逆転自動昇格目指す福岡&大宮、横浜FCが揃って勝利! 岐阜が待望の14戦ぶりの勝利《J2》
2018.10.13 19:12 Sat
▽明治安田生命J2リーグ37節の6試合が13日に各地で行われた。
▽維新みらいふスタジアムで行われたレノファ山口FCvsアビスパ福岡は、アウェイの福岡が1-0で勝利した。
▽後半戦初の連勝で息を吹き返した10位の山口(勝ち点51)と、暫定3位浮上を目指す4位の福岡(勝ち点61)による一戦。試合は開始早々に動く。7分、ボックス内に抜け出したドゥドゥをDF楠本が遅れて倒し痛恨のPK献上。しかし、キッカーの石津が右を狙ったシュートはGK吉満が完璧な読みで阻む。これで一気にホームチームペースに傾くかと思われたが、直後の10分にはバイタルエリアで縦パスを受けた石津の見事なラストパスに抜け出した松田が冷静にGKとの一対一を決め切ってアウェイの福岡が今度こそ先制に成功する。
▽その後は攻守の切り替えで勝る福岡が引き続きペースを握りながらドゥドゥがフィニッシュに絡んでいくが、山口も粘り強い守備で2点目を許さない。ただ、ホームチームはなかなか決定機を作れないまま前半を終えることになった。
▽迎えた後半、山口が立ち上がりから相手陣内でのプレーを増やしていく。ボックス付近でボールを受ける回数が増えたオナイウ阿道は67分にボックス右へ抜け出してGKとの一対一の決定機を迎えるが、シュートを枠に飛ばせない。やや守りに入った福岡に対してその後も山口が押し込む時間が続くが、リーグ屈指の堅守を誇るアウェイチームは最後までリードを守り切って1-0の勝利。敵地での接戦をモノにした福岡がJ2通算250勝目を飾ると共に暫定3位に浮上した。
▽前節の勝利で昇格プレーオフ圏内に浮上した5位の大宮(勝ち点60)と、ここ最近上位陣相手に善戦を見せる16位の栃木(勝ち点45)による関東勢対決。立ち上がりからホームの大宮がボールを保持して攻め込む展開の中、23分にボックス手前やや左の好位置でFKを獲得。ここでキッカーの大前が見事にゴール上隅に決め切ってホームチームが1点リードで試合を折り返す。
▽迎えた後半、立ち上がりの55分には大山のフィードに反応した大前がボックス内でDFパウロンに倒されてPKを獲得。しかし、ジャンケンで大前に勝ったマテウスがキッカーを務めると、これを右ポストに当ててしまい痛恨の失敗。すると、試合はここから一気に栃木ペースへ。71分には西谷和のハイプレスでDF畑尾のボールロストを誘い大黒がボックス手前で見事なループシュートを放つが、これはクロスバーを叩く。さらに栃木は試合終盤にかけて得意のパワープレーで押し込むが、最後の場面で決定力を欠き試合はこのままタイムアップ。ホームで辛勝も連勝の大宮が暫定4位に浮上した。
▽ニンジニアスタジアムで行われた愛媛FCvs横浜FCは、アウェイの横浜FCが2-0で快勝した。
▽18位の愛媛(勝ち点43)と、7位の横浜FC(勝ち点60)による一戦。直近2戦未勝利で昇格プレーオフ圏外の7位に転落した横浜FCは必勝が求められるこの一戦に向けて序盤から攻勢を仕掛ける。すると10分、カウンターから中央突破したレアンドロ・ドミンゲスのスルーパスに抜け出したイバがボックス左ライン際ギリギリでマイナスに折り返すと、ゴール前でフリーの田代が難なくワンタッチで流し込み、先制点を奪取。これで勢いづくアウェイチームはレアンドロ・ドミンゲスとイバを起点に再三の決定機を作り出すが、渡邊一やイバが決定的な場面を決め切れず、前半のうちに追加点を奪えなかった。
▽それでも、後半も主導権を握った横浜FCは64分、レアンドロ・ドミンゲスのスルーパスに抜け出したイバがボックス左でキープして相手GKの股間を抜く技ありのシュートで2点目を奪い切る。その後、野村の負傷交代というアクシデントや相手GK岡本の再三のビッグセーブで3点目こそ奪えなかった横浜FCだが、敵地で2-0の快勝。3戦ぶりの白星で暫定ながら昇格プレーオフ圏内の5位に浮上した。
▽山梨中銀スタジアムで行われたヴァンフォーレ甲府vsアルビレックス新潟は、0-0のドローに終わった。
▽3連勝中の暫定13位甲府(勝ち点48)と、5連勝中の17位新潟(勝ち点45)による今季2度目の川中島ダービー。互いに好調を維持する中での戦いは終始拮抗した展開となったが、最後の場面で決め手を欠いた両者は0-0で試合を終えることに。共に連勝がストップとなり、逆転での昇格プレーオフ進出を目指す甲府にとっては痛恨の勝ち点逸となった。
▽また、残留争いでは19位の京都サンガF.C.(勝ち点34)が田中マルクス闘莉王のJ2通算100試合出場を自ら祝う決勝弾によって8位の徳島ヴォルティス(勝ち点54)相手に1-0で勝利。同じく20位のFC岐阜(勝ち点33)は12位のファジアーノ岡山(勝ち点49)を2-1で下し、待望の14試合ぶりの勝利を手にした。
◆明治安田生命J2リーグ第37節
▽10/13(土)
FC岐阜 2-1 ファジアーノ岡山
愛媛FC 0-2 横浜FC
レノファ山口FC 0-1 アビスパ福岡
大宮アルディージャ 1-0 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 0-0 アルビレックス新潟
