イニエスタ復帰の神戸、リージョ監督初陣でドロー! 最下位・長崎下せずも連敗は「5」でストップ《J1》
2018.10.06 21:00 Sat
▽明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸vsV・ファーレン長崎が、6日にノエビアスタジアム神戸で行われ、1-1のドローに終わった。
▽5連敗中の11位・神戸(勝ち点36)は、0-5で大敗した前節の鹿島アントラーズ戦からスタメンを1名のみ変更。藤谷に代えて、郷家を起用した。負傷により2試合欠場していたイニエスタは、ベンチスタート。また、リージョ新監督にとっての初陣となった。
▽対する最下位・長崎(勝ち点27)は、1-2で敗北し3連勝を逃した川崎フロンターレ戦からスタメンを3名変更。島田、中村、鈴木に代えて、磯村、大本、ファンマを起用した。
▽ホームの神戸は立ち上がりから攻勢をかける。4分、7分と立て続けにウェリントンのシュートが長崎ゴールを襲えば、9分にも右CKのこぼれ球に反応した三原がボックス右からダイレクトで狙う。いずれも得点にはならなかったが、神戸はリージョ監督招へいの効果を感じさせるような攻撃的なプレーを続けていく。
▽対する長崎は神戸の勢いに押される時間が続くが、ワンプレーで試合を動かす。22分ボックス手前やや右で縦パスを受けた澤田が、神戸DFの激しいチェックを逆手に取りゴール方向へ流すようにトラップ。そのまま入れ替わってボックス右に侵攻し、GKキム・スンギュとの一対一を制した。
▽中盤から前線に縦パスを打ち込みシャドーの選手がスルー、1トップに入っているウェリントンがワンタッチでゴール方向にパスを送り、3人目の動きをしていたシャドーが最終ラインの裏でボールを受けるという形を多用する神戸。能動的なアプローチでチャンスを作り出していくが、徐々に長崎のカウンターを受け始めるシーンも増えていく。
▽結局、試合はお互い譲らずに1-1のスコアのまま折り返し。勝負の行方は後半に持ち越された。
▽後半の立ち上がり50分、DF渡部が最終ラインでのパスミスを犯し長崎にチャンス。しかし、ボールを奪取しボックス左に侵攻したファンマはシュートまで繋げることができず。勝ち越し弾は奪えない。
▽流れを変えたい神戸は、59分に選手交代を敢行。郷家に代えて、イニエスタを投入した。直後の60分、ディフェンスラインからのフィードをウェリントンが頭で落とし、古橋がボックス左に抜け出す。左足で放ったシュートは長崎DFにディフレクトして枠を外れたものの、神戸に逆転ムードが漂う。
▽神戸のポゼッションが続いている69分、ボックス手前左でボールを持ったイニエスタが長崎DF2人を背負いつつヒールでボックス内左にスルーパスを供給。すると、藤田が完全にフリーで抜け出したが、クロスを中央のウェリントンに合わせることができず。
▽神戸が得点を決め切ることができない時間が続き、両指揮官は交代カードを切りつつ変化を付けていく。しかし、打開することができないまま時間が流れる。神戸はアタッキングサードでイニエスタから幾度か虚を突くパスが供給されるが、味方との呼吸が合わずにシュートまで至らない。
▽試合終盤の86分、長崎に大チャンスが訪れる。右サイドからクロスを上げると、ボックス内左の翁長が中央に折り返す。すると、ゴール目前に構えていたファンマがシュートを放ったが、枠の上を越えていく。
▽92分、ティーラトンが飯尾に深くスライディングしてしまい一発レッドで退場。しかし、神戸が10人になったことのアドバンテージを、長崎が残り時間の内に生かせないまま試合は終了した。
▽この結果、神戸は連敗こそ5試合でストップさせたものの、リージョ監督の初陣を勝利で飾れず。対する長崎も残留に向けて勝ち点3を手にすることはできなかった。
▽5連敗中の11位・神戸(勝ち点36)は、0-5で大敗した前節の鹿島アントラーズ戦からスタメンを1名のみ変更。藤谷に代えて、郷家を起用した。負傷により2試合欠場していたイニエスタは、ベンチスタート。また、リージョ新監督にとっての初陣となった。
▽ホームの神戸は立ち上がりから攻勢をかける。4分、7分と立て続けにウェリントンのシュートが長崎ゴールを襲えば、9分にも右CKのこぼれ球に反応した三原がボックス右からダイレクトで狙う。いずれも得点にはならなかったが、神戸はリージョ監督招へいの効果を感じさせるような攻撃的なプレーを続けていく。
▽対する長崎は神戸の勢いに押される時間が続くが、ワンプレーで試合を動かす。22分ボックス手前やや右で縦パスを受けた澤田が、神戸DFの激しいチェックを逆手に取りゴール方向へ流すようにトラップ。そのまま入れ替わってボックス右に侵攻し、GKキム・スンギュとの一対一を制した。
▽ビハインドを背負った神戸はその後、サイドに厚みを持たせつつより攻勢に出ていきまずは1点をもぎ取りに行く。すると、30分に長崎陣内左サイドでスローインを獲得。藤田のロングスローがボックス内まで届くと、ニアで飛び上がったウェリントンが頭で逸らしてボールは中央へ。走り込んだ三原が滑り込みつつ右足で強烈なシュートを放ち、スコアを同点に戻した。
▽中盤から前線に縦パスを打ち込みシャドーの選手がスルー、1トップに入っているウェリントンがワンタッチでゴール方向にパスを送り、3人目の動きをしていたシャドーが最終ラインの裏でボールを受けるという形を多用する神戸。能動的なアプローチでチャンスを作り出していくが、徐々に長崎のカウンターを受け始めるシーンも増えていく。
▽結局、試合はお互い譲らずに1-1のスコアのまま折り返し。勝負の行方は後半に持ち越された。
▽後半の立ち上がり50分、DF渡部が最終ラインでのパスミスを犯し長崎にチャンス。しかし、ボールを奪取しボックス左に侵攻したファンマはシュートまで繋げることができず。勝ち越し弾は奪えない。
▽流れを変えたい神戸は、59分に選手交代を敢行。郷家に代えて、イニエスタを投入した。直後の60分、ディフェンスラインからのフィードをウェリントンが頭で落とし、古橋がボックス左に抜け出す。左足で放ったシュートは長崎DFにディフレクトして枠を外れたものの、神戸に逆転ムードが漂う。
▽神戸のポゼッションが続いている69分、ボックス手前左でボールを持ったイニエスタが長崎DF2人を背負いつつヒールでボックス内左にスルーパスを供給。すると、藤田が完全にフリーで抜け出したが、クロスを中央のウェリントンに合わせることができず。
▽神戸が得点を決め切ることができない時間が続き、両指揮官は交代カードを切りつつ変化を付けていく。しかし、打開することができないまま時間が流れる。神戸はアタッキングサードでイニエスタから幾度か虚を突くパスが供給されるが、味方との呼吸が合わずにシュートまで至らない。
▽試合終盤の86分、長崎に大チャンスが訪れる。右サイドからクロスを上げると、ボックス内左の翁長が中央に折り返す。すると、ゴール目前に構えていたファンマがシュートを放ったが、枠の上を越えていく。
▽92分、ティーラトンが飯尾に深くスライディングしてしまい一発レッドで退場。しかし、神戸が10人になったことのアドバンテージを、長崎が残り時間の内に生かせないまま試合は終了した。
▽この結果、神戸は連敗こそ5試合でストップさせたものの、リージョ監督の初陣を勝利で飾れず。対する長崎も残留に向けて勝ち点3を手にすることはできなかった。
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