UEFA、VARの前倒し実施を考慮か、スターリングのあのシーンが引き金に
2018.11.08 23:30 Thu
▽イギリス『BBC』によると、欧州サッカー連盟(UEFA)が来季から予定しているチャンピオンズリーグ(CL)におけるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の使用を、今季に早めることを検討しているという。
▽そのVARをUEFAは予定を早めて今シーズンから使うことを考慮しているという。理由は7日に行われたCL第4節、グループFのマンチェスター・シティvsシャフタール・ドネツクで、シティFWラヒーム・スターリングが24分に獲得したPKの場面にある。
▽ボックス左で縦に仕掛けた同選手はシュートを打とうとした際に地面につま先を引っかけてしまいピッチに倒れたのだが、主審はこれを全く接触がなかったシャフタールDFミコラ・マトビイェンコが後ろから倒したとしてPKの判定に。スターリングはノーファウルであることを申告することはなく、シティがPKを決めて得点。試合後、「あれは僕が悪かった」とPKではなかったことを認めたが、今更である。
▽VARはこのような試合の流れを変えてしまうような大誤審を無くすため開発されたものであり、事態を重く捉えたUEFAは次の会議で早期導入を検討する話し合いを行うと伝えられている。現在UEFAでは来季に向けて審判団へのトレーニングやワークショップを続けているが、すでに今季から導入できる準備はできているという。
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▽UEFAは9月27日、来季のCLでVARを導入することを発表。VARはイングランドを除くヨーロッパの主要リーグではすでに使用されており、大会史上初めて導入されたロシア・ワールドカップでは多くの場面で効果を発揮した。▽ボックス左で縦に仕掛けた同選手はシュートを打とうとした際に地面につま先を引っかけてしまいピッチに倒れたのだが、主審はこれを全く接触がなかったシャフタールDFミコラ・マトビイェンコが後ろから倒したとしてPKの判定に。スターリングはノーファウルであることを申告することはなく、シティがPKを決めて得点。試合後、「あれは僕が悪かった」とPKではなかったことを認めたが、今更である。
▽VARはこのような試合の流れを変えてしまうような大誤審を無くすため開発されたものであり、事態を重く捉えたUEFAは次の会議で早期導入を検討する話し合いを行うと伝えられている。現在UEFAでは来季に向けて審判団へのトレーニングやワークショップを続けているが、すでに今季から導入できる準備はできているという。
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