敵地ウェンブリーで競り勝ったリバプールが開幕5連勝! スパーズは厳しい連敗…《プレミアリーグ》
2018.09.15 22:38 Sat
▽プレミアリーグ第5節、トッテナムvsリバプールが15日にウェンブリー・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが2-1で勝利した。
▽一方、悲願のプレミア初制覇に向けて今夏積極補強を見せたリバプールは、ウェストハム、クリスタル・パレス、ブライトン、レスター・シティを相手に開幕4連勝を達成。直近のレスター戦で今季初失点を喫したもののチーム状態は良好だ。トッテナム同様に来週にパリ・サンジェルマン(PSG)とのCL初戦を控える中、前節レスター戦からヘンダーソンに代えてナビ・ケイタを起用した以外、同じメンバーで臨んだ。
▽シーズン開幕当初、新本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムのこけら落としの一戦となるはずだったが、建設工事の遅れによって昨季同様に聖地ウェンブリーでの開催となったこの試合。
▽試合は立ち上がりからエンジン全開のリバプールがいきなりホームチームに襲いかかる。開始40秒過ぎに右サイドの深い位置を取ったミルナーのインスウィングのクロスにフィルミノ、マネが飛び込む。すると、このクロスボールがそのままゴール左隅に決まる。両者が触ったかは微妙だったものの、オフサイドポジションのマネがプレーに関与したとの判定で電光石火のゴールは認められず。それでも、機先を制したアウェイチームはアーノルドの直接FKなどで相手ゴールに迫っていく。
▽時間の経過と共にエリクセンやデンベレを起点に相手のファーストプレッシャーを外し始めたトッテナムは相手陣内でのプレーを増やし、29分にはエリクセンの直接FKで最初の枠内シュートを放った。その後は互いにカウンターを打ち合う展開が続くもセットプレーから試合が動く。
▽39分、リバプールの左CKの場面でキッカーのミルナーがインスウィングのボールを入れると、これをGKフォルムがパンチングも距離が出ない。そしてダイアーの頭でのクリアに反応したボックス右のワイナルドゥムが打点の高いヘディングシュートを枠に飛ばすと、GKフォルムがゴールライン上でかき出しにかかるが、ゴールラインテクノロジーによってアウェイチームのゴールが認められた。
▽リバプールの1点リードで折り返した試合はビハインドのトッテナムが前に出始めたことで立ち上がりからオープンな展開に。50分にはエリクセンのフィードに抜け出したルーカスが巧みなカットインからボックス内に抜け出し右足を振り抜くが、これは左ポストを叩く。
▽冷や汗をかいたリバプールだったが、この直後の54分に貴重な追加点を奪う。左サイド深くに抜け出したマネがボックス内に切り込んでグラウンダーのクロス。これをニアのDFヴェルトンゲンがクリアを試みると、ボールが左ポストを叩く。この跳ね返りをGKが抑え切れずにいると、フィルミノがすかさず押し込んだ。
▽やや不運な形の失点で点差を広げられたトッテナムは60分にデンベレを下げてラメラを投入。だが、完全に堅守速攻にシフトしたリバプール相手に相変らず攻めあぐねる。逆に、無理な繋ぎからショートカウンターを許してはマネやサラーに決定機を許す。だが、63分のケイタ、81分のサラーの決定的な枠内シュートはGKフォルムのビッグセーブで凌ぎ、何とか試合への興味を繋ぐ。
▽試合終盤にかけて互いに交代カードを切っていく中、トッテナムは切り札のソン・フンミン、ワニャマを投入。対するリバプールは接触プレーで目を傷めたフィルミノやケイタ、アーノルドを下げてヘンダーソン、スタリッジ、マティプと経験豊富なメンバーをピッチに送り出して試合を締めにかかる。
▽何とかホームで意地を見せたいトッテナムは、後半アディショナルタイムの93分にエリクセンの左CKがファーに流れたボールをラメラが巧みな胸トラップからの左足シュートでファーポストを破り、ようやく1点を返す。ここから一気呵成となったホームチームは直後にもセットプレーの流れからボックス内のソン・フンミンに決定機も、ここはマネらの身体を張った守備に阻まれて前回対戦に続き劇的な同点ゴールとはならず。
▽この結果、トッテナム相手のアウェイゲームで競り勝ったリバプールが開幕5連勝で悲願のプレミア制覇に向けた第一関門を見事に突破して見せた。一方、攻守にちぐはぐさを見せたトッテナムは厳しい連敗となった。
