山本、今季初弾含む2発! 鹿島が昨年ファイナリスト・川崎F撃破で3年ぶりベスト4《YBCルヴァンカップ》
2018.09.09 21:50 Sun
▽JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦の川崎フロンターレvs鹿島アントラーズの第2戦が9日に味の素スタジアムで行われ、3-1で鹿島が勝利。この結果、2戦合計スコアを4-2にした鹿島が準決勝進出を決めている。
▽5日に行われた第1戦は1-1のドローで終了。貴重なアウェイゴールを決めた川崎Fは、引き続き負傷の大島、日本代表に招集されている車屋、守田、小林を欠く中、2年連続のベスト4入りに向けてその一戦から先発メンバーを1人のみ変更。齋藤に代えて阿部を起用した。
▽一方、3年ぶりベスト4を目指す鹿島は、代表に招集中の三竿健斗を欠く中、第1戦からスタメン4人を変更。西、安西、土居、金森に代えて内田、山本、セルジーニョ、鈴木優磨を起用した。
▽本拠地の等々力陸上競技場で現在日本学生陸上競技対校選手権大会が開催されているため、川崎Fのホーム戦を味の素スタジアムで行うことになった一戦。試合は両者立ち上がりから積極的な姿勢を見せる。鹿島は7分、セルジーニョからのパスをボックス左外で受けた安部が、素早い切り返しからクロス。ニアサイドのセルジーニョがスルーして相手を引き付けたが、誰も合わせることができない。
▽対する川崎Fは11分、中村憲剛の左CKをニアサイドの鈴木雄斗が逸らす。ゴール前右に走り込んだ谷口が右足を懸命に伸ばして合わせたが、枠を捉えることができない。さらに17分、エウシーニョのクロスをボックス内浅い位置で阿部が収める。これは相手に突かれたが、こぼれ球に反応した登里がボックス左手前からシュートを放つも、ゴール右へと外れた。
▽嫌な時間帯が続く鹿島。しかし、川崎F守備陣の一瞬の隙を突いて先制点を奪う。28分、セットプレーの流れからボックス右外で鈴木優磨のパスを受けた遠藤が左足でクロスを供給。これを中央でフリーになっていた山本が頭で合わせると、ボールはゴール左上へ。そのままバーを叩いてゴールネットを揺らした。
▽山本の今シーズン公式戦初ゴールで先手を取った鹿島。すぐさま反撃に転じた川崎Fに押し込まれるもゴールを許さないでいると、37分に追加点を奪う。セルジーニョのパスを受けた永木が敵陣中央右からアーリークロス。ここはGK新井にパンチングで弾かれたが、その方向には先制点を奪った山本が。体を倒しながらもうまく右足で合わせると、カバーを試みた相手DFをすり抜けて無人のゴールへと吸い込まれた。
▽これでベスト4進出には3点が必要になった川崎Fは、後半開始から赤崎に代えて長谷川を投入。攻撃の活性化を図って迎えた後半開始早々の50分、ボックス左外でボールを持った登里がボックス左手前の中村憲剛とのワンツーでボックス内に侵攻しすると、遠藤に倒されてPKを獲得する。これをキッカーの阿部が右足でゴール左下に突き刺して、2戦合計3-2と1点差に詰め寄る。
▽あと2点が必要な川崎Fは、この1点をきっかけに攻勢を強める。58分、中村憲剛の左CKをニアサイドで知念がフリック。ファーサイドに走り込んだエウシーニョが押し込もうとするが、ミートすることができない。
▽その後も激しくゴールに迫る川崎Fに対して、最後のところでシュートを許さない鹿島。すると、ベスト4進出を大きく手繰り寄せる追加点が生まれる。72分、敵陣中央左から山本がボックス手前中央に斜めのパスを供給。これを受けた安部がタメを作り、巧みなダブルタッチでボックス左へスルーパスを送る。最後は走り込んだセルジーニョが左足でGK新井の股を射抜き、2戦合計スコアを4-2と川崎Fを突き放した。
▽再び3点が必要となった川崎Fは、この失点で勢いが衰退する。一方の鹿島は終盤粘り強いディフェンスからカウンターを仕掛ける巧みな試合運びで試合をクローズ。3-1で勝利し、2戦合計スコアを4-2とした鹿島が4年ぶりベスト4進出を決めた。
