス方面の報道を情報源として、スペイン『マルカ』が伝えた。 ▽フレン・ロペテギ前監督が解任されてサンティアゴ・ソラーリ現監督が指揮官に就任して以来、出場機会を失っているイスコ。ロペテギ政権下で644分間を記録していたプレー時間は、ソラーリ監督の下では314分間に減少している。とりわけ、主力で挑むことの多いリーガエスパニョーラの試合では第11節バジャドリー戦の34分間が最長であり、タイトルの懸かっていたクラブ・ワールドカップ(CWC)でも22分間しかプレーしていない。 ▽そういった状況から、今冬の退団も騒がれているイスコ。これまではマンチェスター・シティやチェルシー、バイエルン、アーセナルなどからの関心が報じられている。特に、チェルシーに関しては7700万ユーロ(約97億1000万円)の移籍金に加え、週給27万ユーロ(約3400万円)を用意しているという具体的な情報も飛び出した。 ▽今回伝えられるところでは、PSGはウナイ・エメリ前監督(現アーセナル指揮官)時代からイスコをターゲットに据えており、現状のタイミングでコンタクトを取ったとのこと。ナセル・アル・ケライフィ会長がイスコの代理人、そして父親と今週に会談の場を持ったそうだ。 ▽また、マドリー側が複雑な状況に立たされているイスコから利益を得る方法を模索しているであろうことも報じられている。 2018.12.29 13:40 Sat
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先のことを考えても仕方ない…/原ゆみこのマドリッド

▽「自業自得はまさにこのこと」そんな風に私が溜息をついていたのは月曜日、CL16強対決の組み合わせ抽選が終わった時のことでした。いやあ、そもそもグループリーグ最終節でクルブ・ブルージュ相手にゴールレスドローを演じ、1位突破の栄誉をドルトムントに譲って、2位通過となったアトレティコには強豪を避ける術は残されていなかったんですけどね。よって、相手が今季イタリア・セリアAで無敗の首位、ユベントスと決まった瞬間もクリスティアーノ・ロナウドやマンジュキッチを守備陣がしっかり抑えてくれればいいと思ったぐらいで、それがネイマールとムバッペ、アグエロとダビド・シルバ、もしくはレヴァンドフスキと名前が変わっても同じことだったんですが、お隣さんがアヤックス、バルサはオリンピック・リヨンという結果を見ると、運命の不公平さを感じてしまうのは私だけではなかった? ▽ただ1つだけ得したことがアトレティコにはあって、それはレアル・マドリーが2月13日にアウェイでの1stレグを迎えるのに比べ、ワンダ・メトロポリターノでの1stレグは20日になること。おかげで現在、左足小指の中足骨のボルト入れ替え手術をして、母国ブラジルでリハビリ生活を送っているジエゴ・コスタの復帰に更に1週間、余裕ができるからですが、加えて2月第2週にはコパ・デル・レイ準決勝1stレグもありますからね。もしそこまで残っていた場合、ミッドウィークに予定のない週を1つ挟んで挑めるのもラッキーかと。 ▽だからって、アヤックスとユベントスでは準々決勝進出への難易度がまったく違うことは否めず、心の支えになるのはシメオネ監督の時代になってから、グループリーグで敗退して、ヨーロッパリーグに優勝した昨季以外、2013-14シーズンは決勝、14-15シーズンは準々決勝、15-16シーズンは再び決勝、16-17シーズンは準決勝で負けたのは全てお隣さん相手。逆に言うと、CLではマドリーと当たらない限り、アトレティコは勝てるという見方もできることですが、果たしてジンクスは繰り返す? どちらにしろ、まだ2カ月も先の話なので、今から悲観することもないって感じでしょうか。 ▽そんなことはともかく、先週末のリーガのマドリッド勢の試合をお伝えしていくことにすると、一足早く金曜にセルタに挑んだレガネスはエル・ネシリが3度も絶好機に失敗してしまったことも祟り、バライードスで0-0の引き分けに。それでも16位は維持しましたし、彼らには年明け9日にサンティアゴ・ベルナベウでマドリーとのコパ16強対決1stレグが控えていますからね。昨季はそれこそ、その大先輩を破って準決勝まで進出したコパを楽しむためにも、今年最後の試合となるブタルケに2位のセビージャを迎える日曜の大一番で頑張って、ついでにリーガ上位を争っている兄貴分たちに恩を売っておくのもいいかもしれませんよ。 ▽そして残りの4チームがプレーしたのが土曜だったんですが、まずは午後1時、ヘタフェがレアル・ソシエダを迎える試合を見るため、私はコリセウム・アルフォンソ・ペレスへ。着いてみると、この日はサプライズがあって、柴崎岳選手が先発に入っていたんですが、開始3分、「El chico esta trabajando bien, ha mejorado, esta interpretando bien/エル・チコ・エスタ・トラバハンドー・ビエン、ア・メホラード、デスタ・インテルプレタンドー・ビエン(彼はよく練習しているし、向上した。役目を上手く理解している)」という理由で、先日ヒザの靭帯を断裂、今季絶望となってしまったアマトの代わりとして抜擢したボルダラス監督の期待に早速、応えてくれます。 ▽いえ、ホルヘ・モリーナのスルーパスはゴロサベルとGKモジャに邪魔され、自身でシュートすることはできなかったんですけどね。クリアされたボールをエリア外で拾ったモリーナが36才の落ち着きでvaselina(バセリーナ/ループシュート)を放ち、早々に先制点を取ってくれたから、有り難いじゃないですか。前線にサンドロ、ウィリアム・ホセ、フアンミ、そしてオヤルサバルとFWを4人も並べていたレアル・ソシエダは後半途中、バトンタッチしたヤヌザイ、バウティスタも火を噴かず、結局、そのまま1-0で負けてしまいましたが、この勝利で一時的にヘタフェは5位まで上昇(15節終了時には7位、でも6位と勝ち点1差)。 ▽うーん、先週はアンヘル・トーレス会長がファンクラブの集いで「Me consta que quieren que dos equipos de Madrid bajen/メ・コンスタ・ケ・キエレン・ケ・ドス・エキポス・デ・マドリッド・バヘン(マドリッドの2クラブを降格させたがっていると聞いた)」とサッカー協会だか、リーガの陰謀説を口にして、物議を醸していたりもしたんですけどね。今の調子を見る限り、ユーロヘタ(かつてELに出場したヘタフェがこう呼ばれた)復活の方が近そうなのは喜ばしい限りかと。唯一、残念なのは「長い期間、選手がいなくなるのは嬉しくないが、そういう日程だからね」とボルダラス監督も嘆いてように、年明けから、おそらく1月いっぱいはアジアカップのため、日本代表に招集された柴崎選手がチームを離れてしまうことなんですが、それだけに当人も金曜のジローナ戦では今年最後のアピールをしておきたいのでは? ▽その試合後はメトロで北上、サンティアゴ・ベルナベウまで移動して、スタジアム近くのアルゼンチン系レストランでシェラスコ(焼肉)ランチをしながら、アトレティコのバジャドリー戦を見た私でしたが、周りはマドリーファンばかりでも観光客が多いせいか、意外と大丈夫なものです。それより、特に大したこともしていなかったアトレティコが前半17分にはグリーズマンのスルーパスをカリニッチがエリア内からシュート。これが先制点となり、ここ4試合で先発落ちしたクラブ・ブルージュ戦だけ、彼にゴールがなかったことを考えると、かの日のシメオネ監督の選手起用に納得いかなかったりもしたんですが、ハーフタイム間際にはもっと訳がわからない状況が発生することに。 ▽ええ、それはグリーズマンのシュートがGKマシップにキャッチされた後、バジャドリーの攻撃陣がすでにアトレティコのエリアに近づいている時のことでした。ウンディアーノ・マジェンコ審判がプレーを止めたのは。遅まきながら、VAR(ビデオ審判)の指示がイヤホンに届いたようで、どうやらシュートの時にボールがCBオリバスの腕に当たったとされ、いきなりPKをもらえてしまったから、ビックリしたの何のって。これをグリーズマンが決め、先週はマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でも稽古していたフラメンコ風の踊りを披露。おかげで「よくあるゴールのお祝いだけど、se podia haber ido a hacer el baile un poco mas escorado, no en el punto de penalti/セ・ポディア・アベール・イドー・ア・アセール・エル・バイレ・ウン・ポコ・マス・エスコラードー、ノー・エン・エル・プント・デ・ペナルティ(もうちょっと端に行ってやれたはず。ペナルティマークの上じゃなくてね)」(ミチェル)とバジャドリーの選手に批判されたりもしていたんですが、前半で0-2のリードとなれば、もう安全圏って言っていいかと。 ▽でも違ったんです! グリーズマンのダンスが敵の反骨精神に火をつけたか、後半開始直後のバジャドリーは目を瞠らんばかりの攻勢をかけて何度もCKを獲得。とうとう12分にはカレロのヘッドで1点を返すと、直後にフィリペ・ルイスが太もものケガでトーマスと交代となったのも悪影響しましたかね。せっかくこの日は中盤に戻れて張り切っていたサウールが再び左SBに回され、タスクリストの復習に気を取られていたせいかはわかりませんが、17分のCKでウナルのヘッドを足に当て、オウンゴールを献上しているんですから、どうしていいものやら。 ▽え、それでも37分にはこちらもコケのCKから、ロドリとサビッチのシュートは敵DFに弾かれてしまったものの、最後に撃ったグリーズマンが決めて、スコアは2-3に。「tras el 2-2 mostramos fuerza para levantar un partido que cualquier otro equipo hubiera perdido/トラス・エル・ドス・ドス・モストラモス・フエルサ・パラ・レバンタール・ウン・パルティードー・ケ・クアルキエラ・オトロ・エキポ・ウビエラ・ペルディードー(2-2にされた後、他のどんなチームでも負けていただろう試合に勝つための強さをウチは見せた)」(シメオネ監督)のは素直に褒めてあげてもいいんじゃないかって? そうですね、何せ、このところのアトレティコは毎試合のようにケガから復帰してきた選手がまたケガするという悪循環。 ▽この日もリュカ、ヒメネスに続いてフィリペ・ルイスが仕事納めとなってしまったため、せめて今季はリーガのアウェイ戦でまだ1勝だけという恥ずかしい記録を2勝に伸ばせたのは良かったんですけどね。「0-2として、nos metimos demasiado atras para aguantar/ノス・メティモス・デマシアドー・アトラス・パラ・アグアンタール(スコアを維持するため、必要以上に後ろに下がりすぎてしまった)」とこの日、ゴディンも反省していた、リードしたら即、後退という悪癖はいい加減、直した方がいいかと。ちなみにアトレティコの今年最後の試合は土曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)から、ワンダでのエスパニョール戦。珍しくミッドウィークが空くため、練習も火曜まで2連休となったんですが、グリーズマンが趣味のNBA観戦のため、ニューヨークまで弾丸旅行というのにはちょっと、口がポッカリですよ。 ▽そしていい気分で通りを渡ったサンティアゴ・ベルナベウにマドリーとラージョのミニダービーを見るため、足を運んだ私でしたが、こちらはヘタフェ戦とどうにも似たような展開だったかと。いえ、虎の子のエース、ラウール・デ・トーマスがマドリーからのレンタル移籍選手で出られないため、ミチェル監督はサイドアタッカーのエンバルバをCFに置くという苦肉の策を取らざるを得なかったんですけどね。前半12分、ルーカス・バスケスからラストパスをもらったベンゼマがゴールを入れた後、スコアは微動だにせず。もちろん、こんな状態に欲求不満に陥ったスタンドのファンはアセンシオが2度目のシュートチャンスに失敗した時など、pito(ピト/ブーイング)寸前だったんですが、先日のイスコの二の舞になる前に幸い(? )、打撲を受けた当人はセバージョスと交代することに。 ▽その後、頼りの綱のベンゼマも接触プレーで足首を痛め、唯一、ベンチに残っていたヴィニシウスがトップを務めることになったマドリーでしたが、ラージョは「Al equipo no le falto ilusion, ganas y convencimiento sino futbol para superar al rival/アル・エキポ・ノーレ・ファルトー・イルシオン、ガナス・イ・コンベンシミエントー・シノ。フトボル・パラ・スペラル・アル・リバル(チームには夢も意欲も自信もあったが、敵を超えるサッカーに欠けていた)」(ミチェル監督)状態でしたからね。終盤、ようやくピッチに入ったFWアレグリアとベラスケスのダブルチャンスもGKクルトワの連続paradon(パラドン/スーパーセーブ)で事なきを得て、そのまま1-0で勝利することができましたっけ。 ▽え、確かに最下位のウエスカとの前節に続いて、19位のラージョ相手にも1点しか取れないマドリーはパッとしないけど、それに対する文句があまり聞こえなかったのは、やっぱり試合後のミックスゾーンで身長199センチのクルトワが仁王立ち。「Simeone critica al Madrid para hacerse popular ante su afición/シメオネ・クリティカ・アル・マドリッド・パラ・アセールセ・ポプラル・アンテ・ス・アフィシオン(シメオネ監督はファンの人気を取るためにマドリーを批判するんだ)」とかつてアトレティコ時代に世話になった恩師に一言、物を申したことに世間の注目が集まってしまったからなんじゃないかって? ▽そうですね、どうやら彼はシメオネ監督に「今だったら、ウチの正GKにはなれない。オブラクの方が上」と言われたことや、FIFAベストGK賞をもらったのもマドリーに入団が決まったせいと決めつけられたことが不服だったようで、いえ、先日、バロンドール受賞にも「自分にとって一番だったのはグリーズマンとヴァラン」とケチをつけられたモドリッチが、母国のスポーツ紙で「2度、アトレティコに勝ったCL決勝を含めて、ボクらが成功するたび、マドリーにはある種の役得があるという、ファンが喜ぶ理屈を持ち出すのはズルいと思う」と反論していたのに便乗した感もなきにしもあらずなんですけどね。 ▽でもだからって、何もこんな日にそんな話を始めなくても良かったんじゃないかというのが私の本音で、おかげでせっかくTVやラジオのインタビューの後、活字媒体マスコミのゾーンにクルトワが来てくれた時、折しも数時間前、クラブW杯で鹿島アントラーズがグアルダハラを破り、準決勝でマドリーと対戦することが決定。ベルギーのGKとして、夏のW杯16強対決で日本に3点も取られていた彼がどう挑むのか、訊くのをすっかり忘れてしまったじゃないですか。 ▽そんなマドリーは日曜には全選手を連れてアブダビに移動、月曜には現地でトレニーングを開始していましたが、ラージョ戦で途中交代をしたベンゼマは回復したようで全体練習に参加しています。すぐにロッカールームに引っ込んでしまったアセンシオの方が重傷のようですが、まだCSKAモスクワ戦で足首を痛めたベイルも個人メニューでしたからね。かといって、そのCL消化試合のようにメンバーを落として負ける訳にはいかないソラーリ監督とあって、おそらくベンゼマ、ベイルの両輪を並べてくることになるかと思いますが、さて。そんなマドリーvs鹿島アントラーズ戦は水曜午後5時30分(日本時間翌午前1時30分)からキックオフ、2年前のクラブW杯決勝のように拮抗する試合になってくれるといいですね。<hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2018.12.18 13:15 Tue
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もう来年のことを考えないと…/原ゆみこのマドリッド

▽「こっちは大丈夫だったか」そんな風に私がホッとしていたのは木曜日、お昼過ぎに決まったコパ・デル・レイ16強対決の組み合わせを見た時のことでした。来年1月8~10日、15~17日に予定されている2試合に挑むマドリッド勢はラージョを除いた4チーム。その脱落の原因を作ったレガネスが今度はレアル・マドリーとの兄弟分ダービーになってしまったのはちょっと皮肉ですが、実は昨季は準々決勝で大先輩を破ってしまった彼らですからね。もう1つの弟分、ヘタフェがバジャドリーとレベルの近い者同士でカップリングされたのも良しとして、何より助かったのはアトレティコの相手がお隣さんはもちろん、バルサやセビージャといった上位チームではなく、ジローナだったことでしょうか。 ▽だってえ、CLグループリーグ最終節が終わり、2位突破となった彼らは来週月曜の決勝トーナメント16強対決の抽選でPSG、バイエルン、ユベントス、マンチェスター・シティ、ポルトのどれかと当たることになってしまったんですよ。そりゃあ、2月の1stレグでワンダ・メトロポリターノにネイマールやエムバペ、もしくはレバンドフスキ、クリスチアーノ・ロナウド、アグエロ、カシージャスといった有名どころが来るとなったら、観戦旅行を計画してしまうファンもいるかと思いますが、何せ今季はホームのワンダで決勝が開催。2014年、2016年に続いて3度目の大舞台に立つという野望をこっそり抱いているアトレティコですからね。初っ端から、準決勝になってもおかしくないカードを組まれては刺激が強すぎるかと。 ▽ちなみに何故、そんな破目に陥ったのか、火曜のクラブ・ブルージュ戦の顛末をお話しすることにすると。うーん、前日練習でヒメネスがふくらはぎを負傷、リーガ前節のアラベス戦でケガしたリュカに代わり、今季4回目のケガから復帰したばかりというのにまたしても出場できなくなってしまった辺りから、もうケチがついていたんでしょうかね。それでも守備陣はこちらもケガが治ったばかりのゴディンとカンテラーノ(アトレティコBの選手)のモンテーロのCBコンビで問題なく、左SB絶賛修行中のサウールも序盤から、サイドを勢いよく上がり、10分にはゴール前に必殺クロスを入れるぐらい、上達ぶりが伺われたんですが、如何せん、後輩のトマスのシュートはGKホルバスの正面に。 ▽他にも前半にはエリア前からグリーズマンが放った弓なりのシュートがそらされてしまうというアンラッキーがあったアトレティコだったんですが、やっぱり敵に3CB制を敷かれると上手く攻められないんでしょうか。後半もコケが遠目から狙った一撃が外れた以外、ゴール前で大騒ぎをしてもゴールは挙げられず。むしろ28分など、アムラバットのクロスからルアン・ペレスが撃ったヘッドをGKオブラクがparadon(パラドン/スーパーセーブ)してくれなかったら、惜敗もありえたかと。 ▽結局、今季全公式戦でモナコ、ヘタフェ、サン・アンドレウにしか勝利していないという、アウェイでの力不足をこの日も露呈し、「Las ocasiones la estamos teniendo pero nos esta faltando esa pizca de fortuna/ラス・オカシオネス・ラ・エスタモス・テニエンドー・エロ・ノス・エスタ・ファルタンドー・エサ・ピスカ・デ・フォルトゥーナ(チャンスは作っているんだけど、ボクらにはちょっとしたツキが足りていない) (コケ)という理由でスコアレスドローに終わったんですが、まったくもう。 ▽何せその間、前節、まさしくこのクラブ・ブルージュと0-0で引き分けて、首位の座を譲ってくれたドルトムントがモナコに0-2と勝利。再び勝ち点で並んでしまったため、ドイツでの直接対決で4-0と大敗したのが祟って、アトレティコは2位になってしまったんですが、それでも昨季、アゼルバイジャンのカラバフと2引き分けして、3位でヨーロッパリーグに回ることになり、見事に優勝したという悲惨(?)な体験をしているせいですかね。試合後のシメオネ監督は「Estoy feliz porque llegamos a octavos de final/エストイ・フェリス・ポルケ・ジェガモス・ア・オクタボス・デ・フィナル(16強対決に出られて幸せだ)。クラブにとっても大事なことだから、満足しないといけない」とコメント。 ▽まあ、その時はここまで対戦候補に強敵が並ぶとは思っていなかったのかもしれませんが、実は今週末のリーガも彼らはアウェイ戦。土曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)から、ホセ・ソリージャでバジャッドリー戦となりますが、いえ、レガネスに2-4とやられた後、前節はレアル・ソシエダを1-2で下したセルヒオ監督は「Los partidos malos del Atlético son buenos para muchos de nosotros./ロス・パルティードス・マロス・デル・アトレティコ・ソン・ブエノス・パラ・ムーチョス・デ・ノソトロス(アトレティコの悪い試合というのはウチのような多くのチームにとっては良いもの)」と、彼らを立ててくれていましたけどね。今度はブルージュで出場停止だったサビッチもプレーできますし、守備は問題なさそうとはいえ、とにかくグリーズマンやカリニッチらにゴールが生まれてくれるといいんですが。 ▽え、最後の詰めが甘いのはアトレティコだから仕方ないとしても、水曜にサンティアゴ・ベルナベウでグループ最終戦を迎えたお隣さんも相当なもんじゃなかったかって?そうですね、レアル・マドリーの首位突破はすでに前節で決まっており、16強対決で当たるチームも昨季の決勝で破ったリバプールやマンチェスター・ユナイテッドなど、強豪もいるものの、トッテナム、シャルケ、アヤックス、オリンピック・リヨンと比較的、楽そうに見える相手も複数、ありますからね。