レアル加入後の出場率55%、メンタル&リーダーシップの欠如…スペイン人記者がベイルへの失望を語る
2018.11.06 02:05 Tue
今夏にFWクリスティアーノ・ロナウドが去り、その代わりにレアル・マドリーのエースを務めることを期待されたMFガレス・ベイルだが、現状ではその役割を担い切れていない。そのためにスペインでは、失望の声が漏れ始めている。
スペイン『マルカ』の副編集長カルロス・カルピオ氏は、同紙に掲載したコラムで今季レアル・マドリーの決定力を支えるはずだったFWカリム・ベンゼマ、ベイルが期待外れのプレーに終始していることを指摘。ベンゼマについては「彼はC・ロナウドとセットであったから輝けた。しかしC・ロナウドがいなければ必要不可欠ではないのではないか」との見解を示し、さらにベイルについては次のように記している。
「ベイルのケースは(ベンゼマとは)また異なる。彼は少し前から必要不可欠ではなくなった。新監督(サンティアゴ・ソラーリ監督)と臨んだホーム初戦で、再びレアル・マドリーの旗頭になることが期待された彼だったが、結局は期待外れに終わっている」
「ベイルに関する良いニュースは、もうずっと届いていない。まるで、この6年の負傷や欠場した試合を表しているかのようだ。もちろん負傷などの理由で、202試合の出場に対して103試合を欠場したのは、彼の責任とはならない。しかし、レアル加入以降の出場率が55%というのは、破壊的な数字である」
カルピオ氏はまた、ベイルの抱える問題が負傷だけではないことも指摘。C・ロナウドのような強靭なメンタリティーが不足しているとの意見も述べている。
「ベイルの問題はそうしたフィジカルのことだけではない。メンタルやリーダーシップもそうだ。ソラーリは『彼はファンタスティックな選手だが、それを毎日にわたって示してほしい。彼にはスポットライトが当たっている』と語り、その自尊心を刺激しようとした。しかし、彼はまるでそれを聞き流してしまったかのようにピッチ上で呆然としていて、チームのプレーを理解せず、参加意識がなかった。これだけの選手が強い意思を持ち合わせていないなど、何て悲しいことなのだろうか」
ベイルは、カルピオ氏が言及している3日のリーガエスパニョーラ第11節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバジャドリー戦(2−0)で、試合途中にピッチから退いて観客から辛辣なブーイングを浴びせられている。
提供:goal.com
スペイン『マルカ』の副編集長カルロス・カルピオ氏は、同紙に掲載したコラムで今季レアル・マドリーの決定力を支えるはずだったFWカリム・ベンゼマ、ベイルが期待外れのプレーに終始していることを指摘。ベンゼマについては「彼はC・ロナウドとセットであったから輝けた。しかしC・ロナウドがいなければ必要不可欠ではないのではないか」との見解を示し、さらにベイルについては次のように記している。
「ベイルのケースは(ベンゼマとは)また異なる。彼は少し前から必要不可欠ではなくなった。新監督(サンティアゴ・ソラーリ監督)と臨んだホーム初戦で、再びレアル・マドリーの旗頭になることが期待された彼だったが、結局は期待外れに終わっている」
「ベイルに関する良いニュースは、もうずっと届いていない。まるで、この6年の負傷や欠場した試合を表しているかのようだ。もちろん負傷などの理由で、202試合の出場に対して103試合を欠場したのは、彼の責任とはならない。しかし、レアル加入以降の出場率が55%というのは、破壊的な数字である」
カルピオ氏はまた、ベイルの抱える問題が負傷だけではないことも指摘。C・ロナウドのような強靭なメンタリティーが不足しているとの意見も述べている。
「ベイルの問題はそうしたフィジカルのことだけではない。メンタルやリーダーシップもそうだ。ソラーリは『彼はファンタスティックな選手だが、それを毎日にわたって示してほしい。彼にはスポットライトが当たっている』と語り、その自尊心を刺激しようとした。しかし、彼はまるでそれを聞き流してしまったかのようにピッチ上で呆然としていて、チームのプレーを理解せず、参加意識がなかった。これだけの選手が強い意思を持ち合わせていないなど、何て悲しいことなのだろうか」
ベイルは、カルピオ氏が言及している3日のリーガエスパニョーラ第11節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバジャドリー戦(2−0)で、試合途中にピッチから退いて観客から辛辣なブーイングを浴びせられている。
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