【試合前日会見】森保ジャパン、16日に世界5位ウルグアイ戦…「今の力を測る最高の相手」《キリンチャレンジカップ》
2018.10.15 17:45 Mon
▽日本代表を率いる森保一監督が16日に埼玉スタジアム2002で行われるキリンチャレンジカップ2018のウルグアイ代表戦前日会見に出席した。
▽今シリーズ初戦のパナマ代表戦を3-0の勝利で飾った森保ジャパン。埼玉県で行われる今月の最終戦は、FIFAランキング5位に位置する南米の強豪ウルグアイ代表が相手となる。
▽体制発足後、FIFAランキング的に“最強の相手”と対峙する森保監督は そのウルグアイ代表戦を「今の力を測る最高の相手」と位置付け。先のパナマ戦スタメンから大幅なメンバー変更も断言した。
──ウルグアイ代表戦に向けた意気込み。そして、テーマは
「まずはチームとして、これまで戦ってきた2試合よりも良い内容の戦いをすること、勝つことにこだわって戦うことを選手と共有して、そこを全体で意識して挑みたい」
──就任から2試合連続無失点。守備に期待する部分は
「まずは無失点にこだわって、選手に戦ってもらいたい。無失点という形が結果に表れれば良いが、今はチームとして攻守ともに戦術の浸透を図っている最中で、さらなるレベルアップを目指している段階。試合の中で選手たちが個々の役割を迷いなく発揮することと、お互いの連携、連動の部分でコミュニケーションを取りながら共通理解を高めていってもらいたい」
「これまでの2試合と比べると、ウルグアイは世界で5位のチーム。ロシア大会でもベスト8に入っていて、過去のワールドカップでも優勝した実績のある国で、過去2試合の相手と比べると、さらに厳しい戦いになる」
「しかしながら、我々の今の力を測るには最高の相手。ロシア大会でベスト16敗退の我々がベスト8以上を目指すのであれば、彼らにも勝っていく必要があるので、選手たちにはそういう相手にも勝ちにいく気持ちで戦ってもらいたい」
「ロシア大会時の私はコーチだったが、ベルギーと対戦したときは今と同じ目線で試合に臨んだ。今回のウルグアイ戦も本当に厳しい戦いになるが、“我々もやれる”という同じ目線で戦ってもらいたい。そこで課題が出てくると思うので、それを次に繋げていきたい」
──3バック、4バックのイメージとは
「3バックと4バックの違いは、まず原理原則として、そこまで変わりはない。もちろん、スタートの立ち位置が違うので、多少動きの違いが出てくるが、選手たちには“全く違うことをやっている”という考え方をしないでもらいたい」
「まだ代表の監督になって3バックを使っていないが、配置が違うことで、我々の有利な戦いができる試合もあると思っているので、両方とも使えるようにしていきたい。コスタリカ戦、パナマ戦は4バックで戦い、ボランチがバックラインに降りてビルドアップに絡んだり、試合の中で変化をもたらすことも選手たちがトライしてくれている」
「大きな違いという意味で言うと、サイドの幅の使い方が変わってくる。3バックであれば、攻撃時はより高い位置で68mの幅を使えて、守備時は相手との間合いをより詰めながらサイドに起点を作らせない戦いができる」
──ウルグアイは先日、韓国代表と対戦した。明日の試合で警戒すべきポイントとは
「韓国vsウルグアイは観た。ウルグアイはサッカーの基本であるボールの奪い合い、球際のところで厳しく激しく来るチーム。そこから守備をしながら攻撃に繋げてくる印象を受けた」
「我々も試合の入りから、展開に応じて選手たちにアグレッシブに球際のところでデュエルすることを意識して戦ってもらいたい」
「ウルグアイは経験のあるチームで、ロシア大会から大幅な変更もなく、成熟度も完成度もある。非常に手強く厳しい戦いになる」
──就任からここまでの手応えは。そして、明日の先発メンバーの選考基準は
