【CLグループ開幕節プレビュー②】レアル・マドリーvsローマ、バレンシアvsユベントスのビッグマッチ開催
2018.09.19 18:01 Wed
▽2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージの開幕節が19日に開催される。ここではE~Hの開幕節のマッチプレビューを紹介していく。
★CLグループステージ開幕節
▽9/19(水)
《25:55》
◆グループE
アヤックス vs AEKアテネ
◆グループF
シャフタール vs ホッフェンハイム
《28:00》
◆グループE
ベンフィカ vs バイエルン
マンチェスター・シティ vs リヨン
◆グループG
レアル・マドリー vs ローマ
ビクトリア・プルゼニ vs CSKAモスクワ
◆グループH
バレンシア vs ユベントス
ヤング・ボーイズ vs マンチェスター・ユナイテッド
◆グループE:一強バイエルンはCL常連のベンフィカと初戦
▽一方、プレーオフを勝ち上がって14季連続のCL本戦 出場を果たしたベンフィカは、昨季こそ最下位でのグループステージ敗退という不本意な結果に終わったが、MFピッツィやMFジェドソン・フェルナンデスらポルトガル代表を擁するチームは、ポルトガルリーグで3勝1分けと好スタートを切っている。グループ最強のバイエルン相手にその勢いを見せられるか。
▽ベンフィカ同様、プレーオフを勝ち上がって4季ぶりに本戦出場を決めたアヤックスは、グループ最弱と見られるギリシャ王者AEKアテネと対戦する。各国ビッグクラブ注目のMFジイェフやDFデ・リフトらの活躍で白星発進となるか。
◆グループF:優勝候補シティは不調リヨンと初戦
▽もう一試合のシャフタールvsホッフェンハイムはグループ2位を争う一戦となる。昨季ベスト16のシャフタールはMFフレッジやMFベルナール、FWファクンド・フェレイラら主力が抜けた中、MFマイコン、FWマルキーニョス・シプリアーノ、FWフェルナンドと20歳前後の新たなブラジル人クラック候補を獲得。ウクライナリーグでは7勝1敗の戦績で首位を快走しており、良好なチーム状態でCL初戦に臨む。
▽対するホッフェンハイムは若き智将ナーゲルスマン監督の下、初のCL出場を果たした。目立った主力の流出はなかったが、ブンデスリーガでは1勝2敗と躓いている。CLとの両立が厳しそうな戦力だが、智将がどんな手綱捌きを見せるかに注目だ。
◆グループG:王者レアル・マドリーがグループ最大のライバル・ローマと初戦で激突
▽一方、昨季のCLではバルセロナを大逆転で破ってベスト4に進出したローマは、MFナインゴランと守護神のGKアリソンが流出し、モンチSDの下、多くの新加入選手を迎えた。ただ、その新戦力たちがチームにまだフィットしきれておらず、4試合を消化したセリエAでは1勝2分け1敗と躓いている。そんな中でのレアル・マドリー戦とういことで厳しい戦いを強いられること必至だが、敵地から勝ち点を持ち帰ることはできるか。
▽ベガルタ仙台からFW西村拓真が加入したCSKAモスクワは、チェコの強豪として知られるビクトリア・プルゼニと敵地で対戦する。3位通過を狙いたいCSKAモスクワとしては負けられない相手との対戦となるが、顔であったMFゴロビンが抜けた中、西村がチームを勝利に導く働きを見せられるかに注目だ。
◆グループH:C・ロナウド加入のユベントスがバレンシアと対戦
▽一方、6季ぶりのCL出場となるバレンシアは、エースFWのロドリゴ・モレノやFWゴンサロ・ゲデスが残留した中、新たにFWバチュアイやMFチェリシェフ、FWガメイロを獲得。組織的な守備を構築することに長けたマルセリーノ監督の下、豊富なアタッカーたちを加えたチームはリーガエスパニョーラでは0勝3分け1敗と大きく躓いているが、ユベントス戦で流れを変えられるか。
▽ユベントスと共にこのグループの突破候補であるユナイテッドは、必勝のヤング・ボーイズ戦に臨む。昨季はベスト16で悔しい敗退となったユナイテッドは、目立った補強なく懸念のモウリーニョ政権3シーズン目を迎えた。その新シーズン、プレミアリーグ開幕3試合で1勝2敗スタートと躓いたが、その後は2連勝と持ち直した中、グループ最弱のヤング・ボーイズ戦は必勝を期さなければならない。
★CLグループステージ開幕節
▽9/19(水)
◆グループE
アヤックス vs AEKアテネ
◆グループF
シャフタール vs ホッフェンハイム
《28:00》
◆グループE
ベンフィカ vs バイエルン
◆グループF
マンチェスター・シティ vs リヨン
◆グループG
レアル・マドリー vs ローマ
ビクトリア・プルゼニ vs CSKAモスクワ
◆グループH
バレンシア vs ユベントス
ヤング・ボーイズ vs マンチェスター・ユナイテッド
◆グループE:一強バイエルンはCL常連のベンフィカと初戦
Getty Images
