【J1ピックアッププレビュー】太陽の塔イベ、超満員、4連勝への期待! パナスタで首位と激突《G大阪vs広島》
2018.09.28 18:30 Fri
▽終盤戦に来て今シーズン初の3連勝。29日にパナソニック スタジアム吹田で行われる明治安田生命J1リーグ第28節のサンフレッチェ広島(勝ち点56/首位)戦は、ガンバ大阪(同30/17位)の勢いが本物なのか試される一戦になる。ちなみに、チケットは完売。『GAMBA EXPO 2018』と銘打たれ、G大阪の選手たちは太陽の塔をあしらった特別ユニフォームを着用して試合に臨む。
◆勢いは本物か〜ガンバ大阪〜
▽シーズン序盤から残留争いを強いられてきたG大阪だが、この終盤戦に差し掛かり、息を吹き返した感がある。1日にホームで行われた第25節で川崎フロンターレを相手に2-0の完封勝利を収めると、敵地での連戦となるヴィッセル神戸戦、清水エスパルス戦で連勝。この9月負けなしとなる無傷の3連勝でホームに帰ってきた。
▽その猛チャージが実を結び、残留争いは最下位のV・ファーレン長崎から10位の清水エスパルスまで、実に9チームがわずか7ポイント差にひしめく大混戦に。勝ち点30のG大阪は、同ポイントで並ぶ16位の柏レイソルから11位のジュビロ磐田までをわずか1試合差の射程圏内にとらえるところまで巻き返している。
▽好ムードの中で迎える今節は、首位を走る広島が相手。難しい戦いになるが、勝てばさらに勢いづく一戦でもある。勝負のポイントは、元僚友で得点ランクトップタイのFWパトリックをどう封じるか。アバウトな守り方であれば、強靭なフィジカルと決定力の餌食になり得る。ただ、今の状況を考えても、対戦相手は関係ない。連勝街道を突き進むだけだ。
◆王者としての素質〜サンフレッチェ広島〜
▽対する広島は、首位こそ走り続けているものの、勢いあったシーズン序盤戦と比べればやや失速傾向。前節のFC東京との上位対決も追いつかれ、ここ2試合で勝ちがない。また、直近5試合の戦績においても、2勝1分け2敗。ラストスパートをかけたい終盤戦の調子は平行線を辿る。
▽ただ、今節の相手も決して楽ではない。ここまで降格圏の17位に沈むG大阪だが、現在は今シーズン初の3連勝中。また、広島はミッドウィークの天皇杯で鹿島アントラーズと120分の戦いを演じており、試合のなかったG大阪と比べて日程面で不利という背景もある。そういった苦しい状況の中で平常心を保てるか。王者としての素質が問われる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-4-2]
DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
MF:小野瀬康介、遠藤保仁、今野泰幸、倉田秋
FW:渡邉千真、ファン・ウィジョ
監督:宮本恒靖
▽チームとして結果がついてきているだけに、スタメンの顔ぶれや、布陣の大幅な変更は考えにくい。FW渡邉千真とFWファン・ウィジョの2トップに加えた、MF小野瀬康介や倉田秋の両サイドハーフの連携面も上々。DF三浦弦太とDFファビオを中心にどうパトリックを黙らせるかが鍵になる。
◆サンフレッチェ広島[4-4-2]
DF:和田拓也、千葉和彦、野上結貴、佐々木翔
MF:柴崎晃誠、青山敏弘、稲垣祥、柏好文
FW:パトリック、ティーラシン
監督:城福浩
▽対する広島は、上述のとおり、ミッドウィークに天皇杯で120分の戦いを消化。ある程度のメンバー温存に努めたが、パトリックら一部主力は途中出場でピッチに立っており、体力面に一抹の不安を抱える。ただ、負ければ首位陥落の可能性もある今節だけに、ベストな陣容を築いてくるはずだ。
【注目選手】
MF今野泰幸(ガンバ大阪)
MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)
◆ウィジョvsパトの主砲対決
▽今節最注目カードは、見据える目標こそあまりにも対照的だが、共に勝ち点3を欲する両雄の戦いに。G大阪は降格圏脱出のため、広島は首位堅持のための一戦となる。G大阪にとって、第17節以来4試合負けなしのホームで勝利の美酒を味わうチームは果たして──。ファン・ウィジョとパトリックの新旧G大阪主砲対決にも注目が集まる一戦は、29日の16時にキックオフを迎える。
◆勢いは本物か〜ガンバ大阪〜
