横浜FMのGK飯倉大樹、低調な前半を反省「こういう舞台でリードして状況を変える選手が出てこないと…」《ルヴァンカップ》
2018.10.27 23:54 Sat
▽横浜F・マリノスは27日、埼玉スタジアム2002で行われた2018JリーグYBCルヴァンカップ決勝で湘南ベルマーレに0-1で敗戦。17年ぶりの同大会優勝を逃した。
▽試合後、GK飯倉大樹がミックスゾーンでの取材に応対し、エンジンがかからなかった前半、失点シーンについて反省した。
──試合を振り返って
「悔しいという言葉が正しいのかは分からないですけど、自分たちのサッカーが決勝、特に前半にできませんでした。そこが全てだったと思います。言ってしまえば、僕たちのサッカーはまだ完成系ではない。一人一人うまく行き始めたサッカーが、観てる人には楽しかったり良い評価になってるかもしれないですけど、最後に勝たないと意味がありません。今シーズンはルヴァンカップでタイトルを取って、来年へということを意識していましたけど、来年は自分たちがタイトルというものを、このサッカーで勝ち取るという意味でもっと成長しなくてはいけないです」
「今日は相手の方が勝ちたいという気持ちが出ていました。そういう自分たちのサッカーにおいて、質で相手を倒していかないと意味がないです。今日一人一人が何ができて、何ができなかったのか、この大舞台でどうしてうまくいかなかったのかということを考えなくてはいけません。ここまで応援してくれたファン・サポーター、記者の方々に申し訳ないなという気持ちがあります。マリノスサッカーがJリーグの中で一番楽しく、魅力的でというところの期待に応えるために頑張るしかないです」
──前半にエンジンがかからなかった姿を後ろから見ていてどうだったか
「相手が5-4-1のようにスペースを消すようなサッカーをしてきた時に、うまくいっている時は自分たちウイングのところで優位性を持って戦えます。ただ、スペースを消して追いかけてくる相手、この前のガンバ大阪戦もそうですけど、そういうところで選手たちが中央に入って狭いスペースでのワンツーやコンビネーションで崩すということが今後必要になるのかなと思います。それがうまいのが川崎フロンターレだなと観ていて思います。自分たちもあのように中央を攻略するという部分のクオリティを上げないといけません」
「相手は今日サイドで潰すということを狙いとしていたと思います。中から外へ、中から外へというのが多く、前半終わった時に貴(扇原貴宏)や両サイドバックに『もっと中を使え』と話しました。敢えて中を使って奪われても、すぐ奪い返してショートカウンターができるような、こういう試合の舞台でリードして状況を変える選手が出てこないと厳しいのかなと思います。そこで自分が中央でコンビネーションをさせることができなかったことは個人としての反省材料です」
「あのシュートはすごく良かったですし、前半湘南は気持ちが入っていました。そこで受けてるつもりはないですけど、ルヴァンカップ準決勝の鹿島アントラーズ戦とはまた違い、相手が湘南だったからという言い方は語弊がありますけど、今年負けてなく、点も取れていた部分でなんとなくやれるという気持ちで試合に入ってしまいました。それで最初の勢いにやられて、飲まれて、あのような思い切りの良いシュートを打たれてしまいました。湘南の試合の入り方が非常に良かったです。このような結果になったのは仕方ないと思います」
▽試合後、GK飯倉大樹がミックスゾーンでの取材に応対し、エンジンがかからなかった前半、失点シーンについて反省した。
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◆GK飯倉大樹(横浜F・マリノス)──試合を振り返って
「悔しいという言葉が正しいのかは分からないですけど、自分たちのサッカーが決勝、特に前半にできませんでした。そこが全てだったと思います。言ってしまえば、僕たちのサッカーはまだ完成系ではない。一人一人うまく行き始めたサッカーが、観てる人には楽しかったり良い評価になってるかもしれないですけど、最後に勝たないと意味がありません。今シーズンはルヴァンカップでタイトルを取って、来年へということを意識していましたけど、来年は自分たちがタイトルというものを、このサッカーで勝ち取るという意味でもっと成長しなくてはいけないです」
──前半にエンジンがかからなかった姿を後ろから見ていてどうだったか
「相手が5-4-1のようにスペースを消すようなサッカーをしてきた時に、うまくいっている時は自分たちウイングのところで優位性を持って戦えます。ただ、スペースを消して追いかけてくる相手、この前のガンバ大阪戦もそうですけど、そういうところで選手たちが中央に入って狭いスペースでのワンツーやコンビネーションで崩すということが今後必要になるのかなと思います。それがうまいのが川崎フロンターレだなと観ていて思います。自分たちもあのように中央を攻略するという部分のクオリティを上げないといけません」
「相手は今日サイドで潰すということを狙いとしていたと思います。中から外へ、中から外へというのが多く、前半終わった時に貴(扇原貴宏)や両サイドバックに『もっと中を使え』と話しました。敢えて中を使って奪われても、すぐ奪い返してショートカウンターができるような、こういう試合の舞台でリードして状況を変える選手が出てこないと厳しいのかなと思います。そこで自分が中央でコンビネーションをさせることができなかったことは個人としての反省材料です」
──失点場面では反応をしていたが
「あのシュートはすごく良かったですし、前半湘南は気持ちが入っていました。そこで受けてるつもりはないですけど、ルヴァンカップ準決勝の鹿島アントラーズ戦とはまた違い、相手が湘南だったからという言い方は語弊がありますけど、今年負けてなく、点も取れていた部分でなんとなくやれるという気持ちで試合に入ってしまいました。それで最初の勢いにやられて、飲まれて、あのような思い切りの良いシュートを打たれてしまいました。湘南の試合の入り方が非常に良かったです。このような結果になったのは仕方ないと思います」
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