ゴレツカ&チアゴ弾のバイエルンがマインツに競り勝って公式戦3連勝《ブンデスリーガ》

2018.10.28 00:54 Sun
Getty Images
▽バイエルンは27日、ブンデスリーガ第9節でマインツとのアウェイ戦に臨み、2-1で勝利した。
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▽前節ヴォルフスブルク戦ではロッベンが退場しながらもレヴァンドフスキの2発でリーグ戦4試合ぶりの勝利を手にした4位バイエルン(勝ち点16)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のAEKアテネ戦をレヴァンドフスキの2戦連発弾などで2-0と勝利して公式戦連勝とした。コバチ監督の解任報道が落ち着いてきた中、AEKアテネ戦のスタメンから4選手を変更。ハメス・ロドリゲス、ラフィーニャ、出場停止のロッベン、直前に負傷したフンメルスに代えてミュラー、ゴレツカ、アラバ、J・ボアテングを起用した。
▽12位マインツ(勝ち点9)に対し、3トップに右からミュラー、レヴァンドフスキ、ニャブリと並べる[4-3-3]で臨んだバイエルンは、ボールを持つ展開となったものの、相手の守備網を攻略するような仕掛けは見せられない。

▽攻めあぐねていたバイエルンは、27分にようやく決定機を演出する。レヴァンドフスキの落としからボックス右のキミッヒが強烈なシュートを放つと、ボールはバーに直撃した。

▽続く31分、ボックス左でルーズボールを拾ったニャブリの折り返しをチアゴが左足ボレーで蹴り込んだが、VARの末にレヴァンドフスキの相手DFに対するファウルを取られてノーゴールに。
▽それでも39分、バイエルンが順当に先制する。キミッヒの右サイドからのクロスをゴレツカが右足ボレーで綺麗に合わせてゴール左に流し込んだ。

▽しかし後半開始3分、試合を振り出しに戻される。スローインの流れから右サイドのブロジンスキのクロスをボエティウスにボレーで蹴り込まれた。

▽50分に右足首を痛めたゴレツカがプレー続行不可能となってレナト・サンチェスを投入したバイエルンは、57分にニャブリに代えてリベリを投入。

▽すると62分、ショートカウンターに転じたバイエルンは右サイドからのレヴァンドフスキのクロスをチアゴがスライディングシュートで流し込んで勝ち越した。

▽終盤にかけてもゴールに迫ったバイエルンは、78分にハビ・マルティネスのミドルシュートが左ポストを直撃。続く79分にはロングカウンターからジューレがボックス内まで持ち上がってシュートを放つなど、マインツに反撃を許さずに2-1で勝利。公式戦3連勝としている。

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