偽証罪の疑いを掛けられたモドリッチ、裁判所は棄却
2018.10.04 12:25 Thu
▽クロアチアの裁判所は、レアル・マドリーに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチに対する偽証罪について、棄却したことを発表した。イギリス『BBC』が報じた。
▽トッテナム移籍の契約書において、移籍金を選手とクラブが半分ずつ受け取る条項が付加。モドリッチは出廷時、2004年7月のサインを証言したが、実のところ、2008年に作成されたとみられ、ズレが生じているという。
▽マミッチ氏は、複数の横領と脱税の罪のほか、モドリッチが2008年にトッテナムに移籍した際の移籍金の大部分を着服した容疑を掛けられているが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナへ逃げている状況だ。
▽クロアチアメディアによると、ザグレブの刑事裁判所は、判決そのものが最終的なものではなく、モドリッチに対する偽証罪が時期尚早であるとの見解だと報じている。
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▽モドリッチは2017年6月、古巣ディナモ・ザグレブの元ディレクターであるズドラフコ・マミッチ氏の裁判に証人として出廷。トッテナム移籍当時の詳細で虚偽の証言をした容疑がかけられている。▽マミッチ氏は、複数の横領と脱税の罪のほか、モドリッチが2008年にトッテナムに移籍した際の移籍金の大部分を着服した容疑を掛けられているが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナへ逃げている状況だ。
▽クロアチアメディアによると、ザグレブの刑事裁判所は、判決そのものが最終的なものではなく、モドリッチに対する偽証罪が時期尚早であるとの見解だと報じている。
▽有罪となれば、最長で5年の懲役刑が下される可能性もあったモドリッチだが、一旦は棄却。しかし、上訴することが可能であり、この先も争いが続くことになるかもしれない。
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