▽5日に行われた第1戦は1-1のドローで終了。貴重なアウェイゴールを決めた川崎Fは、引き続き負傷の大島、日本代表に招集されている車屋、守田、小林を欠く中、2年連続のベスト4入りに向けてその一戦から先発メンバーを1人のみ変更。齋藤に代えて阿部を起用した。
▽本拠地の等々力陸上競技場で現在日本学生陸上競技対校選手権大会が開催されているため、川崎Fのホーム戦を味の素スタジアムで行うことになった一戦。試合は両者立ち上がりから積極的な姿勢を見せる。鹿島は7分、セルジーニョからのパスをボックス左外で受けた安部が、素早い切り返しからクロス。ニアサイドのセルジーニョがスルーして相手を引き付けたが、誰も合わせることができない。
▽対する川崎Fは11分、中村憲剛の左CKをニアサイドの鈴木雄斗が逸らす。ゴール前右に走り込んだ谷口が右足を懸命に伸ばして合わせたが、枠を捉えることができない。さらに17分、エウシーニョのクロスをボックス内浅い位置で阿部が収める。これは相手に突かれたが、こぼれ球に反応した登里がボックス左手前からシュートを放つも、ゴール右へと外れた。
▽前半半ばに差し掛かると、川崎Fが鹿島を押し込み始める。25分、右サイドでボールを持った知念が巧みな切り返しから縦に突破。知念のクロスは相手に阻まれたが、ニアサイドでルーズボールを拾った鈴木雄斗のボックス右手前への落としをエウシーニョがシュートを放つ。しかし、ボールは右サイドネットに嫌われた。
▽嫌な時間帯が続く鹿島。しかし、川崎F守備陣の一瞬の隙を突いて先制点を奪う。28分、セットプレーの流れからボックス右外で鈴木優磨のパスを受けた遠藤が左足でクロスを供給。これを中央でフリーになっていた山本が頭で合わせると、ボールはゴール左上へ。そのままバーを叩いてゴールネットを揺らした。
▽山本の今シーズン公式戦初ゴールで先手を取った鹿島。すぐさま反撃に転じた川崎Fに押し込まれるもゴールを許さないでいると、37分に追加点を奪う。セルジーニョのパスを受けた永木が敵陣中央右からアーリークロス。ここはGK新井にパンチングで弾かれたが、その方向には先制点を奪った山本が。体を倒しながらもうまく右足で合わせると、カバーを試みた相手DFをすり抜けて無人のゴールへと吸い込まれた。
▽これでベスト4進出には3点が必要になった川崎Fは、後半開始から赤崎に代えて長谷川を投入。攻撃の活性化を図って迎えた後半開始早々の50分、ボックス左外でボールを持った登里がボックス左手前の中村憲剛とのワンツーでボックス内に侵攻しすると、遠藤に倒されてPKを獲得する。これをキッカーの阿部が右足でゴール左下に突き刺して、2戦合計3-2と1点差に詰め寄る。
▽あと2点が必要な川崎Fは、この1点をきっかけに攻勢を強める。58分、中村憲剛の左CKをニアサイドで知念がフリック。ファーサイドに走り込んだエウシーニョが押し込もうとするが、ミートすることができない。
▽その後も激しくゴールに迫る川崎Fに対して、最後のところでシュートを許さない鹿島。すると、ベスト4進出を大きく手繰り寄せる追加点が生まれる。72分、敵陣中央左から山本がボックス手前中央に斜めのパスを供給。これを受けた安部がタメを作り、巧みなダブルタッチでボックス左へスルーパスを送る。最後は走り込んだセルジーニョが左足でGK新井の股を射抜き、2戦合計スコアを4-2と川崎Fを突き放した。
▽再び3点が必要となった川崎Fは、この失点で勢いが衰退する。一方の鹿島は終盤粘り強いディフェンスからカウンターを仕掛ける巧みな試合運びで試合をクローズ。3-1で勝利し、2戦合計スコアを4-2とした鹿島が4年ぶりベスト4進出を決めた。
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