アブラモビッチより気短なヤツがいた!ハリル就任のナント会長、11年間で13人の監督をとっかえひっかえ…
2018.10.03 02:00 Wed
▽2日に元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏を新監督に就任したことを発表したナントだが、フランス『フランス・フットボール』によれば、会長およびオーナーのヴァルダマー・キタ政権下では、これで13人目の監督となった。
▽キタ会長は2007年夏にナントを買収。2007-08シーズンは、1963年以来となるリーグ・ドゥを戦った同クラブにおいて、エンブレムやクラブ名変更などに着手した。
▽キタ会長就任当初はミシェル・デル・ザカリアン氏が監督を務めていたナントは、翌シーズンからエリ・ボー氏やゲルノト・ロール氏、ジャン=マルク・フルラン氏らが監督を務めたが、いずれも短命に終わった。
▽以降はリーグ・ドゥ降格など紆余曲折を経て、2012年夏にザカリアン氏が復帰。近年ではセルジオ・コンセイソン氏やクラウディオ・ラニエリ氏、直近ではミゲル・カルドソ氏が1年交代でクラブを率いてきた。
▽最長で2012年夏から4年間率いたザカリアン氏、最短では2009年12月から2010年2月まで率いたフルラン氏や、2011年3月から同年5月まで務めたフィリップ・アンジアーニ氏の3カ月と、結果が出せない監督は容赦なく首を切ってきたキタ会長は、同じく気短と揶揄されるチェルシーのロマン・アブラモビッチオーナーを連想させる。
▽だがしかし、世の中にはさらにワンマンなオーナーも存在する。2002年から2017年にかけてパレルモのオーナーを務めたマウリツィオ・ザンパリーニ氏は、在籍15年で39回も監督を交代。雇用した監督は延べ45人に上ったという。
▽アブラモビッチ氏やザンパリーニ氏に並んでネガティブな意味での名物オーナーとしてのレッテルが張られたキタ氏。ハリルホジッチ新監督もこの悪習の波にのまれないことを祈りたい。
▽キタ会長は2007年夏にナントを買収。2007-08シーズンは、1963年以来となるリーグ・ドゥを戦った同クラブにおいて、エンブレムやクラブ名変更などに着手した。
▽以降はリーグ・ドゥ降格など紆余曲折を経て、2012年夏にザカリアン氏が復帰。近年ではセルジオ・コンセイソン氏やクラウディオ・ラニエリ氏、直近ではミゲル・カルドソ氏が1年交代でクラブを率いてきた。
▽最長で2012年夏から4年間率いたザカリアン氏、最短では2009年12月から2010年2月まで率いたフルラン氏や、2011年3月から同年5月まで務めたフィリップ・アンジアーニ氏の3カ月と、結果が出せない監督は容赦なく首を切ってきたキタ会長は、同じく気短と揶揄されるチェルシーのロマン・アブラモビッチオーナーを連想させる。
▽アブラモビッチ氏は2003年にチェルシーを買収。当初監督を務めていたラニエリ氏から数えると、暫定監督も含めてこれまでにアブラモビッチ政権下で指揮を執った監督は今夏に就任したマウリツィオ・サッリ監督で13人目を数える。ナントと同じ13人だが、こちらは15年で15人であるのに対し、ナントは11年で15人と、およそ9カ月周期で監督を代えている計算になる。
▽だがしかし、世の中にはさらにワンマンなオーナーも存在する。2002年から2017年にかけてパレルモのオーナーを務めたマウリツィオ・ザンパリーニ氏は、在籍15年で39回も監督を交代。雇用した監督は延べ45人に上ったという。
▽アブラモビッチ氏やザンパリーニ氏に並んでネガティブな意味での名物オーナーとしてのレッテルが張られたキタ氏。ハリルホジッチ新監督もこの悪習の波にのまれないことを祈りたい。
|
関連ニュース