ニュルンベルクで苦境に陥る久保裕也…ケルナー監督「新加入選手にとって簡単ではない」

2018.11.06 11:30 Tue
ニュルンベルクに所属するFW久保裕也が“危機”に陥っているようだ。ドイツ誌『キッカー』は「クボに最初の危機」と題して記事を掲載している。

久保は今夏、ヘントからニュルンベルクへと加入。開幕戦から先発のチャンスを得ると、第2節のマインツ戦では高採点(2)を獲得するなど、上々のスタートを切った。しかし、そこから徐々にトーンダウン。第9節のフランクフルト戦では決定的なチャンスを逃し、3日後に行われたDFBポカールのハンザ・ロストック戦では60分に途中交代、3日に行われた第10節のアウクスブルク戦ではついに出場機会なしに終わっている。

ただ、いまだゴール、アシストなしと、苦境に陥る久保について、ミヒャエル・ケルナー監督は一定の理解を示している様子だ。

「新加入選手が我々のチームに加わるというのは簡単ではない。チームには独自のプレースタイルがあるからだ。何かを見つけるための忍耐もしなければならない。加えて練習での疲れという部分もある」

さらに続けてケルナー監督は、久保の内面を評価していることも明かした。

「彼は頭の中が明確で、素晴らしいキャラクターも持っている。浮き沈みがあることもわかっているからね」

10日に行われる第11節シュツットガルト戦で再び出番が与えられることになるのだろうか。

提供:goal.com
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