C大阪、ソウザの劇的ドロー弾で4位浮上! 湘南は守り切れず14位転落

2018.09.22 22:10 Sat
©超ワールドサッカー
▽明治安田生命J1リーグ第27節の湘南ベルマーレvsセレッソ大阪が、22日にShonan BMW スタジアム平塚で行われ、1-1の引き分けに終わった。

▽13位・湘南(勝ち点30)は前節1-2で敗戦した鹿島アントラーズ戦から先発メンバーを5名変更。石川、石原、金子、松田天馬、鈴木に代えて、齋藤、秋野、杉岡、梅崎、イ・ジョンヒョプを起用した。
▽一方、6位・C大阪は前節1-1で引き分けたジュビロ磐田戦から2名変更。柿谷と高木に代わり、杉本、清武が先発に名を連ねた。

▽試合開始早々、アウェイのC大阪にいきなりアクシデントが襲う。杉本が山根と競り合った際に、肩を負傷。ピッチの外で治療を受けるも、6分に高木との交代を余儀なくされる。

▽アクシデントに見舞われたC大阪だったが13分、右サイド敵陣深い位置で松田陸が山口とのワンツーで抜け出し、ボックス内にクロスを供給。ニアサイドで山村が右足で合わせるも、クロスバーの上に外れてしまう。
▽難を逃れた湘南は20分、齋藤のパスを梅崎がワンタッチで秋野にボールを落とす。秋野がドリブルで持ち込むと相手DFに当たってしまうも、このこぼれ球に反応した梅崎がボックス中央から右足アウトで狙うもゴール左に外れてしまう。

▽その後、ボールを保持するC大阪23分、ハーフウェイライン付近から清武が右足アウトサイドで、ゴール前に走り込んでいた高木にスルーパス。これを受けた高木がシュートを打つもGK秋元の正面に飛んでしまい、チャンスをものにできない。続く25分には、清武がボックス左から中央にドリブルで侵攻し、シュ―トを放つもGK秋元にセーブされてしまう。

▽その後は、両チームともにゴール前まで迫るものの決定的なチャンスは作れず、ゴールレスで前半を折り返す。

▽後半に入ってもボールを保持するC大阪は53分、ボックス左から山村が山なりのクロスを清武に送る。ファーサイドの清武が左足でボレーシュートを放つが、GK秋元の好守に阻まれてしまう。60分にもソウザの左CKからオスマルがニアサイドでヘディングシュートを狙うも、わずかに枠を外れてしまい、先制点を奪うことはできない。

▽試合を優位に進めるも、先制点を決めきる事が出来ないC大阪。80分、オスマルのパスに丸橋が抜け出し、ボックス左からグラウンダーのクロスを送る。中央の清武が右足で合わせるがクロスバーの上に外れてしまう。

▽しかし、試合終盤ここまでピンチが続いていた湘南が先制点を奪う。87分、FKの流れからボックス左手前の坂がループパスを送る。これを杉岡がヘディングでボックス左にを逸らすと、反応した大野が左足で合わせ、豪快にニアサイドを打ち抜く。ホームの湘南がワンチャンスをモノにして、先制に成功する。

▽ここまで相手を押し込みながら先制点を許したC大阪。それでも後半アディショナルタイム、丸橋の左CKは相手DFに触られるも、ボールは混戦状態に。ゴール前の松田陸のシュートはGK秋元に弾かれてクロスバー直撃。さらにこぼれ球をGKキム・ジンヒョンが詰めるも、相手DFに当たる。それでもボールはソウザの下へ転がり、最後はソウザが左足で押し込んだ。

▽C大阪が土壇場で追いついて試合はそのまま1-1で終了。C大阪は杉本負傷のアクシデントに見舞われながらも土壇場で勝ち点1を獲得。暫定ながら4位に浮上した。一方、追いつかれた湘南は、14位に転落した。

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