ラングレ愚行退場のバルサが一時逆転許すも意地のドロー! 開幕からの連勝がストップ…《リーガエスパニョーラ》
2018.09.24 05:51 Mon
▽リーガエスパニョーラ第5節、バルセロナvsジローナが23日にカンプ・ノウで行われ、2-2のドローに終わった。
▽PSVからは先発4人を変更。セルジ・ロベルト、ユムティティ、ラキティッチ、コウチーニョに代わってネウソン・セメドと、ラングレ、アルトゥール、ビダルをリーガ初先発で起用。なお、この試合でリーガ通算423試合出場を達成したメッシは元同僚のダニエウ・アウベスを抜き外国籍選手のリーガ最多出場記録を更新した。
▽注目の自治州ダービーはアウェイのジローナが先にチャンスを作る。開始5分、右CKの場面でアダイ・ベニテスのクロスをフリーのエスピノーサが頭で合わすが、これはGK正面を突く。
▽一方、時間の経過と共に相手を押し込むバルセロナは12分、ボックス手前でボールを持った細かいステップでDFをかわしてボックス左に持ち込んで左足のシュートを放つが、これはわずかに枠の右に外れる。だが、絶好調のメッシは19分、ボックス右でビダルがグラウンダーで折り返したボールを丁寧な左足のダイレクトシュートでゴール左に突き刺し、公式戦2試合連続ゴールを記録した。
▽肝を冷やしたものの失点を免れたバルセロナだったが、この直後にアクシデントが発生。自陣でポンスに入れ替わられそうになったDFラングレがブロックを試みた際に肘を振り上げると、これがポンスの顔面を捉える。そして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、このプレーに対してレッドカードが掲示された。
▽今季初先発のラングレの軽率なプレーで数的不利に陥ったバルセロナは、ブスケッツをセンターバックに下げて[4-4-1]の布陣に変更。このまま守り切ってハーフタイムを迎える腹積もりだったが、45分にアダイ・ベニテスの右クロスに対してセンターバック2人がストゥアーニに間へ入られると、足下でのトラップからゴール前に持ち込まれて痛恨の同点ゴールを献上した。
▽迎えた後半、デンベレを下げてユムティティをハーフタイム明けに投入したバルセロナは開始直後にアルトゥール、スアレスのシュートでいきなり相手ゴールに迫る。しかし、51分にポルトゥにDFピケが走り負けてボックス内で決定機を許すと、一度はGKテア・シュテーゲンのファインセーブで凌ぐも、こぼれ球をストゥアーニに蹴り込まれて逆転ゴールを許す。
▽数的不利に加えてビハインドまで背負ったバルセロナは58分、アルトゥールとビダルを下げてラキティッチ、コウチーニョを同時に投入。この交代直後にはメッシが続けてボックス付近でのFKのチャンスを得るが、クロスバーを叩くなど同点ゴールには至らず。それでも、63分にはセットプレーの二次攻撃からスアレスのシュートをGKが弾いてゴール前に浮いたボールをDFに競り勝ったピケが頭で左隅に流し込み、同点に追いつく。
▽この値千金の同点ゴールで試合を振り出しに戻したバルセロナはメッシやコウチーニョ、スアレスらの個人技で局面を打開していき数的不利を感じさせない、相手を圧倒する試合運びを見せていく。そして、コウチーニョやスアレスのミドルシュート、セットプレーからピケとユムティティのコンビで決定機を創出。あわや勝ち越しゴールという場面を何度も作り出す。
▽その後、試合終盤に入ってもリスクを冒して3点目を奪いに行くバルセロナは88分にボックス手前でパスを受けたコウチーニョが得意の角度から右足を振り抜くが、このミドルシュートは枠の右に外れた。スタンドの大声援を後押しに最後まで勝ちにこだわったバルセロナだったが、試合はこのまま2-2でタイムアップ。ラングレの退場響き一時は敗戦の窮地に立たされたものの王者の底力を見せて最低限の勝ち点1を獲得。しかし、開幕からの連勝記録がストップした。
