2018ゴールデンボーイ候補が発表…過去15人の選手をおさらい

2018.09.04 18:25 Tue
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▽イタリア『トゥットスポルト』が3日、同メディア主催の「ゴールデンボーイ賞」の候補者60名を発表した。
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▽今年で16回目を迎えるゴールデンボーイ賞には、トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール)やライアン・セセニョン(フルアム)、パトリック・クロトーネ(ミラン)、リスティアン・プリシッチ(ドルトムント)など、各クラブでレギュラー級の活躍をした錚々たるメンバーが名を連ねた。また、ジャスティン・クライファート(アヤックス/現ローマ)やティモシー・ウェア(パリ・サンジェルマン)、リュカ・ジダン(レアル・マドリー)など、往年のレジェンドたちの息子も候補入り。日本からは堂安律(フローニンヘン)が選出。さらに、2017年のゴールデンボーイ賞を受賞したキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)も選ばれ、2度目の受賞となれば史上初となる。
▽ゴールデンボーイ賞は2003年にイタリアメディア『トゥットスポルト』が主催となって開始された。ヨーロッパでプレーする21歳以下の若手選手を対象にした栄えある賞だ。過去にはリオネル・メッシやウェイン・ルーニー、ポール・ポグバらが受賞しているが、ほかにはどんな選手がこの賞を手にしてきたのだろうか。イギリス『デイリー・メール』が過去15人の歴代受賞者を紹介している。

▽2003年に記念すべき初受賞した選手は、当時アヤックスでプレーしていた元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトだ。豊富な運動量と正確なパスを擁したMFは、2002年に19歳ながら国内2冠を達成。35歳となった今はデンマークのエスビャウに所属している。

▽2004年は元イングランド代表FWウェイン・ルーニー。マンチェスター・ユナイテッドではリーグ5回、チャンピオンズリーグ、クラブ・ワールドカップなどで優勝し、輝かしい成績を残した。今年6月にメジャー・リーグ・サッカーのD.C. ユナイテッドに移籍した。
▽その後、バロンドールや世界最優秀選手賞をいくつも獲得することになるメッシは2005年に受賞。同胞のFWセルヒオ・アグエロは2007年に受賞。当時はアトレティコ・マドリーに所属していた。現在中国の天津権健でプレーしている元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトは2009年、“元”悪童のイタリア代表FWマリオ・バロテッリは2010年にマンチェスター・シティ時代に、前所属のインテルでの活躍も評価されて受賞。同じ「マリオ」であるドイツ代表MFゲッツェは翌年にゴールデンボーイに選ばれた。

▽今ではレアル・マドリーで欠かせない存在となったスペイン代表MFイスコはマラガでの活躍から2012年に同賞を受賞。同年5月にはスペイン代表デビューも果たすなど飛躍の年になった。2013年にはフランス代表MFポール・ポグバ、近年ではポルトガル代表MFレナト・サンチェスがバイエルン時代に受賞している。

◆ゴールデンボーイ歴代受賞者15名※カッコ内は当時所属クラブ
2003年-ラファエル・ファン・デル・ファールト(アヤックス)
2004年-ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)
2005年-リオネル・メッシ(バルセロナ)
2006年-セスク・ファブレガス(アーセナル)
2007年-セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー)
2008年-アンデルソン(マンチェスター・ユナイテッド)
2009年-アレシャンドレ・パト(ミラン)
2010年-マリオ・バロテッリ(マンチェスター・シティ)
2011年-マリオ・ゲッツェ(ドルトムント)
2012年-イスコ(マラガ)
2013年-ポール・ポグバ(ユベントス)
2014年-ラヒーム・スターリング(リバプール)
2015年-アントニー・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッド)
2016年-レナト・サンチェス(バイエルン)
2017年-キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)

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