小林PK失敗&阿部退場の首位・川崎F、鹿島との上位決戦をドローも単独首位に《J1》
2018.10.07 15:10 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第29節の鹿島アントラーズvs川崎フロンターレが、7日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。
▽ここまで13勝6分け9敗で3位につける鹿島(勝ち点45)と、17勝5分け6敗で首位に立つ川崎F(勝ち点56)が激突した。前節のヴィッセル神戸戦を5-0で大勝し、3日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・準決勝第1戦で3-2の劇的勝利を収めた鹿島は、その一戦から先発メンバーを2人変更。内田と永木に代えて、安西とレオ・シルバを起用した。
▽一方、前節のV・ファーレン長崎戦を2-1で勝利して、得失点の差でサンフレッチェ広島から首位の座を奪取した川崎Fは、その一戦から先発メンバーを2人変更。累積警告により出場停止となった家長、知念に代えて、負傷から復帰した守田と阿部を起用した。
▽6日に行われたサンフレッチェ広島vs柏レイソルの一戦で、2位・広島が0-3で敗れたため、川崎Fにとっては勝ち点3差をつけるチャンス。しかし、鹿島が立ち上がりから激しいプレスをかけてそこに立ちはだかる。
▽それでも川崎Fは8分、中村憲剛が敵陣中央からボックス右外にスルーパス。走り込んだエウシーニョがニアサイドに低いクロスを入れると、小林が右足を伸ばして触る。ボールはGKクォン・スンテの横をすり抜けたが、左ポストに嫌われてしまい、先制点とはならない。
▽互いにシュートまで繋げることができない時間が続くと、球際が激しくなる。29分にはレオ・シルバと阿部が競り合いから熱くなる場面も。
▽迎えた36分、我慢の時間帯が続いていた川崎Fにチャンス到来。ボックス右手前でパスを受けたエウシーニョが、ボックス内へパスを送る。これに反応した小林が体を張って、チョン・スンヒョンと入れ替わると倒されてPKを獲得。これを小林が自らキッカーを務めたが、ゴール右を狙ったシュートはGKクォン・スンテに完全に読まれてしまう。小林は9月26日の第18節延期分湘南ベルマーレ戦に続くPK失敗となった。
▽守護神のビッグプレーに応えたい鹿島は41分、敵陣中央でパスを受けた鈴木がボックス右に流れてミドルシュート。強烈なシュートだったが、ゴール上へと外れる。さらに前半終了間際には、ボックス左手前でFKを獲得し、レオ・シルバのクロスを犬飼が頭で合わせる。しかし、これも枠を捉えることはできず、ゴールレスで試合を折り返した。
▽後半に入ると、ホームの鹿島が開始から攻勢を強めて川崎Fを押し込み始める。55分、ボックス手前でボールを持ったレオ・シルバがボックス左へ浮き球のパスを供給。これは相手DFにクリアされたが、こぼれ球を遠藤が左足ダイレクトでシュートを放つと、ブロックに入った谷口に防がれる。この場面で手に当たってはいたが、ハンドの判定は下されず。
▽前半とは一転して鹿島ペースで試合が進む中、川崎Fは66分に守田に代えて知念を投入する。すると69分、ボックス左でスローインを受けた知念がキープからポストプレー。ボックス左外の中村憲剛が左足ダイレクトでクロスを送り、阿部がヘディングシュートを放つも、GKクォン・スンテに触られてクロスバーに直撃する。
▽一進一退の攻防が続く展開も、ゴールを許さない両者。すると終盤、川崎Fにアクシデントが起こる。82分、小林が体を痛めて倒れ込み、担架でピッチの外へ。そのまま長谷川と交代した。さらに後半アディショナルタイム、ファウルでカウンターを阻止した阿部がこの日2枚目のイエローで退場に。
