ランパード率いるダービーが敵地でユナイテッド撃破! GKロメロ退場のユナイテッドは土壇場で追いつくもジャイキリ許す…《EFLカップ》
2018.09.26 06:32 Wed
▽マンチェスター・ユナイテッドは25日、EFLカップ(カラバオカップ)3回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティとオールド・トラフォードで対戦し、2-2で90分間の戦いを終えた。しかし、その後行われたPK戦を7-8で終え、3回戦での敗退となった。
▽直近のリーグ戦ではホームでウォルバーハンプトン相手に引き分けたユナイテッド。同じホームでバウンスバックが求められる今季EFLカップ初戦では、モウリーニョ監督のチェルシー時代の教え子、フランク・ランパード新監督が率いるダービーと対戦した。モウリーニョ監督は教え子との一戦に向けてリンガード、ルカクを除く9人を変更。負傷明けのフィル・ジョーンズやエレーラに加え、新戦力のジオゴ・ダロト、マルシャルらが起用された。
▽試合は開始直後にいきなり動く。3分、左サイドで縦に仕掛けたマルシャルがボックス付近で横パスを送ると、ルカクがスルーしたボールをリンガードがワンタッチでゴール右に走り込むマタに繋ぐと、最後はスペイン人MFが得意の左足のダイレクトシュートでゴール左に流し込んだ。
▽ユナイテッドらしからぬ複数人がイメージを共有する見事な崩しで先手を奪ったが、直後にはダービーの決定機。6分、左サイドのマウントから守備ラインを切り裂く斜めのスルーパスが出ると、これをゴール右でフリーのベネットがシュートするが、ここはGKロメロがビッグセーブで阻む。
▽冷や汗をかいたユナイテッドだったが、ここから気持ちを引き締め直すと9分にマタ、12分にルカクと続けて2点目に迫る。その後はダービーの攻勢に遭い、やや中盤で落ち着かない展開が続くも果敢な仕掛けを見せたマルシャルの左サイドを起点に幾度もチャンスを創出。だが、ルカクが再三の決定機を逃すなど、前半のうちにリードを広げることはできなかった。
▽この失点を受けてモウリーニョ監督は63分、リンガード、エレーラを下げてフェライニ、フレッジを同時投入する。しかし、直後の67分には裏へ抜け出したウィルソンのシュートをボックス外で手を使って阻んだGKロメロにレッドカードが掲示され、数的不利を背負うことに。この退場でマタを下げてユナイテッドデビューのベテランGKリー・グラントをピッチに送り込んだ。
▽ここから試合は一進一退の攻防を見せるが、数的優位と勢いで勝るダービーが徐々に流れを掴んでいく。すると85分、波状攻撃からマウントが左足のミドルシュートを際どいコースに飛ばす。これはGKグラントがビッグセーブで阻むが、こぼれ球に反応した途中出場のマリオットが頭で押し込み、ついにダービーが試合を引っくり返す。
▽格下相手にホームでの負けは許されないユナイテッドはフェライニとルカクのフィジカルを生かしたパワープレーで反撃を開始するが、完全に守りに入った相手守備を崩し切れない。それでも、諦めないホームチームは試合終了間際の95分、右サイドのジオゴ・ダロトが入れたクロスをフェライニが頭で合わせ、土壇場で劇的な同点ゴールを奪った。
▽そして、2-2でタイムアップを迎えた一戦の勝敗の行方はPK戦に委ねられることに。ダービーの先攻でスタートしたPK戦は互いにキッカーが際どいコースに決め続け、共に7人連続で成功。しかし、8人目で先攻ダービーのキッカー、キーオが冷静に決めたのに対して、後攻ユナイテッドはフィル・ジョーンズの右を狙ったシュートがGKカーソンのセーブに遭い、ここで試合は決着。ランパード率いるダービーが恩師モウリーニョ率いるユナイテッド相手に敵地オールド・トラフォードでジャイアントキリングを達成した。
▽直近のリーグ戦ではホームでウォルバーハンプトン相手に引き分けたユナイテッド。同じホームでバウンスバックが求められる今季EFLカップ初戦では、モウリーニョ監督のチェルシー時代の教え子、フランク・ランパード新監督が率いるダービーと対戦した。モウリーニョ監督は教え子との一戦に向けてリンガード、ルカクを除く9人を変更。負傷明けのフィル・ジョーンズやエレーラに加え、新戦力のジオゴ・ダロト、マルシャルらが起用された。
▽ユナイテッドらしからぬ複数人がイメージを共有する見事な崩しで先手を奪ったが、直後にはダービーの決定機。6分、左サイドのマウントから守備ラインを切り裂く斜めのスルーパスが出ると、これをゴール右でフリーのベネットがシュートするが、ここはGKロメロがビッグセーブで阻む。
▽冷や汗をかいたユナイテッドだったが、ここから気持ちを引き締め直すと9分にマタ、12分にルカクと続けて2点目に迫る。その後はダービーの攻勢に遭い、やや中盤で落ち着かない展開が続くも果敢な仕掛けを見せたマルシャルの左サイドを起点に幾度もチャンスを創出。だが、ルカクが再三の決定機を逃すなど、前半のうちにリードを広げることはできなかった。
▽迎えた後半、立ち上がりからダービーの攻勢に晒されたユナイテッドはGKロメロのこの試合2度目のビッグセーブでピンチを凌ぐも流れを掴めない。すると59分、ボックス手前で与えたFKをリバプールからレンタル加入中のハリー・ウィルソンに左足の見事なブレ球シュートで決められ、同点に追いつかれてしまう。
▽この失点を受けてモウリーニョ監督は63分、リンガード、エレーラを下げてフェライニ、フレッジを同時投入する。しかし、直後の67分には裏へ抜け出したウィルソンのシュートをボックス外で手を使って阻んだGKロメロにレッドカードが掲示され、数的不利を背負うことに。この退場でマタを下げてユナイテッドデビューのベテランGKリー・グラントをピッチに送り込んだ。
▽ここから試合は一進一退の攻防を見せるが、数的優位と勢いで勝るダービーが徐々に流れを掴んでいく。すると85分、波状攻撃からマウントが左足のミドルシュートを際どいコースに飛ばす。これはGKグラントがビッグセーブで阻むが、こぼれ球に反応した途中出場のマリオットが頭で押し込み、ついにダービーが試合を引っくり返す。
▽格下相手にホームでの負けは許されないユナイテッドはフェライニとルカクのフィジカルを生かしたパワープレーで反撃を開始するが、完全に守りに入った相手守備を崩し切れない。それでも、諦めないホームチームは試合終了間際の95分、右サイドのジオゴ・ダロトが入れたクロスをフェライニが頭で合わせ、土壇場で劇的な同点ゴールを奪った。
▽そして、2-2でタイムアップを迎えた一戦の勝敗の行方はPK戦に委ねられることに。ダービーの先攻でスタートしたPK戦は互いにキッカーが際どいコースに決め続け、共に7人連続で成功。しかし、8人目で先攻ダービーのキッカー、キーオが冷静に決めたのに対して、後攻ユナイテッドはフィル・ジョーンズの右を狙ったシュートがGKカーソンのセーブに遭い、ここで試合は決着。ランパード率いるダービーが恩師モウリーニョ率いるユナイテッド相手に敵地オールド・トラフォードでジャイアントキリングを達成した。
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