スパーズが劇的勝利で逆転突破に望み! 開始早々失点に相手守護神躍動もエースFWケイン2発で逆転《CL》
2018.11.07 07:42 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)のグループB第4節、トッテナムvsPSVが6日にウェンブリー・スタジアムで行われ、ホームのトッテナムが2-1で勝利した。
▽前節、守護神ロリスの退場が響いて今大会初勝利を逃した3位トッテナム(勝ち点1)は、同試合直後のリーグ戦でマンチェスター・シティに敗戦も以降のEFLカップのウェストハム戦、リーグ戦のウォルバーハンプトンを共に3点ずつを奪って連勝。その一方、デンベレ、ダイアー、ワニャマと中盤に負傷者が続出している点は気がかりなところだ。このPSV戦に向けては先発6人を変更。出場停止のロリスに代わってCLデビューのガッサニーガが起用されたほか、中盤はアンカーにウィンクスが入り2列目にルーカス・モウラ、エリクセン、デレ・アリ、ソン・フンミンが並び最前線にケインが入った。
▽一方、グループ最下位に沈むPSV(勝ち点1)だが、国内リーグではフローニンヘン、フィテッセを連破して開幕11連勝を達成。今節では聖地ウェンブリーに乗り込んで今大会初勝利を狙った。
▽試合は開始早々にいきなり動く。2分、PSVの左CKの場面でキッカーのガストン・ペレイロがアウトスウィングのクロスを入れると、フィルヘーフェルのブロックを使ってデレ・アリのマークを外したルーク・デ・ヨングが打点の高いヘディングシュートで合わせ、電光石火の先制点を奪った。
▽その後もリスクを冒して攻勢を続けるトッテナムは完全にPSVを押し込む。23分には左サイドから圧巻の仕掛けでDF3枚を振り切ったルーカスがゴール前でシュートもGKズートの好守に遭う。続く28分には最終ラインを突破したデレ・アリからのラストパスをエリクセンがシュート。こぼれ球をデレ・アリが蹴り込むが、いずれもズートがビッグセーブ。
▽さらに36分にはアルデルヴァイレルトからのロングフィードに完璧なタイミングで抜け出したデレ・アリがGKと一対一を迎えるが、ここもオランダ代表GKのスーパーセーブに阻まれた。2点、3点と奪えるチャンスがありながら絶好調のズートの壁を破れなかったトッテナムは1点ビハインドで試合を折り返すことになった。
▽後半も圧倒的に相手を押し込むトッテナムはソン・フンミンの仕掛けや両サイドバックからのクロスでゴールをこじ開けにかかるが、前半以上に引いてスペースを消す相手を崩し切れない。また、再三のセットプレーのチャンスも相手の集中した守備を前にチャンスに繋がらない。
▽攻めながらも前半に比べてチャンスを作れなくなったトッテナムはルーカス・モウラに代えてラメラ、75分にはオーリエとソン・フンミンを下げてトリッピアーとジョレンテをピッチに送り込む。そして、ケインとジョレンテのツインタワーに攻め方を変えると、これが同点ゴールをもたらす。
▽78分、後方からのロングフィードをボックス手前のケインが競り勝つと、この落としをジョレンテが丁寧に左足でケインへリターン。このボールをケインがすかさず左足で蹴り込むと、ようやくズートの牙城を破ることに成功した。
▽これでPSVもゴールが必要となったことで試合はよりオープンに。82分にはボックス内へ抜け出した途中出場のマレンが右足の弾丸シュートを放つが、これはGKガッサニーガが身体を張ってはじき出す。その後も攻め合う両者だったが、1-1のスコアのままで試合は最終盤へと突入する。
▽前回対戦と同様に痛み分けのドローで終了と思われた中、頼れるエースストライカーが再び試合を動かす。89分、左サイド深くに抜け出したベン・デイビスがクロスを入れると、これをファーで待ち構えたケインがヘディングシュート。ボールの勢いはやや弱かったもののゴール前のDFセインズベリーにディフレクトしたボールがゴール右隅の絶妙なコースに決まり、ホームのトッテナムが土壇場で逆転に成功した。
