開幕3戦7発でバルサ関心のポーランド代表FWが悟り開く 「ボールが僕を探している」

2018.09.07 17:40 Fri
Getty Images
▽今夏、ジェノアに加入して開幕から絶好調のポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクがゴールスコアラーとしての悟りを開いたようだ。『フットボール・イタリア』が同選手のコメントを伝えている。

▽昨シーズン、母国のクラコヴィアでのリーグ戦21ゴールの活躍を引っ提げて今夏ジェノアに加入したピョンテク。すると、自身の公式戦デビュー戦となったコッパ・イタリア3回戦のレッチェ戦で4ゴールの圧巻デビューを飾ると、セリエAのエンポリ戦(1ゴール)、サッスオーロ戦(2ゴール)でも2試合連続ゴールを記録し、開幕3試合で7ゴールと圧巻のペースでゴールを量産している。
▽そして、ジェノアでの好調を引っ提げて7日にはUEFAネイションズリーグ・リーグA・グループ3でイタリア代表と対戦する。ピョンテクは代表デビューも期待される今回の一戦を前に自身の状態に関して独特な表現で説明した。

「僕はとても力強いスタートを切ることができた。今は(ゴールされるために)ボールが僕を探している感覚だよ」

「代表レベルでもこの調子をキープしていきたいね。僕はまだ新参者だし、多くのポジション争いが待っている。だけど、監督が声をかけてくれれば準備はできているよ」
▽183cmの本格派ストライカーのピョンテクは、爆発的なスピードや強靭なフィジカルは持ち合わせていないものの、パワフル且つ正確な右足とヘディング技術を武器にボックス内で抜群の存在感を放つ生粋の点取り屋だ。DFとの駆け引きやオフ・ザ・ボールにも優れており、ポーランド国内では“レヴァンドフスキの後継者”としてにわかに注目が集まっている。

▽また、イタリア『Il Secolo XIX』によると、今夏スペイン代表FWパコ・アルカセルのドルトムントへのレンタル移籍によって、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアッパー不在のバルセロナがピョンテクの獲得に興味を示しているようだ。
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