▽シーズン序盤から残留争いを強いられてきたG大阪だが、この終盤戦に差し掛かり、息を吹き返した感がある。1日にホームで行われた第25節で川崎フロンターレを相手に2-0の完封勝利を収めると、敵地での連戦となるヴィッセル神戸戦、清水エスパルス戦で連勝。この9月負けなしとなる無傷の3連勝でホームに帰ってきた。
▽好ムードの中で迎える今節は、首位を走る広島が相手。難しい戦いになるが、勝てばさらに勢いづく一戦でもある。勝負のポイントは、元僚友で得点ランクトップタイのFWパトリックをどう封じるか。アバウトな守り方であれば、強靭なフィジカルと決定力の餌食になり得る。ただ、今の状況を考えても、対戦相手は関係ない。連勝街道を突き進むだけだ。
◆王者としての素質〜サンフレッチェ広島〜
▽対する広島は、首位こそ走り続けているものの、勢いあったシーズン序盤戦と比べればやや失速傾向。前節のFC東京との上位対決も追いつかれ、ここ2試合で勝ちがない。また、直近5試合の戦績においても、2勝1分け2敗。ラストスパートをかけたい終盤戦の調子は平行線を辿る。
▽それに伴い、一時独走状態を築いた首位の座も危うくなりつつある。優勝を争う前年度王者の2位川崎フロンターレは、今週ミッドウィークに敵地で行われた湘南ベルマーレとの代替試合で勝ち点1をゲット。その川崎Fの姿が勝ち点3差のところまで迫ってきており、広島としてはこれ以上の足踏みは首位陥落という最悪の状況を招きかねない状況だ。
▽ただ、今節の相手も決して楽ではない。ここまで降格圏の17位に沈むG大阪だが、現在は今シーズン初の3連勝中。また、広島はミッドウィークの天皇杯で鹿島アントラーズと120分の戦いを演じており、試合のなかったG大阪と比べて日程面で不利という背景もある。そういった苦しい状況の中で平常心を保てるか。王者としての素質が問われる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:東口順昭DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
MF:小野瀬康介、遠藤保仁、今野泰幸、倉田秋
FW:渡邉千真、ファン・ウィジョ
監督:宮本恒靖
▽チームとして結果がついてきているだけに、スタメンの顔ぶれや、布陣の大幅な変更は考えにくい。FW渡邉千真とFWファン・ウィジョの2トップに加えた、MF小野瀬康介や倉田秋の両サイドハーフの連携面も上々。DF三浦弦太とDFファビオを中心にどうパトリックを黙らせるかが鍵になる。
◆サンフレッチェ広島[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:林卓人DF:和田拓也、千葉和彦、野上結貴、佐々木翔
MF:柴崎晃誠、青山敏弘、稲垣祥、柏好文
FW:パトリック、ティーラシン
監督:城福浩
▽対する広島は、上述のとおり、ミッドウィークに天皇杯で120分の戦いを消化。ある程度のメンバー温存に努めたが、パトリックら一部主力は途中出場でピッチに立っており、体力面に一抹の不安を抱える。ただ、負ければ首位陥落の可能性もある今節だけに、ベストな陣容を築いてくるはずだ。
【注目選手】
MF今野泰幸(ガンバ大阪)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽G大阪の注目選手は、闘犬として中盤の強度向上に大きく貢献するMF今野泰幸だ。シーズン開幕当初から負傷に苦しみ、復帰しては離脱を繰り返してきたが、第25節に復帰即先発を飾るとチームも3連勝。力は今も錆びついていない。今節もこの男が勝利の鍵を握る。MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽広島の注目選手は、MF青山敏弘だ。活躍ぶりから日本代表復帰をも果たした広島のバンディエラは、ここまで全27試合に出場(先発は26回)。狼狽なポジショニングと的確なボールの配給で攻守にチームの骨格を作ってきた。司令塔として、G大阪の脅威となれるか。◆ウィジョvsパトの主砲対決
▽今節最注目カードは、見据える目標こそあまりにも対照的だが、共に勝ち点3を欲する両雄の戦いに。G大阪は降格圏脱出のため、広島は首位堅持のための一戦となる。G大阪にとって、第17節以来4試合負けなしのホームで勝利の美酒を味わうチームは果たして──。ファン・ウィジョとパトリックの新旧G大阪主砲対決にも注目が集まる一戦は、29日の16時にキックオフを迎える。
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