C・ロナウドの移籍後初弾含む2発でユベントスが開幕4連勝《セリエA》

2018.09.17 00:01 Mon
Getty Images
▽ユベントスは16日、セリエA第4節でサッスオーロをホームに迎え、2-1で勝利した。

▽前節パルマ戦を2-1と競り勝って開幕3連勝としたユベントスは、代表戦を戦ったピャニッチやキエッリーニらがベンチスタートとなった中、ジャンが移籍後初先発を飾り、ディバラが開幕戦以来のスタメンとなった。
▽2勝1分けと好スタートを切ったサッスオーロに対し、翌水曜にチャンピオンズリーグのバレンシア戦を控えるユベントスは、[4-3-3]を採用。3トップは右からディバラ、マンジュキッチ、C・ロナウドと並べ、中盤アンカーにジャン、インサイドにケディラとマテュイディを配した。

▽そのユベントスが圧力をかけていくと、11分にC・ロナウドがヘディングシュートを浴びせ、19分にはジャンがミドルシュートでゴールに迫っていった。

▽22分にCKからフェッラーリにヘディングシュートを許したユベントスが、引き続き押し込んでいったが、サッスオーロ守備陣を脅かすような攻撃は見せられない。そんな中37分、カンセロのクロスがリロラのクリアミスを誘ってゴールに向かうも、GKコンシーリの見事な反応の前にゴールを割れない。
▽39分にはダンカンにネットを揺らされるも、その前にファウルがあったとして救われたユベントスは、前半をゴールレスで終えた。

▽後半も押し込んだユベントスは50分に先制する。右CKの流れからフェッラーリのヘディングでのクリアミスが左ポストに直撃すると、ルーズボールをC・ロナウドが押し込んだ。

▽C・ロナウドに移籍後初ゴールが生まれたユベントスは、61分にマンジュキッチに代えてドグラス・コスタを投入。前がかるサッスオーロ相手にカウンターを狙うと、65分に追加点を奪った。決めたのはまたもC・ロナウド。ロングカウンターに転じ、ドグラス・コスタ、ジャンとつないで、ボックス左に走り込んだC・ロナウドが左足でゴール右へグラウンダーのシュートを流し込んだ。

▽その後もドグラス・コスタやC・ロナウドがゴールに迫ったユベントスは、77分にC・ロナウドが決定的なボレーシュートを浴びせれば、82分にはカンセロのミドルシュートのルーズボールをC・ロナウドがプッシュ。しかし、シュートは枠を捉えられなかった。

▽追加タイムにババカルのゴールを許したユベントスは、ドグラス・コスタのつば吐き行為によって退場者を出すも、C・ロナウドが挙げた2ゴールで勝利し、開幕4連勝スタートとしている。
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