「私がA代表の監督になって以降、監督交代や戦術変更、多くの選手が入れ替わる中、選手たちが新しいことに積極的な姿勢でトライしようとしてくれている。今まで一緒にプレーしたことがない選手たちがコンビを組む中で、より良いものを作るためのトライをやってくれていると思う」
「ケガ人は想定内で、想定外のことが起こったときでもそれをいかに当たり前のように修正していけるか。現状のベストを尽くすということはチームとしてやっていけている」
「明日のメンバーを選ぶ基準は、控えさせてもらうが、大幅に代わる。新潟のパナマ戦から大幅にメンバーを代えて、明日のウルグアイ戦に臨みたい」
──パナマ戦で浮き彫りになった課題。選手に伝えたことは
「選手たちにはいくつかのことを伝えた。細部のことを考えると、たくさんのことがあり、相手が強く、上手く、ボールを運べる選手がいたこの前の試合のスタートのところで少し後手を踏んだ部分があったので、明日のウルグアイ戦はそうならないようにという話をした」
「前回の試合は選手たちが踏ん張ってくれて無失点に抑えることができたが、ウルグアイ戦はより気をつけていこうと。後手を踏むということは、我々にとって良い形の守備ができていない証。ゴールに近くなればなるほど、ピンチを招く恐れも出てくるので、守備時の対応について話をした」
「ウルグアイは、あと守備の良いチーム。その中で、我々が攻撃時にシュートまで完結する攻撃を仕掛けていこうと。途中で途切れる攻撃が多ければ多いほどピンチが増える可能性があり、相手はカウンターから決め切るクオリティの選手がいる。ミスは当然あると思うので、切り替えを早くして守備に戻る意識も説明した」
──アジアカップに向け、攻撃的な選手に求めたい部分は
「攻撃的な選手に求めることは、ゴールを奪うこと、ゴールに絡むプレー。得点を取る、得点に絡むプレーを望みたい。チームの攻撃を落ち着かせてくれる部分も求めていきたい」
「これまで招集させてもらったのは、個で向かっていけて、チームとしても連携して崩せる選手たち。それをより良いものにしていきたい」
▽今シリーズ初戦のパナマ代表戦を3-0の勝利で飾った森保ジャパン。埼玉県で行われる今月の最終戦は、FIFAランキング5位に位置する南米の強豪ウルグアイ代表が相手となる。
──ウルグアイ代表戦に向けた意気込み。そして、テーマは
「まずはチームとして、これまで戦ってきた2試合よりも良い内容の戦いをすること、勝つことにこだわって戦うことを選手と共有して、そこを全体で意識して挑みたい」
──就任から2試合連続無失点。守備に期待する部分は
「まずは無失点にこだわって、選手に戦ってもらいたい。無失点という形が結果に表れれば良いが、今はチームとして攻守ともに戦術の浸透を図っている最中で、さらなるレベルアップを目指している段階。試合の中で選手たちが個々の役割を迷いなく発揮することと、お互いの連携、連動の部分でコミュニケーションを取りながら共通理解を高めていってもらいたい」
──ウルグアイはFIFAランキングの上位国。その相手に対してどういった戦術を挑むつもりか
「これまでの2試合と比べると、ウルグアイは世界で5位のチーム。ロシア大会でもベスト8に入っていて、過去のワールドカップでも優勝した実績のある国で、過去2試合の相手と比べると、さらに厳しい戦いになる」
「しかしながら、我々の今の力を測るには最高の相手。ロシア大会でベスト16敗退の我々がベスト8以上を目指すのであれば、彼らにも勝っていく必要があるので、選手たちにはそういう相手にも勝ちにいく気持ちで戦ってもらいたい」
「ロシア大会時の私はコーチだったが、ベルギーと対戦したときは今と同じ目線で試合に臨んだ。今回のウルグアイ戦も本当に厳しい戦いになるが、“我々もやれる”という同じ目線で戦ってもらいたい。そこで課題が出てくると思うので、それを次に繋げていきたい」
