【試合後会見】南米の強豪・ウルグアイ撃破…森保一監督「FIFAランク5位の相手に同じ目線で戦ってくれた」《キリンチャレンジカップ》2018.10.16 23:57 Tue

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▽日本代表は16日、埼玉スタジアム2002で行われたキリンチャレンジカップ2018のウルグアイ代表戦に臨み、4-3で勝利した。

▽試合後会見に出席した森保一監督は、選手たちのアグレッシブな姿勢、そして強豪国相手にも同じ目線で戦ったことを称賛。また、自身については、若手選手たちが掴んだ自信のチームへの落とし込み、今後の海外組が帰国してからのコンディション調整を考えていきたいと意気込みを語った。

◆森保一監督
「まずは今日埼玉スタジアムに来て応援してくださった皆様、テレビやメディアを通して応援してくださった皆様、ありがとうございました。そして、今回日本代表の強化のために2試合素晴らしい相手との試合を組んで頂き、強化の場を与えてくださったキリン株式会社の皆様、ありがとうございました」

「試合は形は別として、勝ちにこだわっていこうという話をしました。そして、勝利できたことは良かったと思います。また、今回のキリンチャレンジでもパナマ戦、そしてウルグアイ戦と戦ってきましたが、トレーニングでチームとしてやろうとすること、ミーティング等でチームのコンセプトを選手に伝えながら活動してきました。まずはチームのコンセプトのもと個の力を発揮する、そしてチームとしてトライし続けることをやってくれた上での結果で良かったと思います。もちろん4点を奪って勝利しましたし、シュート数でも14本と攻撃の姿勢を持ってやれたことは良かったですけど、失点を減らすことはできたと思っています」

「そういう意味では、良いチームを作れるように、良い結果と内容を出せるように気を引き締めて次に向かいたいと思います」

──パナマ戦と比べてMF南野拓実(ザルツブルク/オーストリア)とFW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)の距離が近くなり連係が良くなったように感じたが
「まずはトレーニングでは攻撃の形を作ることをしました。しかしながら、トレーニングだけでなく、パナマ戦から2人がプレーをして、次に向けてより良いものを作っていこうとピッチ内外でコミュニケーションをとってくれました。それが形に出たと思います」

「また、2人だけではなくてチームとして前線の4人+ボランチが絡む、サイドが絡む、ディフェンスラインからボールを入れるという共通理解が少しずつハマってきたことが良い距離感、良い形を作れたのかなと思います」

──若い選手、特に南野、MF堂安律(フローニンヘン/オランダ)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)らが物怖じせずにプレーしていたが、その姿勢をどう評価しているか。また、彼らの活躍が今後チームにどう影響を与えるか
「今質問して頂いた3人はもちろん、チームとして攻撃の姿勢を持ってアグレッシブに戦っていこうということ、攻守にアグレッシブに入っていこうということをやってくれたと思います。実際、今名前が出てきた選手たちは得点にも絡んでくれました。チームの攻撃を引っ張っていくという気持ちを持って、自分が得点に絡んでいくんだという強い気持ちを持ってプレーしてくれたと思っています。結果もついてきて、自信にもなったと思います。彼らの持った自信がチームに良い形で落とし込んでいけるように監督としてやっていきたいと思います」

──ウルグアイという世界でも強い相手にこれだけの試合ができたが、ご自身どう感じているか
「まずは私がというよりも選手たちがFIFAランク5位のウルグアイに同じ目線で戦ってくれてるのかなと思います。海外でプレーしている選手たちは、ウルグアイ代表の選手とチームメイトの選手もいます。日頃リーグ戦でも戦っている相手でもあります。選手が同じ目線でウルグアイ相手にも戦ってくれてると思います。そこは、これまでの選手の個々の経験も大きいですけど、W杯でベルギーと戦い、結果的には負けてしまいましたが、そこでも同じ目線で戦う素晴らしい内容で互角の戦いができるという自信を、日本サッカーの自信を、海外組だけでなく、国内組の選手たちも持ってくれたことが今日の試合につながったと思います」

「もちろん、ウルグアイはアウェイから来ていますし、我々の選手たちもヨーロッパから来ている選手たちも多いです。非常にアウェイの中で難しい試合だったと思いますけど、我々がそれ以上に同じ目線を持っていると、今後W杯でベスト8以上にいくためには彼らと互角に戦わなくてはいけないという思いを持ってくれたことがすごく大きいと思います」

「勝敗としては勝ちましたけど、世界のトップ・オブ・トップのチームと常に互角の戦いをしていくことは、その目標を達成していく確率を上げるものだと思います。アウェイでも強豪国と試合ができるようにしていければと思います」

──守備面での課題と収穫は
「守備で4-2になってからはできればその点差で試合を終わらせたいところはありました。選手たちも共有してくれてると思います。しかし、選手は守備の部分でも入りからアグレッシブに相手の選手に対して、チャレンジしていく、多少後手になっても粘り強く責任を持って戦ってくれました。また、個々の局面から周りが距離感を良くして相手にやらせないという守備は選手たちが私の求めていることを実践してくれたと思います。日本の良さである粘り強く対応していくところは、選手たちが今日発揮してくれたと思います」

「相手の対応もクロスからファーサイドに入れて、折り返しというところでピンチもありましたけど、選手たちが体を寄せて粘り強い守備をしてくれました。FKの失点に関してはやはり我々がこれから先に警戒していかなくてはいけないところだと思います。フリーキックの守備もそうですけど、FKを与えないところを、100%防ぐことは無理かもしれないですけど、少しでも相手にチャンスが生まれるようなFKを与えないことはチームとして共有していきたいです」

──ロシア・ワールドカップ(W杯)組を招集しましたが、「融合」「化学反応」への手応えは
「選手たちは融合という意味では、今のベストを出してくれたと思います。うまくいかない部分があってもそこは今トライしている段階だということなんだというところ、より良いものを作っていくということを考えながらベストなトライをしてくれたと思います。現段階でのベストを出してくれたと思っています。しかし、ここがクオリティのトップではないですし、これから先攻撃のクオリティを上げていけるようにチェックをして、さらに上を目指してやっていけるようにしたいです」

──9月、10月の活動を終えて
「コンセプトのところで個の特徴を出すことと、チームとしての役割をコンセプトの中で出していくということは、言葉で言うのは簡単でも難しいことだと思います。しかし、そこは日本人の良さである賢く、両方のことをやっていけると選手たちが示してくれていると思います。そういう意味では、選手たちは個の特徴を発揮すること+チームのコンセプトとして一体感を持って戦うところで現段階のバランスは良いですし、良いトライをしてくれています」

「そして、9月と10月のキリンチャレンジカップでヨーロッパ組が日本に帰って来て試合するという点では、時差の影響や直近の試合からのコンディション調整は難しいなと思っています。1試合目では睡眠がなかなかとれない選手や長距離の移動から回復がしきれていない中、そこでチームとしてコンディションを合わせていくということは難しいですが、そこでも選手たちがそれぞれ個々で工夫をして良いコンディションを作っていくということをやってくれていると思います。チーム全体でのコンディション調整はもちろんですけど、個々に目を向けて練習メニュー等を考えていくことが必要だなと思います」
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