京都サンガF.C. 1-0 徳島ヴォルティス
▽10/14(日)
《14:00》
水戸ホーリーホック vs 東京ヴェルディ
ツエーゲン金沢 vs 松本山雅FC
カマタマーレ讃岐 vs ロアッソ熊本
《15:00》
ジェフユナイテッド千葉 vs モンテディオ山形
FC町田ゼルビア vs 大分トリニータ
▽維新みらいふスタジアムで行われたレノファ山口FCvsアビスパ福岡は、アウェイの福岡が1-0で勝利した。
▽その後は攻守の切り替えで勝る福岡が引き続きペースを握りながらドゥドゥがフィニッシュに絡んでいくが、山口も粘り強い守備で2点目を許さない。ただ、ホームチームはなかなか決定機を作れないまま前半を終えることになった。
▽迎えた後半、山口が立ち上がりから相手陣内でのプレーを増やしていく。ボックス付近でボールを受ける回数が増えたオナイウ阿道は67分にボックス右へ抜け出してGKとの一対一の決定機を迎えるが、シュートを枠に飛ばせない。やや守りに入った福岡に対してその後も山口が押し込む時間が続くが、リーグ屈指の堅守を誇るアウェイチームは最後までリードを守り切って1-0の勝利。敵地での接戦をモノにした福岡がJ2通算250勝目を飾ると共に暫定3位に浮上した。
▽NACK5スタジアム大宮で行われた大宮アルディージャvs栃木SCは、ホームの大宮が1-0で勝利した。
▽前節の勝利で昇格プレーオフ圏内に浮上した5位の大宮(勝ち点60)と、ここ最近上位陣相手に善戦を見せる16位の栃木(勝ち点45)による関東勢対決。立ち上がりからホームの大宮がボールを保持して攻め込む展開の中、23分にボックス手前やや左の好位置でFKを獲得。ここでキッカーの大前が見事にゴール上隅に決め切ってホームチームが1点リードで試合を折り返す。
▽迎えた後半、立ち上がりの55分には大山のフィードに反応した大前がボックス内でDFパウロンに倒されてPKを獲得。しかし、ジャンケンで大前に勝ったマテウスがキッカーを務めると、これを右ポストに当ててしまい痛恨の失敗。すると、試合はここから一気に栃木ペースへ。71分には西谷和のハイプレスでDF畑尾のボールロストを誘い大黒がボックス手前で見事なループシュートを放つが、これはクロスバーを叩く。さらに栃木は試合終盤にかけて得意のパワープレーで押し込むが、最後の場面で決定力を欠き試合はこのままタイムアップ。ホームで辛勝も連勝の大宮が暫定4位に浮上した。
▽ニンジニアスタジアムで行われた愛媛FCvs横浜FCは、アウェイの横浜FCが2-0で快勝した。
▽18位の愛媛(勝ち点43)と、7位の横浜FC(勝ち点60)による一戦。直近2戦未勝利で昇格プレーオフ圏外の7位に転落した横浜FCは必勝が求められるこの一戦に向けて序盤から攻勢を仕掛ける。すると10分、カウンターから中央突破したレアンドロ・ドミンゲスのスルーパスに抜け出したイバがボックス左ライン際ギリギリでマイナスに折り返すと、ゴール前でフリーの田代が難なくワンタッチで流し込み、先制点を奪取。これで勢いづくアウェイチームはレアンドロ・ドミンゲスとイバを起点に再三の決定機を作り出すが、渡邊一やイバが決定的な場面を決め切れず、前半のうちに追加点を奪えなかった。
▽それでも、後半も主導権を握った横浜FCは64分、レアンドロ・ドミンゲスのスルーパスに抜け出したイバがボックス左でキープして相手GKの股間を抜く技ありのシュートで2点目を奪い切る。その後、野村の負傷交代というアクシデントや相手GK岡本の再三のビッグセーブで3点目こそ奪えなかった横浜FCだが、敵地で2-0の快勝。3戦ぶりの白星で暫定ながら昇格プレーオフ圏内の5位に浮上した。
▽山梨中銀スタジアムで行われたヴァンフォーレ甲府vsアルビレックス新潟は、0-0のドローに終わった。
▽3連勝中の暫定13位甲府(勝ち点48)と、5連勝中の17位新潟(勝ち点45)による今季2度目の川中島ダービー。互いに好調を維持する中での戦いは終始拮抗した展開となったが、最後の場面で決め手を欠いた両者は0-0で試合を終えることに。共に連勝がストップとなり、逆転での昇格プレーオフ進出を目指す甲府にとっては痛恨の勝ち点逸となった。
▽また、残留争いでは19位の京都サンガF.C.(勝ち点34)が田中マルクス闘莉王のJ2通算100試合出場を自ら祝う決勝弾によって8位の徳島ヴォルティス(勝ち点54)相手に1-0で勝利。同じく20位のFC岐阜(勝ち点33)は12位のファジアーノ岡山(勝ち点49)を2-1で下し、待望の14試合ぶりの勝利を手にした。
◆明治安田生命J2リーグ第37節
▽10/13(土)
FC岐阜 2-1 ファジアーノ岡山
愛媛FC 0-2 横浜FC
レノファ山口FC 0-1 アビスパ福岡
大宮アルディージャ 1-0 栃木SC
ヴァンフォーレ甲府 0-0 アルビレックス新潟
京都サンガF.C. 1-0 徳島ヴォルティス
▽10/14(日)
《14:00》
水戸ホーリーホック vs 東京ヴェルディ
ツエーゲン金沢 vs 松本山雅FC
カマタマーレ讃岐 vs ロアッソ熊本
《15:00》
ジェフユナイテッド千葉 vs モンテディオ山形
FC町田ゼルビア vs 大分トリニータ
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