ハマーズに3失点完敗のユナイテッドが公式戦連敗でモウリーニョ解任に待ったなしか《プレミアリーグ》
2018.09.29 22:23 Sat
▽プレミアリーグ第7節、ウェストハムvsマンチェスター・ユナイテッドが29日にオリンピックスタジアムで行われ、ホームのウェストハムが3-1で勝利した。
▽ここ2試合の低迷に加え、モウリーニョ監督とポグバの確執が伝えられるなど最悪の状態が続くユナイテッドは、ダービー戦で温存したGKデ・ヘアやポグバ、ショーらを復帰させた一方、ケガの影響かサンチェス、バレンシアがベンチ外となりマクトミネイが今季公式戦初先発を飾った。
▽マクトミネイをスモーリング、リンデロフと共に3バックの一角に配し、ルカクとマルシャルを最前線に並べた[3-5-2]の布陣で臨んだユナイテッドだったが、開始早々にいきなり先制点を許す。5分、ノーブルのスルーパスに反応したサバレタにショーが裏を取られて丁寧な折り返しを許すと、ゴール前にフリーで走り込んできたフェリペ・アンデルソンに右足の華麗なバックヒールで流し込まれた。
▽フェリペ・アンデルソンに移籍後初ゴールを献上したユナイテッドはすぐさま反撃を開始。2トップの強引な仕掛けと右ウイングバックに入るヤングを起点に幾度かチャンスを作る。23分にはマクトミネイのスルーパスに抜け出したヤングからのクロスをニアに飛び込んだルカクが頭で合わすが、これは右ポストを叩いた。
▽迎えた後半、2枚替えや3枚替えなど大胆な采配も想定されたユナイテッドだったが、モウリーニョ監督は前半と同じメンバー、同じシステムで引き続き戦う。しかし、前半同様にルカクやフェライニのフィジカル頼みの攻撃は相手に読まれて決定機を作れない。
▽何とか流れを変えたいモウリーニョ監督は57分、リンデロフを下げてラッシュフォードを投入。この交代でシステムを[4-3-3]に変更し、ラッシュフォードとマルシャルの両ウイングがルカクと並ぶ攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。この交代をキッカケに両サイドから仕掛けられるようになったユナイテッドは64分、ヤングの右クロスにフェライニが頭で合わすが、これはGKファビアンスキの見事な反応にはじき出されてしまう。
▽その後、71分にポグバとマルシャルを下げてフレッジとマタを同時に投入すると、直後の72分にはショーの左CKをニアに飛び込んだラッシュフォードが右足アウトを使った見事なボレーで合わせニアを破った。
▽ここから一気にユナイテッドの攻勢かと思われたが、ウェストハムがすぐに点差を元に戻す。74分、相手陣内中央でボールを持ったノーブルのスルーパスに反応したアルナウトビッチが相手センターバック2枚の間を難なく突破。最後はGKデ・ヘアとの一対一を冷静に制した。
▽この失点で反撃の気勢を完全に削がれたユナイテッドはマクトミネイの強烈なミドルシュートなどで散発的に相手ゴールを脅かすが、全体的に覇気のないこの日のチームはこれ以上ホームチームのゴールをこじ開けることはできず。敵地で完敗のユナイテッドは公式戦連敗を喫すると共に3戦未勝利となり、いよいよポルトガル人指揮官3年目のジンクスが発動する構えだ。
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▽前節、チェルシーとのダービーをゴールレスドローで終え、ミッドウィークのEFLカップ(カラバオカップ)3回戦では格下マクルズフィールドに8-0で圧勝し3戦無敗のウェストハムと、前節ウォルバーハンプトンと引き分け、EFLカップではホームで格下ダービー・カウンティにPK戦で敗れたユナイテッドによる一戦。▽マクトミネイをスモーリング、リンデロフと共に3バックの一角に配し、ルカクとマルシャルを最前線に並べた[3-5-2]の布陣で臨んだユナイテッドだったが、開始早々にいきなり先制点を許す。5分、ノーブルのスルーパスに反応したサバレタにショーが裏を取られて丁寧な折り返しを許すと、ゴール前にフリーで走り込んできたフェリペ・アンデルソンに右足の華麗なバックヒールで流し込まれた。
▽フェリペ・アンデルソンに移籍後初ゴールを献上したユナイテッドはすぐさま反撃を開始。2トップの強引な仕掛けと右ウイングバックに入るヤングを起点に幾度かチャンスを作る。23分にはマクトミネイのスルーパスに抜け出したヤングからのクロスをニアに飛び込んだルカクが頭で合わすが、これは右ポストを叩いた。
▽前半半ばから終盤にかけてはボールを保持するユナイテッドが相手陣内でのプレーを増やしていくが、最後の場面で連係ミスやアイデア不足が目立ち決定機まで持ち込めない。すると43分、ウェストハムの左CKの流れからボックス右でボールを受けたヤルモレンコが反転から左足に持ち替えて放ったシュートがDFリンデロフに当たって大きくコースが変わると、これがゴール右隅に吸い込まれ前半終了間際に不運なオウンゴールから2失点目を喫した。
▽迎えた後半、2枚替えや3枚替えなど大胆な采配も想定されたユナイテッドだったが、モウリーニョ監督は前半と同じメンバー、同じシステムで引き続き戦う。しかし、前半同様にルカクやフェライニのフィジカル頼みの攻撃は相手に読まれて決定機を作れない。
▽何とか流れを変えたいモウリーニョ監督は57分、リンデロフを下げてラッシュフォードを投入。この交代でシステムを[4-3-3]に変更し、ラッシュフォードとマルシャルの両ウイングがルカクと並ぶ攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。この交代をキッカケに両サイドから仕掛けられるようになったユナイテッドは64分、ヤングの右クロスにフェライニが頭で合わすが、これはGKファビアンスキの見事な反応にはじき出されてしまう。
▽その後、71分にポグバとマルシャルを下げてフレッジとマタを同時に投入すると、直後の72分にはショーの左CKをニアに飛び込んだラッシュフォードが右足アウトを使った見事なボレーで合わせニアを破った。
▽ここから一気にユナイテッドの攻勢かと思われたが、ウェストハムがすぐに点差を元に戻す。74分、相手陣内中央でボールを持ったノーブルのスルーパスに反応したアルナウトビッチが相手センターバック2枚の間を難なく突破。最後はGKデ・ヘアとの一対一を冷静に制した。
▽この失点で反撃の気勢を完全に削がれたユナイテッドはマクトミネイの強烈なミドルシュートなどで散発的に相手ゴールを脅かすが、全体的に覇気のないこの日のチームはこれ以上ホームチームのゴールをこじ開けることはできず。敵地で完敗のユナイテッドは公式戦連敗を喫すると共に3戦未勝利となり、いよいよポルトガル人指揮官3年目のジンクスが発動する構えだ。
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