途中出場フィルミノ決勝点! 内容圧倒のリバプールがPSGに競り勝つ《CL》
2018.09.19 06:15 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第1節のリバプールvsパリ・サンジェルマン(PSG)が18日にアンフィールドで行われ、3-2でリバプールが勝利した。
▽昨シーズンのプレミアリーグを4位で終えCLファイナルにも名を連ねたリバプールが、リーグ・アン王者で昨シーズンCLベスト16のPSGをホームに迎えた一戦。
▽リバプールは、2-1で勝利した先週末のプレミア第5節トッテナム戦からスタメンを2名変更。N・ケイタ、フィルミノに代えて、ヘンダーソン、スタリッジを起用した。
▽対するPSGは、4-0で完勝した先週末のリーグ・アン第5節サンテチェンヌ戦からスタメンを3名変更。ヴェッラッティ、ラサナ・ディアラ、ドラクスラーに代えて、マルキーニョス、ムバッペ、ネイマールを起用した。
▽[4-3-3]のアンカーにDFマルキーニョスを置くPSGは、プレスの開始位置を普段よりも低めに設定しリバプールをリスペクトした入りをみせる。ディ・マリアが下がり目の位置でボールを引き出しつつネイマールに当てて速い攻めを目指すが、なかなかチャンスを作ることができない。
▽マネやサラーにボールを振りつつPSGを押し込むリバプールは、6分に右CKを獲得。ショートコーナーから右サイド深い位置まで侵攻したミルナーが低い弾道のクロスを折り返すと、DFファン・ダイクのシュートが枠を捉える。しかし、Gkアレオラが左手一本で弾き出した。
▽PSGがこの試合最初のチャンスを手にしたのは17分。ボックス手前左でボールを収めたディ・マリアが、鋭く身体をひねり前方のネイマールに縦パスを入れる。ネイマールはワントラップでボックス内に侵攻し、左足を振り抜く。しかし、枠を捉えたシュートはGKアリソンに弾かれ、こぼれ球に反応したカバーニが至近距離から放ったシュートも好守に阻まれた。
▽ギアを上げたいPSGは徐々にボール支配を高め、マルキーニョスを両CBの間に下げて両ワイドが高い位置を取る形を多用し始める。しかし、逆に度々リバプールのカウンターを受けるシーンが目立ち始める。
▽30分、ワイナルドゥムと連携して右サイドを突破したアーノルドがクロスを供給すると、密集地帯を抜けたボールが逆サイドのロバートソンの下へ。ロバートソンが素早くクロスを上げると、上手くDFチアゴ・シウバとDFキンペンベの間に入り込んだスタリッジが頭で合わせネットを揺らした。
▽その後もリバプール優位の展開は変わらない。36分、ボックス右でボールを持ったワイナルドゥムがドリブルで仕掛けると、戻りながらプレスをかけたDFベルナトに倒されてPKを獲得。キッカーのミルナーが思い切りよく右隅に蹴り込み、リードを広げていく。
▽それでも40分、PSGが前半中に点差を縮める。ボックス手前左でボールを持ったディ・マリアが低い弾道のクロスを入れると、ボックス内中央でカバーニがバイシクルシュートを空振り。ファーで構えていたムニエが合わせ、GKアリソンの牙城を崩した。
▽試合は2-1でリバプールがリードして折り返し。後半に入ると、PSGはディ・マリアがワイドに開く回数を増加させてネイマールが内側にポジションを取るシーンを目立たせ始めるが、あまり効果的な攻撃はできず。
▽逆に58分には、マネがボックス手前中央で仕掛けてミドルシュートを放ち、こぼれ球をサラーが押し込む。しかし、その前のシーンでのGKアレオラに対するスタリッジのファールが取られ、得点にはならない。
▽その後、リバプールがボールを保持する時間が増加。PSGは中盤から前にボールを繋ぐことができず。ディフェンスラインから右サイドのムバッペに幾度かフィードを送るが、チャンスを作ることはできない。
▽72分、リバプールはスタリッジに代えてフィルミノを投入。より中盤に寄与できるカードを切り、さらに支配を高めていく。対するPSGは80分にカバーニ、ドラクスラーを下げてドラクスラー、チュポ=モティングを送り出した。
▽試合終盤にかけてもリバプール優位は変わらないが、PSGが83分に数少ないチャンスをものにする。ドラクスラーがサラーの横パスをカットし、カウンターからネイマールがドリブルでボックス内に侵攻していく。ディフェンダーのチェックに遭いボールがこぼれると、反応したムバッペが右足でネットに突き刺し、スコアを同点に戻した。
▽このまま試合が終わるかに思われた92分、リバプールがミルナーのボール奪取からショートカウンターを発動させる。ボックス右でパスを受けたフィルミノが、右足を一閃。低い弾道のシュートをゴール左に決め切った。
▽リバプールが勝ち越したところで試合が終了。勝利したリバプールは10月3日に第2節でナポリとのアウェイ戦に臨み、敗北したPSGはツルヴェナ・ズヴェズダをホームに迎える。
▽また、同日行われたグループC第1節のツルヴェナ・ズヴェズダvsナポリは0-0の引き分けに終わった。
▽試合は、開始直後からナポリが圧倒するもツルヴェナ・ズヴェズダが人数をかけて決死の守備を敢行し、危険な攻撃をことごとくシャットアウトする。
▽ゴールレスで折り返した後半、ナポリはさらに攻勢をかけていく。56分にマリオ・ルイのボックス手前右からの直接FKがバーを掠めれば、64分にカジェホンのアーリークロスに反応した途中出場のメルテンスが放ったシュートもわずかに枠の右。結局、試合はゴールレスのまま終了の笛を聞くこととなった。