▽バイエルンの一強と見られるグループEではバイエルンがCL常連のベンフィカと敵地で対戦する。昨季もレアル・マドリーに阻まれ、ベスト4で敗退となったバイエルンは、コバチ新体制となった中、FWレヴァンドフスキやDFジェローム・ボアテングら移籍の噂された主力が残留した。MFビダルやDFベルナトら一部バックアッパーがチームを離れたが、ブンデスリーガでは開幕3連勝と上々のスタートを切っている。この勢いのままグループ最大のライバルと見られるベンフィカを撃破して余裕を持った戦いを進めたい。古巣対決となるMFレナト・サンチェスに出場の機会が訪れるかにも注目だ。▽一方、プレーオフを勝ち上がって14季連続のCL本戦 出場を果たしたベンフィカは、昨季こそ最下位でのグループステージ敗退という不本意な結果に終わったが、MFピッツィやMFジェドソン・フェルナンデスらポルトガル代表を擁するチームは、ポルトガルリーグで3勝1分けと好スタートを切っている。グループ最強のバイエルン相手にその勢いを見せられるか。
▽ベンフィカ同様、プレーオフを勝ち上がって4季ぶりに本戦出場を決めたアヤックスは、グループ最弱と見られるギリシャ王者AEKアテネと対戦する。各国ビッグクラブ注目のMFジイェフやDFデ・リフトらの活躍で白星発進となるか。
◆グループF:優勝候補シティは不調リヨンと初戦
Getty Images
▽シティの一強と目されるグループF。そのシティは昨季、リバプールの前にベスト8敗退となった中、MFマフレズを加えたのみで昨季の戦力を維持。それでも圧倒的なスカッドを名将グアルディオラ監督が率いるチームは、プレミアリーグでは4勝1分けとさすがのスタートを切っている。対戦相手のリヨンがリーグ・アンで2勝1分け2敗と躓いているだけにここは必勝と行きたい。▽もう一試合のシャフタールvsホッフェンハイムはグループ2位を争う一戦となる。昨季ベスト16のシャフタールはMFフレッジやMFベルナール、FWファクンド・フェレイラら主力が抜けた中、MFマイコン、FWマルキーニョス・シプリアーノ、FWフェルナンドと20歳前後の新たなブラジル人クラック候補を獲得。ウクライナリーグでは7勝1敗の戦績で首位を快走しており、良好なチーム状態でCL初戦に臨む。
▽対するホッフェンハイムは若き智将ナーゲルスマン監督の下、初のCL出場を果たした。目立った主力の流出はなかったが、ブンデスリーガでは1勝2敗と躓いている。CLとの両立が厳しそうな戦力だが、智将がどんな手綱捌きを見せるかに注目だ。
◆グループG:王者レアル・マドリーがグループ最大のライバル・ローマと初戦で激突
Getty Images
▽グループGの突破候補であるレアル・マドリーとローマが初戦で激突する。CL3連覇中の王者レアル・マドリーはジダン監督が退任し、スペイン代表を指揮していたロペテギ監督を招へい。FWクリスティアーノ・ロナウドが去った中、GKクルトワ以外に目立った補強なく新シーズンを迎えた。それでもFWベイル、FWベンゼマ、FWアセンシオらがC・ロナウドの抜けた穴を埋め、直近のビルバオ戦こそ引き分けたものの、リーガエスパニョーラでは3勝1分けスタートとまずまずの滑り出しを見せている。悪くない流れの中、ホームで行われるローマ戦を制してグループステージを優位に進めたい。▽一方、昨季のCLではバルセロナを大逆転で破ってベスト4に進出したローマは、MFナインゴランと守護神のGKアリソンが流出し、モンチSDの下、多くの新加入選手を迎えた。ただ、その新戦力たちがチームにまだフィットしきれておらず、4試合を消化したセリエAでは1勝2分け1敗と躓いている。そんな中でのレアル・マドリー戦とういことで厳しい戦いを強いられること必至だが、敵地から勝ち点を持ち帰ることはできるか。
▽ベガルタ仙台からFW西村拓真が加入したCSKAモスクワは、チェコの強豪として知られるビクトリア・プルゼニと敵地で対戦する。3位通過を狙いたいCSKAモスクワとしては負けられない相手との対戦となるが、顔であったMFゴロビンが抜けた中、西村がチームを勝利に導く働きを見せられるかに注目だ。
◆グループH:C・ロナウド加入のユベントスがバレンシアと対戦
Getty Images
▽グループHの突破候補本命と見られるユベントスが、グループステージを突破できる戦力を十分に持つバレンシアと敵地で対戦する。昨季もベスト8で王者レアル・マドリーの前に涙を呑んだユベントスは、天敵であったC・ロナウドを獲得。23年ぶりのCL優勝に本気のイタリア王者は、セリエAでは開幕4連勝と上々の滑り出しを見せた。直近のサッスオーロ戦ではC・ロナウドに移籍後初ゴールも生まれており、最高のチーム状態でバレンシア戦に臨む。▽一方、6季ぶりのCL出場となるバレンシアは、エースFWのロドリゴ・モレノやFWゴンサロ・ゲデスが残留した中、新たにFWバチュアイやMFチェリシェフ、FWガメイロを獲得。組織的な守備を構築することに長けたマルセリーノ監督の下、豊富なアタッカーたちを加えたチームはリーガエスパニョーラでは0勝3分け1敗と大きく躓いているが、ユベントス戦で流れを変えられるか。
▽ユベントスと共にこのグループの突破候補であるユナイテッドは、必勝のヤング・ボーイズ戦に臨む。昨季はベスト16で悔しい敗退となったユナイテッドは、目立った補強なく懸念のモウリーニョ政権3シーズン目を迎えた。その新シーズン、プレミアリーグ開幕3試合で1勝2敗スタートと躓いたが、その後は2連勝と持ち直した中、グループ最弱のヤング・ボーイズ戦は必勝を期さなければならない。
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