宮代大聖&斉藤光毅が2戦連続弾! U-19日本、タイ下しGS首位突破を確定!《AFC U-19選手権》

2018.10.22 22:56 Mon
▽U-19日本代表は22日、AFC U-19選手権インドネシア2018グループB第2節のU-19タイ代表戦に臨み、3-1で勝利した。この結果、日本がグループステージ首位突破を決めている。

▽上位4チームに来年ポーランドで開催されるFIFA U-20ワールドカップ2019の出場権が与えられる今大会。先日、フル代表初得点を挙げたMF堂安律らを擁し前回大会で初優勝の日本は影山雅永監督の下、大会連覇と共にU-20W杯出場権獲得を目指す。
▽第1節の北朝鮮代表戦を5-2で下して首位スタートを切った日本は、その一戦から先発メンバーを5人変更。GK谷晃生(ガンバ大阪)、最終ラインが右から石原広教(湘南ベルマーレ)、三國ケネディエブス(青森山田高校)、橋岡大樹(浦和レッズ)、東俊希(サンフレッチェ広島ユース)、ダブルボランチを伊藤洋輝(ジュビロ磐田)と齊藤未月(湘南ベルマーレ)が組み、右サイドハーフに郷家友太(ヴィッセル神戸)、左に安部裕葵(鹿島アントラーズ)が入った。2トップは斉藤光毅(横浜FCユース)と宮代大聖(川崎フロンターレU-18)がコンビを組んだ。

▽試合開始前に終了したグループB第2節のもう1試合、U-19北朝鮮代表vsU-19イラク代表の一戦で、北朝鮮が1-0で勝利したため、勝てばグループステージ首位突破が確定する日本。3分に安部がボックス左から左足でシュートを放つが、グラウンダーのシュートはGKクリサワット・コンコットに正面で止められてしまう。

▽その後はメンバーを複数人の入れ替えたからか、連係がかみ合わない場面も。それでも攻勢に出る日本は15分、安部からのパスを左サイドで受けた東がアーリークロスを供給。ファーサイドの郷家の折り返しを宮代が右足で合わせたが、これも相手GKの正面に飛んでしまい、先制点を奪うことができない。
▽日本は迎えた27分、ボックス左手前でボールを持った安部が一気にボールを蹴り出して縦への突破を図る。一度は相手に防がれるも、ボールを奪い返してボックス左に侵攻。低いクロスはGKクリサワット・コンコットに弾かれたが、こぼれ球を宮代が押し込んで先制に成功する。

▽宮代の2試合連続ゴールで先制した日本は42分に追加点。敵陣中央左でパスを受けた安部が宮代とのワンツーでボックス手前まで持ち込み、ゴール前へ絶妙なスルーパス送る。これに反応した斉藤光毅が飛び出したGKクリサワット・コンコットを冷静にかわしてゴールへ流し込んだ。斉藤も2試合連続ゴール。

▽さらに日本はその2分後、ボックス左手前でFKを獲得。これをキッカーの宮代が右足を振り抜くと、ボールはGKクリサワット・コンコットの手を弾いてゴール左隅へと吸い込まれて、前半だけでスコアを3-0にした。

▽3点をリードする日本だが、54分に一瞬のスキを突かれてしまう。タイに後方からロングボールを放り込まれると、ボックス手前のシティチョーク・パソに収められ、ボックス内へのスルーパスを許す。これを途中出場でピッチに登場したばかりのスファナート・ムアンタにシュートを打たれてしまい、GK谷が触れるもボールはゴールに吸い込まれてしまう。

▽1点を返された日本はその2分後にもピンチ。再びロングボールで最終ラインの裏を突かれてしまい、コラウィット・タサにボックス内でループシュートを打たれてしまう。ボールはGK谷を抜けてゴール方向へ向かうが、ここは橋岡がカバーして追加点を許さない。

▽不安定な守備から簡単にボックス内への侵攻を許してしまう時間帯が続く日本。再び突き放そうと60分に郷家のパスを受けた宮代がボックス右手前から切れ込み、左足で強烈なシュートを放つも、ここは左ポストに嫌われてしまう。

▽追加点を奪うことができない日本は、徐々に足が止まり始め、勢いが停滞。81分には齊藤未月の縦パスを受けた宮代が反転してボックス中央やや左から左足でシュートを放つが、わずかにゴール左外へ。日本はその後、88分に郷家に代えて久保を投入して試合を終わらせた。

▽宮代と斉藤の2試合連続ゴールで3-1と勝利した日本は、これでグループステージ首位突破が確定。その日本は25日、第3節でU-19イラク代表と対戦する。

U-19タイ代表 1-3 U-19日本代表
【U-19タイ代表】
スファナート・ムアンタ(後9)
【U-19日本代表】
宮代大聖(前27)
斉藤光毅(前42)
宮代大聖(前44)
関連ニュース

U-19日本代表、ヨルダン遠征のメンバーを再変更 流経大付属柏高の塩川桜道に代わり鳥栖U-18の林奏太朗

日本サッカー協会(JFA)は18日、ヨルダン遠征に臨むU-19日本代表メンバーの選手変更を発表した。 流通経済大学付属柏高のDF塩川桜道が体調不良のために不参加となり、代わってサガン鳥栖U-18のMF林奏太朗が招集される。 17日にも、名古屋グランパスのGKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾に代わり、ガンバ大阪のGK張奥林が招集されることが発表されていた。 後藤啓介(アンデルレヒト/ベルギー)や花城琳斗(シュツットガルト/ドイツ)といった海外組も参加する今遠征は、17日から27日まで実施され、21日にU-19ヨルダン代表、23日にU-19シリア代表、25日に再びU-19ヨルダン代表との対戦を予定している。 2024.03.18 19:50 Mon