▽CL本大会初出場を果たしたツルヴェナ・ズヴェズダは、初戦で割り切ったプランを遂行し初の勝ち点を奪うことに成功している。
▽昨シーズンのプレミアリーグを4位で終えCLファイナルにも名を連ねたリバプールが、リーグ・アン王者で昨シーズンCLベスト16のPSGをホームに迎えた一戦。
▽対するPSGは、4-0で完勝した先週末のリーグ・アン第5節サンテチェンヌ戦からスタメンを3名変更。ヴェッラッティ、ラサナ・ディアラ、ドラクスラーに代えて、マルキーニョス、ムバッペ、ネイマールを起用した。
▽[4-3-3]のアンカーにDFマルキーニョスを置くPSGは、プレスの開始位置を普段よりも低めに設定しリバプールをリスペクトした入りをみせる。ディ・マリアが下がり目の位置でボールを引き出しつつネイマールに当てて速い攻めを目指すが、なかなかチャンスを作ることができない。
▽マネやサラーにボールを振りつつPSGを押し込むリバプールは、6分に右CKを獲得。ショートコーナーから右サイド深い位置まで侵攻したミルナーが低い弾道のクロスを折り返すと、DFファン・ダイクのシュートが枠を捉える。しかし、Gkアレオラが左手一本で弾き出した。
▽その後も、リバプールが積極的にゴールに迫っていく。10分にはサラーからのパスに反応したマネが右足を振り抜けば、15分にも左CKからJ・ゴメスのヘディングシュートがバーを掠めた。
▽PSGがこの試合最初のチャンスを手にしたのは17分。ボックス手前左でボールを収めたディ・マリアが、鋭く身体をひねり前方のネイマールに縦パスを入れる。ネイマールはワントラップでボックス内に侵攻し、左足を振り抜く。しかし、枠を捉えたシュートはGKアリソンに弾かれ、こぼれ球に反応したカバーニが至近距離から放ったシュートも好守に阻まれた。
▽ギアを上げたいPSGは徐々にボール支配を高め、マルキーニョスを両CBの間に下げて両ワイドが高い位置を取る形を多用し始める。しかし、逆に度々リバプールのカウンターを受けるシーンが目立ち始める。
▽30分、ワイナルドゥムと連携して右サイドを突破したアーノルドがクロスを供給すると、密集地帯を抜けたボールが逆サイドのロバートソンの下へ。ロバートソンが素早くクロスを上げると、上手くDFチアゴ・シウバとDFキンペンベの間に入り込んだスタリッジが頭で合わせネットを揺らした。
▽その後もリバプール優位の展開は変わらない。36分、ボックス右でボールを持ったワイナルドゥムがドリブルで仕掛けると、戻りながらプレスをかけたDFベルナトに倒されてPKを獲得。キッカーのミルナーが思い切りよく右隅に蹴り込み、リードを広げていく。
▽それでも40分、PSGが前半中に点差を縮める。ボックス手前左でボールを持ったディ・マリアが低い弾道のクロスを入れると、ボックス内中央でカバーニがバイシクルシュートを空振り。ファーで構えていたムニエが合わせ、GKアリソンの牙城を崩した。
▽試合は2-1でリバプールがリードして折り返し。後半に入ると、PSGはディ・マリアがワイドに開く回数を増加させてネイマールが内側にポジションを取るシーンを目立たせ始めるが、あまり効果的な攻撃はできず。
▽逆に58分には、マネがボックス手前中央で仕掛けてミドルシュートを放ち、こぼれ球をサラーが押し込む。しかし、その前のシーンでのGKアレオラに対するスタリッジのファールが取られ、得点にはならない。
▽その後、リバプールがボールを保持する時間が増加。PSGは中盤から前にボールを繋ぐことができず。ディフェンスラインから右サイドのムバッペに幾度かフィードを送るが、チャンスを作ることはできない。
▽72分、リバプールはスタリッジに代えてフィルミノを投入。より中盤に寄与できるカードを切り、さらに支配を高めていく。対するPSGは80分にカバーニ、ドラクスラーを下げてドラクスラー、チュポ=モティングを送り出した。
▽試合終盤にかけてもリバプール優位は変わらないが、PSGが83分に数少ないチャンスをものにする。ドラクスラーがサラーの横パスをカットし、カウンターからネイマールがドリブルでボックス内に侵攻していく。ディフェンダーのチェックに遭いボールがこぼれると、反応したムバッペが右足でネットに突き刺し、スコアを同点に戻した。
▽このまま試合が終わるかに思われた92分、リバプールがミルナーのボール奪取からショートカウンターを発動させる。ボックス右でパスを受けたフィルミノが、右足を一閃。低い弾道のシュートをゴール左に決め切った。
▽リバプールが勝ち越したところで試合が終了。勝利したリバプールは10月3日に第2節でナポリとのアウェイ戦に臨み、敗北したPSGはツルヴェナ・ズヴェズダをホームに迎える。
▽また、同日行われたグループC第1節のツルヴェナ・ズヴェズダvsナポリは0-0の引き分けに終わった。
▽試合は、開始直後からナポリが圧倒するもツルヴェナ・ズヴェズダが人数をかけて決死の守備を敢行し、危険な攻撃をことごとくシャットアウトする。
▽ゴールレスで折り返した後半、ナポリはさらに攻勢をかけていく。56分にマリオ・ルイのボックス手前右からの直接FKがバーを掠めれば、64分にカジェホンのアーリークロスに反応した途中出場のメルテンスが放ったシュートもわずかに枠の右。結局、試合はゴールレスのまま終了の笛を聞くこととなった。
▽CL本大会初出場を果たしたツルヴェナ・ズヴェズダは、初戦で割り切ったプランを遂行し初の勝ち点を奪うことに成功している。
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