▽その後、相手の決死の猛攻を何とか凌ぎ切ったトッテナムが今大会初勝利を挙げると共に逆転での突破に望みを繋いだ。
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▽PSVのホームで行われた第3節を痛み分けの2-2のドローで終えた両チームが聖地ウェンブリーに舞台を移して対峙する今回の一戦。▽一方、グループ最下位に沈むPSV(勝ち点1)だが、国内リーグではフローニンヘン、フィテッセを連破して開幕11連勝を達成。今節では聖地ウェンブリーに乗り込んで今大会初勝利を狙った。
▽試合は開始早々にいきなり動く。2分、PSVの左CKの場面でキッカーのガストン・ペレイロがアウトスウィングのクロスを入れると、フィルヘーフェルのブロックを使ってデレ・アリのマークを外したルーク・デ・ヨングが打点の高いヘディングシュートで合わせ、電光石火の先制点を奪った。
▽ホームでいきなりのビハインドを負ったトッテナムはすぐさま反撃を開始。エリクセンとデレ・アリを起点に細かく繋ぎながら相手を自陣深くに押し込む。6分にはエリクセンの右CKをダビンソン・サンチェスが頭で合わせると、これをゴール前のデレ・アリがうまく右足でコースを変える。だが、これはゴールライン上でDFアンジェリーノのヘディングクリアに阻まれる。さらにセットプレーの二次攻撃からエリクセンらに決定機もあと一歩でゴールとはならず。
▽その後もリスクを冒して攻勢を続けるトッテナムは完全にPSVを押し込む。23分には左サイドから圧巻の仕掛けでDF3枚を振り切ったルーカスがゴール前でシュートもGKズートの好守に遭う。続く28分には最終ラインを突破したデレ・アリからのラストパスをエリクセンがシュート。こぼれ球をデレ・アリが蹴り込むが、いずれもズートがビッグセーブ。
▽さらに36分にはアルデルヴァイレルトからのロングフィードに完璧なタイミングで抜け出したデレ・アリがGKと一対一を迎えるが、ここもオランダ代表GKのスーパーセーブに阻まれた。2点、3点と奪えるチャンスがありながら絶好調のズートの壁を破れなかったトッテナムは1点ビハインドで試合を折り返すことになった。
▽後半も圧倒的に相手を押し込むトッテナムはソン・フンミンの仕掛けや両サイドバックからのクロスでゴールをこじ開けにかかるが、前半以上に引いてスペースを消す相手を崩し切れない。また、再三のセットプレーのチャンスも相手の集中した守備を前にチャンスに繋がらない。
▽攻めながらも前半に比べてチャンスを作れなくなったトッテナムはルーカス・モウラに代えてラメラ、75分にはオーリエとソン・フンミンを下げてトリッピアーとジョレンテをピッチに送り込む。そして、ケインとジョレンテのツインタワーに攻め方を変えると、これが同点ゴールをもたらす。
▽78分、後方からのロングフィードをボックス手前のケインが競り勝つと、この落としをジョレンテが丁寧に左足でケインへリターン。このボールをケインがすかさず左足で蹴り込むと、ようやくズートの牙城を破ることに成功した。
▽これでPSVもゴールが必要となったことで試合はよりオープンに。82分にはボックス内へ抜け出した途中出場のマレンが右足の弾丸シュートを放つが、これはGKガッサニーガが身体を張ってはじき出す。その後も攻め合う両者だったが、1-1のスコアのままで試合は最終盤へと突入する。
▽前回対戦と同様に痛み分けのドローで終了と思われた中、頼れるエースストライカーが再び試合を動かす。89分、左サイド深くに抜け出したベン・デイビスがクロスを入れると、これをファーで待ち構えたケインがヘディングシュート。ボールの勢いはやや弱かったもののゴール前のDFセインズベリーにディフレクトしたボールがゴール右隅の絶妙なコースに決まり、ホームのトッテナムが土壇場で逆転に成功した。
▽その後、相手の決死の猛攻を何とか凌ぎ切ったトッテナムが今大会初勝利を挙げると共に逆転での突破に望みを繋いだ。
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