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▽今夏プレミアリーグ史上初の新戦力補強ゼロも開幕3連勝と好スタートを切ったトッテナムだが、代表ウィーク前に行われた前節はワトフォードとの連勝対決に敗れ今季初黒星を喫した。来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦のインテル戦を控える中で迎えた今節は強豪リバプールをホームで迎え撃った。ポチェッティーノ監督はこの一戦に向けて負傷の守護神ロリス、デレ・アリを欠くことになり、フォルム、ウィンクスをそれぞれ代役に起用。また、デンベレをアンカー、トップ下にエリクセンを置き2トップにルーカス・モウラとケインを並べる[4-3-1-2]を採用した。▽シーズン開幕当初、新本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムのこけら落としの一戦となるはずだったが、建設工事の遅れによって昨季同様に聖地ウェンブリーでの開催となったこの試合。
▽試合は立ち上がりからエンジン全開のリバプールがいきなりホームチームに襲いかかる。開始40秒過ぎに右サイドの深い位置を取ったミルナーのインスウィングのクロスにフィルミノ、マネが飛び込む。すると、このクロスボールがそのままゴール左隅に決まる。両者が触ったかは微妙だったものの、オフサイドポジションのマネがプレーに関与したとの判定で電光石火のゴールは認められず。それでも、機先を制したアウェイチームはアーノルドの直接FKなどで相手ゴールに迫っていく。
▽一方、相手陣内でマンツーマンに近い形でパスコースを切られてビルドアップが機能不全となったトッテナムは思うようにボールを運べない。ケインへのロングボールは相手センターバックに潰され、強引な縦パスは待ち構えた相手の中盤に絡め取られる。さらに22分にはダイアーのバックパスをサラーにかっさらわれてボックス内への侵入を許すが、ここはGKフォルムのワンハンドセーブで凌ぐ。
▽時間の経過と共にエリクセンやデンベレを起点に相手のファーストプレッシャーを外し始めたトッテナムは相手陣内でのプレーを増やし、29分にはエリクセンの直接FKで最初の枠内シュートを放った。その後は互いにカウンターを打ち合う展開が続くもセットプレーから試合が動く。
▽39分、リバプールの左CKの場面でキッカーのミルナーがインスウィングのボールを入れると、これをGKフォルムがパンチングも距離が出ない。そしてダイアーの頭でのクリアに反応したボックス右のワイナルドゥムが打点の高いヘディングシュートを枠に飛ばすと、GKフォルムがゴールライン上でかき出しにかかるが、ゴールラインテクノロジーによってアウェイチームのゴールが認められた。
▽リバプールの1点リードで折り返した試合はビハインドのトッテナムが前に出始めたことで立ち上がりからオープンな展開に。50分にはエリクセンのフィードに抜け出したルーカスが巧みなカットインからボックス内に抜け出し右足を振り抜くが、これは左ポストを叩く。
▽冷や汗をかいたリバプールだったが、この直後の54分に貴重な追加点を奪う。左サイド深くに抜け出したマネがボックス内に切り込んでグラウンダーのクロス。これをニアのDFヴェルトンゲンがクリアを試みると、ボールが左ポストを叩く。この跳ね返りをGKが抑え切れずにいると、フィルミノがすかさず押し込んだ。
▽やや不運な形の失点で点差を広げられたトッテナムは60分にデンベレを下げてラメラを投入。だが、完全に堅守速攻にシフトしたリバプール相手に相変らず攻めあぐねる。逆に、無理な繋ぎからショートカウンターを許してはマネやサラーに決定機を許す。だが、63分のケイタ、81分のサラーの決定的な枠内シュートはGKフォルムのビッグセーブで凌ぎ、何とか試合への興味を繋ぐ。
▽試合終盤にかけて互いに交代カードを切っていく中、トッテナムは切り札のソン・フンミン、ワニャマを投入。対するリバプールは接触プレーで目を傷めたフィルミノやケイタ、アーノルドを下げてヘンダーソン、スタリッジ、マティプと経験豊富なメンバーをピッチに送り出して試合を締めにかかる。
▽何とかホームで意地を見せたいトッテナムは、後半アディショナルタイムの93分にエリクセンの左CKがファーに流れたボールをラメラが巧みな胸トラップからの左足シュートでファーポストを破り、ようやく1点を返す。ここから一気呵成となったホームチームは直後にもセットプレーの流れからボックス内のソン・フンミンに決定機も、ここはマネらの身体を張った守備に阻まれて前回対戦に続き劇的な同点ゴールとはならず。
▽この結果、トッテナム相手のアウェイゲームで競り勝ったリバプールが開幕5連勝で悲願のプレミア制覇に向けた第一関門を見事に突破して見せた。一方、攻守にちぐはぐさを見せたトッテナムは厳しい連敗となった。
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