──3バック、4バックのイメージとは
「3バックと4バックの違いは、まず原理原則として、そこまで変わりはない。もちろん、スタートの立ち位置が違うので、多少動きの違いが出てくるが、選手たちには“全く違うことをやっている”という考え方をしないでもらいたい」
「まだ代表の監督になって3バックを使っていないが、配置が違うことで、我々の有利な戦いができる試合もあると思っているので、両方とも使えるようにしていきたい。コスタリカ戦、パナマ戦は4バックで戦い、ボランチがバックラインに降りてビルドアップに絡んだり、試合の中で変化をもたらすことも選手たちがトライしてくれている」
「大きな違いという意味で言うと、サイドの幅の使い方が変わってくる。3バックであれば、攻撃時はより高い位置で68mの幅を使えて、守備時は相手との間合いをより詰めながらサイドに起点を作らせない戦いができる」
──ウルグアイは先日、韓国代表と対戦した。明日の試合で警戒すべきポイントとは
「韓国vsウルグアイは観た。ウルグアイはサッカーの基本であるボールの奪い合い、球際のところで厳しく激しく来るチーム。そこから守備をしながら攻撃に繋げてくる印象を受けた」
「我々も試合の入りから、展開に応じて選手たちにアグレッシブに球際のところでデュエルすることを意識して戦ってもらいたい」
「ウルグアイは経験のあるチームで、ロシア大会から大幅な変更もなく、成熟度も完成度もある。非常に手強く厳しい戦いになる」
──就任からここまでの手応えは。そして、明日の先発メンバーの選考基準は
「私がA代表の監督になって以降、監督交代や戦術変更、多くの選手が入れ替わる中、選手たちが新しいことに積極的な姿勢でトライしようとしてくれている。今まで一緒にプレーしたことがない選手たちがコンビを組む中で、より良いものを作るためのトライをやってくれていると思う」
「ケガ人は想定内で、想定外のことが起こったときでもそれをいかに当たり前のように修正していけるか。現状のベストを尽くすということはチームとしてやっていけている」
「明日のメンバーを選ぶ基準は、控えさせてもらうが、大幅に代わる。新潟のパナマ戦から大幅にメンバーを代えて、明日のウルグアイ戦に臨みたい」
──パナマ戦で浮き彫りになった課題。選手に伝えたことは
「選手たちにはいくつかのことを伝えた。細部のことを考えると、たくさんのことがあり、相手が強く、上手く、ボールを運べる選手がいたこの前の試合のスタートのところで少し後手を踏んだ部分があったので、明日のウルグアイ戦はそうならないようにという話をした」
「前回の試合は選手たちが踏ん張ってくれて無失点に抑えることができたが、ウルグアイ戦はより気をつけていこうと。後手を踏むということは、我々にとって良い形の守備ができていない証。ゴールに近くなればなるほど、ピンチを招く恐れも出てくるので、守備時の対応について話をした」
「ウルグアイは、あと守備の良いチーム。その中で、我々が攻撃時にシュートまで完結する攻撃を仕掛けていこうと。途中で途切れる攻撃が多ければ多いほどピンチが増える可能性があり、相手はカウンターから決め切るクオリティの選手がいる。ミスは当然あると思うので、切り替えを早くして守備に戻る意識も説明した」
──アジアカップに向け、攻撃的な選手に求めたい部分は
「攻撃的な選手に求めることは、ゴールを奪うこと、ゴールに絡むプレー。得点を取る、得点に絡むプレーを望みたい。チームの攻撃を落ち着かせてくれる部分も求めていきたい」
「これまで招集させてもらったのは、個で向かっていけて、チームとしても連携して崩せる選手たち。それをより良いものにしていきたい」
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