CR7不在も好パフォーマンスのポルトガルが大会初勝利! イタリアは守護神が孤軍奮闘もスコア以上の完敗…《UEFAネイションズリーグ》
2018.09.11 05:50 Tue
▽UEFAネイションズリーグ・リーグA・グループ3のポルトガル代表vsイタリア代表が10日に行われ、ホームのポルトガルが1-0で勝利した。
▽今回の代表ウィークにエースのクリスティアーノ・ロナウドが招集を辞退したポルトガルは6日に行われたクロアチア代表との国際親善試合を1-1のドローで終えた。UNLの初陣となるイタリア戦に向けてはクロアチアと全く同じ11人を起用。GKにルイ・パトリシオ、4バックにカンセロ、ペペ、ルベン・ジアス、マリオ・ルイ。中盤はアンカーにネヴェス、インサイドハーフにピッツィ、ウィリアム・カルバーリョ。3トップはブルマとベルナルド・シウバの両翼にアンドレ・シウバという並びとなった。なお、ペペはこの試合で代表通算100キャップを達成した。
▽一方、マンチーニ新体制の初陣となったポーランド代表との初戦を1-1のドローで終えたイタリアは、その試合からGKドンナルンマ、ジョルジーニョを除く全選手を変更。最終ラインは右からラッザーリ、カルダーラ、ロマニョーリ、クリーシト。中盤は右からキエーザ、クリスタンテ、ジョルジーニョ、ボナヴェントゥーラ。2トップにザザとインモービレが並んだ。
▽立ち上がりからボールを握って相手を押し込むポルトガルは開始4分にネヴェスのFKをゴール前でフリーのカルバーリョが頭で合わすが、ここはオフサイドの判定。その後はプレスの連動性や距離感に問題を抱えるイタリアのまずい守備に対して、シンプルなダイレクトパスやブルマらのドリブルを使い、巧みにスペースを攻略していく。20分には見事なパス交換からベルナルド・シウバのパスをボックス付近で受けたアンドレ・シウバに決定機も元ミランFWのシュートはミラン守護神に阻まれる。
▽その後はボールを支配するポルトガルと、単発的にシュートカウンターからペペらがフィニッシュに絡むイタリアという構図の下で試合が進んでいく。27分にはポルトガルの波状攻撃からボックス中央のベルナルド・シウバが無人のゴールへシュートを放つが、これは戻ったDFロマニョーリのゴールカバーに遭う。その直後にはボックス左に侵入したマリオ・ルイの高速クロスがDFに当たってゴールに向かうもクロスバーを叩く。さらに35分にはカルバーリョがボックス手前から強烈な左足のミドルシュートを放つが、これもわずかに枠の右に外れた。
▽ようやく先制に成功したポルトガルはここから完全にイタリアを圧倒。54分には右CKの場面でサインプレーからベルナルド・シウバが枠の左上隅を捉えた決定的なシュートを放つが、これはGKドンナルンマのビッグセーブに阻まれる。だが、その後もブルマやベルナルド・シウバを起点としたカウンターが機能する。
▽一方、守勢が続くイタリアはインモービレ、クリーシト、クリスタンテを下げてベラルディ、エメルソン・パルミエリ、ベロッティを続けてピッチに送り込む。だが、良い形でボールを繋ぐ場面は皆無でショートカウンターやセットプレー以外に攻め手がない。
▽後半半ばから終盤にかけてもきっちり試合をコントロールするホームチームはピッツィやレナト・サンチェス、ジェウソン・マルティンスらに追加点のチャンスが訪れるものの、孤軍奮闘の相手守護神の再三のビッグセーブに阻まれた。それでも、メモリアルゲームのペペを中心に危なげなく相手の攻撃をクリーンシートで凌ぎ、スコア以上の内容で1-0の勝利を収めた。一方、大幅なメンバー変更、システム変更も実らず完敗のイタリアは今大会2戦未勝利となった。
▽今回の代表ウィークにエースのクリスティアーノ・ロナウドが招集を辞退したポルトガルは6日に行われたクロアチア代表との国際親善試合を1-1のドローで終えた。UNLの初陣となるイタリア戦に向けてはクロアチアと全く同じ11人を起用。GKにルイ・パトリシオ、4バックにカンセロ、ペペ、ルベン・ジアス、マリオ・ルイ。中盤はアンカーにネヴェス、インサイドハーフにピッツィ、ウィリアム・カルバーリョ。3トップはブルマとベルナルド・シウバの両翼にアンドレ・シウバという並びとなった。なお、ペペはこの試合で代表通算100キャップを達成した。
▽立ち上がりからボールを握って相手を押し込むポルトガルは開始4分にネヴェスのFKをゴール前でフリーのカルバーリョが頭で合わすが、ここはオフサイドの判定。その後はプレスの連動性や距離感に問題を抱えるイタリアのまずい守備に対して、シンプルなダイレクトパスやブルマらのドリブルを使い、巧みにスペースを攻略していく。20分には見事なパス交換からベルナルド・シウバのパスをボックス付近で受けたアンドレ・シウバに決定機も元ミランFWのシュートはミラン守護神に阻まれる。
▽その後はボールを支配するポルトガルと、単発的にシュートカウンターからペペらがフィニッシュに絡むイタリアという構図の下で試合が進んでいく。27分にはポルトガルの波状攻撃からボックス中央のベルナルド・シウバが無人のゴールへシュートを放つが、これは戻ったDFロマニョーリのゴールカバーに遭う。その直後にはボックス左に侵入したマリオ・ルイの高速クロスがDFに当たってゴールに向かうもクロスバーを叩く。さらに35分にはカルバーリョがボックス手前から強烈な左足のミドルシュートを放つが、これもわずかに枠の右に外れた。
▽ポルトガルペースもゴールレスで折り返した試合は、後半立ち上がりにいきなり動く。48分、相手陣内左サイドでカルダーラからボールを奪ったブルマがそのままボックス内に持ち込んでボックス右のアンドレ・シウバにラストパス。これをアンドレ・シウバが内への切り返しからの左足シュートでゴール左隅に流し込んだ。
▽ようやく先制に成功したポルトガルはここから完全にイタリアを圧倒。54分には右CKの場面でサインプレーからベルナルド・シウバが枠の左上隅を捉えた決定的なシュートを放つが、これはGKドンナルンマのビッグセーブに阻まれる。だが、その後もブルマやベルナルド・シウバを起点としたカウンターが機能する。
▽一方、守勢が続くイタリアはインモービレ、クリーシト、クリスタンテを下げてベラルディ、エメルソン・パルミエリ、ベロッティを続けてピッチに送り込む。だが、良い形でボールを繋ぐ場面は皆無でショートカウンターやセットプレー以外に攻め手がない。
▽後半半ばから終盤にかけてもきっちり試合をコントロールするホームチームはピッツィやレナト・サンチェス、ジェウソン・マルティンスらに追加点のチャンスが訪れるものの、孤軍奮闘の相手守護神の再三のビッグセーブに阻まれた。それでも、メモリアルゲームのペペを中心に危なげなく相手の攻撃をクリーンシートで凌ぎ、スコア以上の内容で1-0の勝利を収めた。一方、大幅なメンバー変更、システム変更も実らず完敗のイタリアは今大会2戦未勝利となった。
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