▽数的不利となった川崎Fは、その後鹿島のサイド攻撃やセットプレーに苦しめられる展開に。それでもなんとか耐え凌ぎゴールレスドローで試合終了。鹿島は公式戦8戦無敗。一方の川崎Fは、5戦無敗で貴重な勝ち点1を積み重ねた。
▽ここまで13勝6分け9敗で3位につける鹿島(勝ち点45)と、17勝5分け6敗で首位に立つ川崎F(勝ち点56)が激突した。前節のヴィッセル神戸戦を5-0で大勝し、3日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・準決勝第1戦で3-2の劇的勝利を収めた鹿島は、その一戦から先発メンバーを2人変更。内田と永木に代えて、安西とレオ・シルバを起用した。
▽6日に行われたサンフレッチェ広島vs柏レイソルの一戦で、2位・広島が0-3で敗れたため、川崎Fにとっては勝ち点3差をつけるチャンス。しかし、鹿島が立ち上がりから激しいプレスをかけてそこに立ちはだかる。
▽それでも川崎Fは8分、中村憲剛が敵陣中央からボックス右外にスルーパス。走り込んだエウシーニョがニアサイドに低いクロスを入れると、小林が右足を伸ばして触る。ボールはGKクォン・スンテの横をすり抜けたが、左ポストに嫌われてしまい、先制点とはならない。
▽立ち上がりが経過すると、川崎Fが敵陣に入ってボールを保持する時間帯が増加。しかし、鹿島もゴール前への侵攻を許してはくれず、決定機を作ることができない。一方の鹿島は、カウンターからチャンスを狙うが、ラストパスの精度を欠いてフィニッシュまで持ち込めない。
▽互いにシュートまで繋げることができない時間が続くと、球際が激しくなる。29分にはレオ・シルバと阿部が競り合いから熱くなる場面も。
▽迎えた36分、我慢の時間帯が続いていた川崎Fにチャンス到来。ボックス右手前でパスを受けたエウシーニョが、ボックス内へパスを送る。これに反応した小林が体を張って、チョン・スンヒョンと入れ替わると倒されてPKを獲得。これを小林が自らキッカーを務めたが、ゴール右を狙ったシュートはGKクォン・スンテに完全に読まれてしまう。小林は9月26日の第18節延期分湘南ベルマーレ戦に続くPK失敗となった。
▽守護神のビッグプレーに応えたい鹿島は41分、敵陣中央でパスを受けた鈴木がボックス右に流れてミドルシュート。強烈なシュートだったが、ゴール上へと外れる。さらに前半終了間際には、ボックス左手前でFKを獲得し、レオ・シルバのクロスを犬飼が頭で合わせる。しかし、これも枠を捉えることはできず、ゴールレスで試合を折り返した。
▽後半に入ると、ホームの鹿島が開始から攻勢を強めて川崎Fを押し込み始める。55分、ボックス手前でボールを持ったレオ・シルバがボックス左へ浮き球のパスを供給。これは相手DFにクリアされたが、こぼれ球を遠藤が左足ダイレクトでシュートを放つと、ブロックに入った谷口に防がれる。この場面で手に当たってはいたが、ハンドの判定は下されず。
▽前半とは一転して鹿島ペースで試合が進む中、川崎Fは66分に守田に代えて知念を投入する。すると69分、ボックス左でスローインを受けた知念がキープからポストプレー。ボックス左外の中村憲剛が左足ダイレクトでクロスを送り、阿部がヘディングシュートを放つも、GKクォン・スンテに触られてクロスバーに直撃する。
▽一進一退の攻防が続く展開も、ゴールを許さない両者。すると終盤、川崎Fにアクシデントが起こる。82分、小林が体を痛めて倒れ込み、担架でピッチの外へ。そのまま長谷川と交代した。さらに後半アディショナルタイム、ファウルでカウンターを阻止した阿部がこの日2枚目のイエローで退場に。
▽数的不利となった川崎Fは、その後鹿島のサイド攻撃やセットプレーに苦しめられる展開に。それでもなんとか耐え凌ぎゴールレスドローで試合終了。鹿島は公式戦8戦無敗。一方の川崎Fは、5戦無敗で貴重な勝ち点1を積み重ねた。
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