それだけは羨ましい限りですが、いくら消化試合だったからと言って、CSKAモスクワにあんなにボコボコにされてはファンが怒ったのも当然だったかと。 ▽そう、来週にはクラブW杯も始まるため、「Asumimos los riesgos de presentar una alineacion asi/アスミモス・ロス・リエスゴス・デ・プレセンタール・ウナ・アリネラシオン・アシー(ああいうラインアップにする危険は承知していた)」というソラリ監督は、「休まないといけない選手やプレー時間と増やすべき選手、ケガが治って調子を整えないといけない選手」を考えてスタメンを構成。それでも前半30分頃まではアセンシオやビニシウスが積極的に攻めていたんですが、オディオソラ、バジェホ、カンテラーノのハビ・サンチェスら若手と故障明けのマルセロによる守備陣が崩壊してしまったんですよ。 ▽ええ、37分にシャロフにエリア内から先制点を決められると、42分にもマリオ・フェルナンデスのシュートはGKクルトワが弾いたものの、フリーのシェニコフに決められてしまう始末。0-2とされて後半は反撃に出るのかと誰もが期待していれば、ベンゼマと交代でベイルがトップって、え、これってただの省エネ温存策じゃない?後半12分にはこちらもケガから戻ってきたクロースを入れ、まだカセミロがいないため、マルコス・ジョレンテを下げて休ませたり、足首を痛めたベイルに我慢してもらい、マルセロにムリをさせないようカルバハルと交代させたりしていましたが、ちょっとお。後半28分にはとうとう、シグルドソンにCSKAモスクワの3点目を決められていながら、得意のremontada(レモンターダ/逆転劇)の気配もないって、これ、本当にマドリー? ▽いやあ、後で相手のゴンチャレンコ監督も「マドリーは先に大事な試合があるから、全力で来なかった」と言っていましたが、とにかく勝敗より、選手たちのコンディション調整が優先されたのにはガッカリしたマドリーファンも多かったかと。そんな折、スタンドの八つ当たりを受けてしまったのはイスコで、後半10分に敵DFに邪魔されて、大きくシュートがそれてしまったのがキッカケとなり、pito(ピト/ブーイング)を浴びることに。いえ、ムカついて当人が「Qué queréis?/ケ・ケレイス(どうしてほしいって言うんだい)」とゴール裏のファンを挑発したのもいけなかったんですけどね。それからしばらく、ボールを持つたび、ピーピーやられていましたが、だからって、マルセロが交代する時、キャプテンマークを引き継ぐのを拒否したというのは悪意のある誤報だったようです。 ▽そう、レギュラー選手たちが出なかったコパ・デル・レイのメリージャ戦2ndレグでイスコはキャプテンを務めており、マルセロが「He intentado dar el brazalete a Isco y me ha dicho que se lo tenia que dar a Carvajal, el por que no lo se/エ・インテンタードー・ダル・エル・ブラサレテ・ア・イスコ・イ・メ・ア・デッチョー・ケ・セ・ロ・テニア・ケ・ダール・ア・カルバハル、エル・ポル・ケ・ノー・ロ・セ(イスコに腕章を渡そうとしたんだけど、カルバハルにあげないとダメだと言われたんだ。何でだかは知らない)」とミックスゾーンでペラペラ話してしまったのも悪かったんですけどね。実は2人は同じ2013年夏の入団で、プレゼンがあったのがイスコの方が2日だけ早かったという事情が。 ▽そこで両者の間で次の機会はカルバハルにキャプテンを譲るという約束をしていただけで、全然、大したことじゃないんですけどね。むしろ問題なのはマドリーがホームでのヨーロッパの試合でクラブ史上初の0-3という大敗を喫してしまったことで、しかもこのCSKAモスクワにはアウェイでも1-0で負けて2連敗。何せ、昨季の王者相手に殊勲の大金星を挙げながら、他会場ではビクトリア・プルゼニがローマに2-1で勝利したため、CSKAモスクワはELにも回れず、最下位で敗退となりましたからね。「サッカーにはよく非論理的なことが起きる」とゴンチャレンコ監督は達観してしましたが、やっぱり天下のマドリーにすれば、恥ずかしい結果ですよね。 ▽え、もしかしてCSKAモスクワには昨夏、ベガルタ仙台から移籍した西村拓真選手がいなかったかって?いやあ、私もメンバー表を見るまで気づかなかったんですが、何せ今季はまだ先発も2回だけ。この日も後半ロスタイムにピッチに立ったものの、ボールに触る前に終了の笛が。