グループE最注目バイエルンvsアヤックスはドロー!ベンフィカは10人ながらアテネに勝利!《CL》

2018.10.03 06:20 Wed
Getty Images
▽バイエルンは2日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループE第2節でアヤックスとアリアンツ・アレーナで対戦し、1-1で引き分けた。

▽ベンフィカとの大会初戦を2-0で制したバイエルンは、その後の国内リーグ3試合で1勝1分け1敗と失速。直近2試合を1分け1敗として臨む今節は、敗れたヘルタ・ベルリン戦から3選手を変更。ジュール、レナト・サンチェス、ハメス・ロドリゲスを代えて、フンメルス、ハビ・マルティネス、ミュラーが先発となった。
▽まずは3分のバイエルン、得意の左足、得意の角度から狙ってGKを強襲。このシュートで得た左CKからドイツ王者は先生に成功する。

▽4分、CKは一度跳ね返されるものの、右サイドでボールを持ったロッベンのクロスに、残っていたフンメルスが頭で合わせてゴール。早速バイエルンが先制点を奪った。

▽早々に失点を食らってしまったアヤックスも20分にかけて立て続けにチャンスを演出。ジイェフはボックス手前右から強烈なシュートでGKノイアーに横っ飛びを余儀なくする。すると22分、敵陣右サイドでボールをキープするマズラウィは、相手に囲まれながらも強引にミッシュ地帯を突破。ボックス手前のタディッチとのワンツーでゴール前に侵入したマズラウィはそのままシュートを流し込み、試合を振り出しに戻した。
▽以降は拮抗した展開に。32分にボックスの外からインサイドステップでコースを狙っていったが惜しくも枠の右。対してアヤックスは、ジイェフがボックス手前中央から左足の強烈ミドルで狙っていくがGKノイアーは簡単にはゴールを許さない。

▽同点で迎えた後半はアヤックスが良い入りを見せた。49分、左からのクロスをタグリアフィコが合わせるがGKの正面に。バイエルンも55分にボックス手前やや左寄りの絶好の位置でFKを獲得するが、レヴァンドフスキのシュートは壁に激突。

▽試合終盤も互角の戦いを続ける両者。70分台に両チームにビッグチャンスが訪れた。まずはアヤックス。72分に、味方が頭でゴール前に落としたボールをファン・デ・ベークが押し込みにかかるが、わずかに枠の左へ。バイエルンは77分に、途中出場のハメス・ロドリゲスが、こちらも途中出場のニャブリのクロスに合わせたが、GKオナナがノイアーも顔負けのビッグセーブで決定機を阻止。

▽後半アディショナルタイムには、アヤックスにFKのラストチャンスが。シェーネのシュートは枠を捉えていたものの、GKノイアーが触ったことでクロスバーを叩く。終了間際には、フンメルスが負傷交代してしまうアクシデントがありつつも、試合はこのまま終了。1-1の痛み分けとなった。

▽グループEのもう一試合、AEKアテネvsベンフィカは、3-2でベンフィカが勝利した。

▽開始6分にセフェロビッチのゴールで先制したベンフィカは、15分にはピッツィのクロスに頭で合わせたグリマルドのゴールで早くも2点差に広げた。しかし、前半アディショナルタイムに、ルベン・ジアスがこの試合2枚目のイエローカードを受けて退場に。ベンフィカはリードしながらも、後半丸々10人で戦うことになってしまった。

▽迎えた後半、嫌な予感が的中してしまう。53分、クロナリディスにゴールを許し早速1点差に縮められると、その10分後の63分には再びクロナリディスの決められ簡単に同点とされてしまった。

▽しかし、それでも10人で懸命に戦うベンフィカは74分、カウンターからA・セメドのゴールが決まりこれが決勝点に。1人少ないベンフィカがアテネを下し、今大会初勝利を収めた。
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