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▽昨季王者のバルセロナは昨季に続いて鬼門アノエタの攻略に成功し唯一の開幕4連勝チームに。また、ミッドウィークのチャンピオンズ(CL)初戦でもPSV相手にエースFWメッシのハットトリックの活躍などできっちり勝ちきって開幕5連勝を達成している。連勝街道を突き進むチームはジローナとのカタルーニャ自治州ダービーに挑んだ。▽注目の自治州ダービーはアウェイのジローナが先にチャンスを作る。開始5分、右CKの場面でアダイ・ベニテスのクロスをフリーのエスピノーサが頭で合わすが、これはGK正面を突く。
▽一方、時間の経過と共に相手を押し込むバルセロナは12分、ボックス手前でボールを持った細かいステップでDFをかわしてボックス左に持ち込んで左足のシュートを放つが、これはわずかに枠の右に外れる。だが、絶好調のメッシは19分、ボックス右でビダルがグラウンダーで折り返したボールを丁寧な左足のダイレクトシュートでゴール左に突き刺し、公式戦2試合連続ゴールを記録した。
▽エースのゴールで一気にバルセロナペースかと思われたが、インテンシティと縦への推進力に長けたジローナがここから反撃に出る。29分にはスルーパスに反応したポルトゥが飛び出したGKテア・シュテーゲンをかわしてシュートを放つが、これは相手DFのブロックに遭う。
▽肝を冷やしたものの失点を免れたバルセロナだったが、この直後にアクシデントが発生。自陣でポンスに入れ替わられそうになったDFラングレがブロックを試みた際に肘を振り上げると、これがポンスの顔面を捉える。そして、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、このプレーに対してレッドカードが掲示された。
▽今季初先発のラングレの軽率なプレーで数的不利に陥ったバルセロナは、ブスケッツをセンターバックに下げて[4-4-1]の布陣に変更。このまま守り切ってハーフタイムを迎える腹積もりだったが、45分にアダイ・ベニテスの右クロスに対してセンターバック2人がストゥアーニに間へ入られると、足下でのトラップからゴール前に持ち込まれて痛恨の同点ゴールを献上した。
▽迎えた後半、デンベレを下げてユムティティをハーフタイム明けに投入したバルセロナは開始直後にアルトゥール、スアレスのシュートでいきなり相手ゴールに迫る。しかし、51分にポルトゥにDFピケが走り負けてボックス内で決定機を許すと、一度はGKテア・シュテーゲンのファインセーブで凌ぐも、こぼれ球をストゥアーニに蹴り込まれて逆転ゴールを許す。
▽数的不利に加えてビハインドまで背負ったバルセロナは58分、アルトゥールとビダルを下げてラキティッチ、コウチーニョを同時に投入。この交代直後にはメッシが続けてボックス付近でのFKのチャンスを得るが、クロスバーを叩くなど同点ゴールには至らず。それでも、63分にはセットプレーの二次攻撃からスアレスのシュートをGKが弾いてゴール前に浮いたボールをDFに競り勝ったピケが頭で左隅に流し込み、同点に追いつく。
▽この値千金の同点ゴールで試合を振り出しに戻したバルセロナはメッシやコウチーニョ、スアレスらの個人技で局面を打開していき数的不利を感じさせない、相手を圧倒する試合運びを見せていく。そして、コウチーニョやスアレスのミドルシュート、セットプレーからピケとユムティティのコンビで決定機を創出。あわや勝ち越しゴールという場面を何度も作り出す。
▽その後、試合終盤に入ってもリスクを冒して3点目を奪いに行くバルセロナは88分にボックス手前でパスを受けたコウチーニョが得意の角度から右足を振り抜くが、このミドルシュートは枠の右に外れた。スタンドの大声援を後押しに最後まで勝ちにこだわったバルセロナだったが、試合はこのまま2-2でタイムアップ。ラングレの退場響き一時は敗戦の窮地に立たされたものの王者の底力を見せて最低限の勝ち点1を獲得。しかし、開幕からの連勝記録がストップした。
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