ちなみにその点に関しては当人も「あの時間帯に呼ばれるっていうのが、今の評価だと思います」とミックスゾーンでは納得していたよう。「JリーグからCLになってスピード感、フィジカル、全てがワンランク上。近くで見て学べたのは良かった。この半年は我慢の連続だったけど、価値ある3カ月だった」そうで、冬季休暇明けのキャンプからまた、飛躍を目指してチャレンジする意志を表明していたため、来年はもっと出番が増えるといいですね。 ▽そしてそんなマドリーは今週末、土曜午後6時30分(日本時間翌午前2時30分)から、弟分のラージョを迎えるミニダービーなんですが、今年のサンティアゴ・ベルナベウでの試合はこれが最後。リハビリ最終段階に入っているカセミロやレギロンも伴い、日曜にはチームはアブダビに飛んで来週水曜のクラブW杯準決勝の準備に入ります。決勝、3位決定戦が土曜になるため、年内最終節のビジャレアル戦は1月3日に延期となっていますが、彼らもようやくCL出場圏の4位に戻ったばかりですからね。ここは勝って気分良く、3年連続となる世界一のクラブの称号を狙いに行きたいところかと。 ▽ただ、ラージョも残留ラインと勝ち点差4の18位と心配な位置にいるため、私も微妙な心持ちなんですが、ミチェル監督の辛いところはマドリーからレンタル移籍しているエースのラウール・デ・トマスが契約条項で出場できないこと。ベイルの足首の具合はまだわかりませんが、今度はソラリ監督もそうそう、大掛かりなローテーションはしないでしょうしね。白星は難しいかもしれませんが、先日のエイバル戦のようにマドリーの攻撃を上手くかわせれば、勝ち点1ぐらいは拾えるかもしれませんよ。 ▽最後に他の弟分チームたちの今週末の予定を見ていくと、まず金曜にはレガネスがアウェイでセルタ戦。前節のヘタフェとのミニダービーで累積警告になったニヨムは出場停止、退場したルーベン・ペレスは上訴委員会の判定を待っているため、ビーゴ(スペイン北西部、セルタのホームタウン)まで一緒に行くそうです。そしてEL出場圏まであと勝ち点1に迫っているヘタフェは土曜の午後1時(日本時間午後9時)から、コリセウム・アルフォンソ・ペレスでレアル・ソシエダ戦なんですが、柴崎岳選手がアジアカップのため、日本代表に呼ばれたのは痛し痒しかも。 ▽というのも1月中、当人がそれこそコパの試合に出られなくなってしまうからですが、巷ではこの1月の市場でいいオファーがあれば放出可のリストに入っているとも言われていますからね。アマトがヒザの靭帯断裂で今季絶望となったため、ベンチに入るチャンスは増えた彼ですが、来年はマドリッドでその雄姿が見れるのかどうか、ちょっと不安ですよね。<hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2018.12.14 19:01 Fri
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シルバ、シティとの2021年までの契約延長を検討?

▽マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFダビド・シルバ(32)が、契約延長を考慮しているようだ。イギリス『メトロ』が報じた。 ▽2010年夏にバレンシアから加入して以来、クラブの核として活躍しているシルバ。ここまでシティでの通算成績は公式戦366試合69アシスト119アシストという数字を記録しており、3度のプレミアリーグ優勝を含む9度のタイトル獲得に大きく貢献し、同クラブを大きな存在に押し上げている。 ▽そんなシルバの契約も現行では2020年6月末まで。当人が「キャリアの終盤に故郷のラス・パルマスでプレーしたい」という願望を度々口にしていることや年齢を鑑みて、これ以上の延長はされないという見方も強まっている。 ▽しかし、『メトロ』によると、体力レベルの落ちないシルバに関して、シティは契約延長を熱望しているという。また、ジョゼップ・グアルディオラ監督が延長すべきだと強く主張しており、上層部はシルバが代表引退を決断するか否かがポイントだと捉えているようだ。 ▽さらに、シルバ当人もクラブでの道を閉ざさず。2021年までの1年間の延長を検討していることが伝えられている。 2018.12.12 20:25 Wed
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