U-19日本代表、ヨルダン遠征のメンバーを変更 名古屋のピサノアレクサンド幸冬堀尾に代わってG大阪の張奥林

日本サッカー協会(JFA)は17日、ヨルダン遠征に臨むU-19日本代表メンバーの選手変更を発表した。 名古屋グランパスのGKピサノアレクサンドレ幸冬堀尾がケガのために不参加となり、代わってガンバ大阪の張奥林が招集される。 後藤啓介(アンデルレヒト/ベルギー)や花城琳斗(シュツットガルト/ドイツ)といった海外組も参加する今遠征は、17日から27日まで実施され、21日にU-19ヨルダン代表、23日にU-19シリア代表、25日に再びU-19ヨルダン代表との対戦を予定している。 2024.03.17 19:35 Sun

U-19日本代表がヨルダン遠征メンバーを発表 後藤啓介&花城琳斗の欧州組も

日本サッカー協会(JFA)は13日、U-19日本代表のヨルダン遠征メンバーを発表した。 ヨルダン遠征は17〜27日まで実施。21日にU-19ヨルダン代表、23日にU-19シリア代表、そして25日に再びU-19ヨルダン代表と対戦する。 今活動ではアンデルレヒトのセカンドチームでアピールを続ける期待のストライカー、後藤啓介や、JFAアカデミー福島出身のシュツットガルトMF花城琳斗といった欧州組もメンバー入りした。 ◆メンバー一覧 GK 1.中村圭佑(東京ヴェルディ) 23.ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋グランパス) 12.後藤亘(FC東京U-18) DF 5.桒原陸人(明治大学) 4.塩川桜道(通経済大学付属柏高校) 22.小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFC) 3.市原吏音(大宮アルディージャ) 16.梅木怜(FC今治) 2.尾野優日(水戸ホーリーホック) 15.土屋櫂大(川崎フロンターレU-18) 18 木吹翔太(サンフレッチェ広島ユース) MF 10.大関友翔(福島ユナイテッドFC) 11.平賀大空(京都サンガF.C.) 8.保田堅心(大分トリニータ) 19.廣井蘭人(筑波大学) 17.中川育(サンフレッチェ広島ユース) 13.花城琳斗(シュツットガルト/ドイツ) 7.早川隼平(浦和レッズ) 6.小倉幸成(鹿島アントラーズユース) 20.佐藤龍之介(FC東京) FW 14.塩貝健人(慶應義塾大学) 9.後藤啓介(アンデルレヒト/ベルギー) 21.高岡伶颯(日章学園高校) 2024.03.13 17:05 Wed

U-19日本女子代表に藤枝順心のMF久保田真生が追加招集

日本サッカー協会(JFA)は7日、U-19日本女子代表候補メンバーの追加招集選手を発表した。 U-19日本女子代表は、2024年3月に予定されているU-20女子アジアカップ、その先のU-20コロンビア女子ワールドカップ(W杯)を目指す世代。第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)で日本女子代表の指揮を執った狩野倫久監督が率いる。 6日にトレーニングキャンプに臨むメンバーが発表された中、追加招集選手を発表。藤枝順心高校で10番をつけるMF久保田真生(18)が招集された。 皇后杯にも出場しており、2日に行われた3回戦では、なでしこリーグ女王のオルカ鴨川FCと対戦し、2-3で勝利。久保田はフル出場を果たしていた。 2023.12.07 17:55 Thu

U-19日本女子代表候補が発表!皇后杯でハットトリックの藤枝順心FW辻澤亜唯もメンバー入り

日本サッカー協会(JFA)は6日、J-GREEN堺で行われるトレーニングキャンプに臨むU-19日本女子代表候補メンバー23選手を発表した。 2024年3月に予定されているU-20女子アジアカップ、その先のU-20コロンビア女子ワールドカップ(W杯)を目指す世代。第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)で日本女子代表の指揮を執った狩野倫久監督が率いる。 今回のメンバーには、そのアジア競技大会の優勝経験者である佐々木里緒(マイナビ仙台レディース)や土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース)に加え、2日の皇后杯でなでしこリーグ1部チームを相手にハットトリックを達成した辻澤亜唯(藤枝順心高等学校)らを招集した。 トレーニングキャンプは10日から14日にかけて行われる。 ◆U-19日本女子代表候補メンバー GK 大熊茜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース) 鹿島彩莉(JFAアカデミー福島) 岩崎有波(ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ) FP 白沢百合恵(アルビレックス新潟レディース) 土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 柏村菜那(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 根府桃子(大和シルフィード) 佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) 大山愛笑(早稲田大学) 米田博美(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 笹井一愛(ノジマステラ神奈川相模原) 角田楓佳(三菱重工浦和レッズレディース) 小山史乃観(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 中谷莉奈(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 池上聖七(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 遠藤ゆめ(マイナビ仙台レディースユース) 岡村來佳(三菱重工浦和レッズレディースユース) 樋渡百花(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 白垣うの(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 辻澤亜唯(藤枝順心高等学校) 松永未夢(日テレ・東京ヴェルディメニーナ) 板村真央(JFAアカデミー福島) 栗本悠加(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18) 2023.12.06 22:01 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly