柏、残留へ痛すぎる3連敗で次節降格の可能性…鹿島はリーグ連勝で暫定3位に浮上しACL決戦の地へ《J1》
2018.11.06 21:00 Tue
▽明治安田生命J1リーグ第32節の柏レイソルvs鹿島アントラーズが、6日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、3-2で鹿島が勝利した。
▽連敗中で自動降格圏の17位に沈む柏(勝ち点33)は、0-3で完敗した前節の川崎フロンターレ戦からスタメンを4名変更。小泉、大谷、亀川、オルンガに代えて、高木、手塚、クリスティアーノ、瀬川を起用した。
▽前節のC大阪戦を1-0で制しリーグ3試合ぶりの白星を飾った5位鹿島(勝ち点49)は、2-0で勝利した直近のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦ペルセポリス戦からスタメンを全員変更。最後尾にGK曽ヶ端を据え、ディフェンスラインに小田、町田、犬飼、安西、中盤に遠藤、小笠原、永木、山口、2トップに金森、久保田を起用した。
▽残留に向けて何としても勝ち点3が欲しい柏だったが、鹿島が試合の序盤にスコアを動かす。6分、鹿島がピッチ中央付近でFKを獲得しややアバウトなボールがボックス内に蹴り込まれると、柏DFが頭でクリア。しかし、ボックス内でこぼれ球を拾った金森が右足を振り抜き、先制点とした。
▽それでも10分、柏がすぐに反撃を繰り出す。ボックス手前中央で後方からの江坂の浮き球のパスを収めた瀬川が、鋭い切り返しで対峙したDF町田を翻弄。素早く放った左足のシュートが枠を捉え、スコアを振り出しに戻す。
▽しかし、鹿島もここからギアを上げ直す。27分、左CKの場面で小笠原がクロスを供給するとファーサイドに町田が飛び込む。高い打点で合わせ、試合はまたしてもイーブンな状態となった。
▽その後、柏は35分に左サイドのクリスティアーノがヒールで落とし、江坂がボックス左からシュートを放つなど決定機を迎えるが、ものにすることはできず。試合は、2-2の状態で折り返しへ。
▽後半に入ると、柏はプレスの位置を高く設定し直しショートカウンターを狙っていく。50分には、伊東が右サイド深い位置からドリブルで中央にカットイン。DF小田のブロックに遭ったものの、鋭いシュートが鹿島ゴールを脅かした。
▽しかし61分、柏が前がかりになると鹿島がそれを逆手に取る。カウンターの場面で遠藤がボックス右からGK中村の頭上を抜くシュートを放つと、ボールはバーに直撃。跳ね返りに反応した山口が蹴り込み、勝ち越しに成功する。
▽2-3のスコアで再びビハインドを背負うことになった柏は、直後の66分に江坂に代えて山崎を投入。フレッシュなアタッカーの投入で攻撃の活性化を図る。
▽しかしその後、鹿島が守備的な戦いにシフトしていくと、柏はなかなか攻め手を見付けることができない。75分にはボックス手前左から山崎がミドルシュートを放ったが、枠を捉えられず。チャンスの少ない展開のまま時間が流れていく。
▽鹿島は、78分に小田に代えて三竿を投入して試合を締めに入る。対する柏は、クリスティアーノに代えてオルンガを送り出し、攻撃に変化を付ける。
▽しかし結局、最後まで柏が再び逆転することはなく試合が終了した。この結果、柏は痛恨の3連敗。入れ替えPO圏の16位サガン鳥栖(勝ち点36/今節未消化)との勝ち点差3を縮めることはできないまま、次節にも降格の可能性が浮上した。対する鹿島は、大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ前節、今節で連勝。暫定3位に浮上し、10日のACL決勝第2戦に弾みをつけた。
▽連敗中で自動降格圏の17位に沈む柏(勝ち点33)は、0-3で完敗した前節の川崎フロンターレ戦からスタメンを4名変更。小泉、大谷、亀川、オルンガに代えて、高木、手塚、クリスティアーノ、瀬川を起用した。
▽残留に向けて何としても勝ち点3が欲しい柏だったが、鹿島が試合の序盤にスコアを動かす。6分、鹿島がピッチ中央付近でFKを獲得しややアバウトなボールがボックス内に蹴り込まれると、柏DFが頭でクリア。しかし、ボックス内でこぼれ球を拾った金森が右足を振り抜き、先制点とした。
▽それでも10分、柏がすぐに反撃を繰り出す。ボックス手前中央で後方からの江坂の浮き球のパスを収めた瀬川が、鋭い切り返しで対峙したDF町田を翻弄。素早く放った左足のシュートが枠を捉え、スコアを振り出しに戻す。
▽さらに24分にも柏の攻撃が火を吹く。左サイドを独力で突破したクリスティアーノが中央に折り返すと、ボックス手前中央で反応したのは瀬川。またしてもDF町田とマッチアップすると、右足で巻くようにしてファーを狙い自身のこの日2点目となる逆転弾を決め切った。
▽しかし、鹿島もここからギアを上げ直す。27分、左CKの場面で小笠原がクロスを供給するとファーサイドに町田が飛び込む。高い打点で合わせ、試合はまたしてもイーブンな状態となった。
▽その後、柏は35分に左サイドのクリスティアーノがヒールで落とし、江坂がボックス左からシュートを放つなど決定機を迎えるが、ものにすることはできず。試合は、2-2の状態で折り返しへ。
▽後半に入ると、柏はプレスの位置を高く設定し直しショートカウンターを狙っていく。50分には、伊東が右サイド深い位置からドリブルで中央にカットイン。DF小田のブロックに遭ったものの、鋭いシュートが鹿島ゴールを脅かした。
▽しかし61分、柏が前がかりになると鹿島がそれを逆手に取る。カウンターの場面で遠藤がボックス右からGK中村の頭上を抜くシュートを放つと、ボールはバーに直撃。跳ね返りに反応した山口が蹴り込み、勝ち越しに成功する。
▽2-3のスコアで再びビハインドを背負うことになった柏は、直後の66分に江坂に代えて山崎を投入。フレッシュなアタッカーの投入で攻撃の活性化を図る。
▽しかしその後、鹿島が守備的な戦いにシフトしていくと、柏はなかなか攻め手を見付けることができない。75分にはボックス手前左から山崎がミドルシュートを放ったが、枠を捉えられず。チャンスの少ない展開のまま時間が流れていく。
▽鹿島は、78分に小田に代えて三竿を投入して試合を締めに入る。対する柏は、クリスティアーノに代えてオルンガを送り出し、攻撃に変化を付ける。
▽しかし結局、最後まで柏が再び逆転することはなく試合が終了した。この結果、柏は痛恨の3連敗。入れ替えPO圏の16位サガン鳥栖(勝ち点36/今節未消化)との勝ち点差3を縮めることはできないまま、次節にも降格の可能性が浮上した。対する鹿島は、大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ前節、今節で連勝。暫定3位に浮上し、10日のACL決勝第2戦に弾みをつけた。
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