▽リーガエスパニョーラ第3節、バルセロナvsウエスカが2日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが8-2で勝利した。
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▽いずれも相手の守備的な戦いに苦戦したものの2戦連続クリーンシートで開幕連勝の王者バルセロナは、初のプリメーラで躍動するウエスカとリーグ戦初対決。前節のバジャドリー戦と同じメンバーを起用し、メッシ、スアレス、デンベレの3トップとなった。
▽試合は予想外の立ち上がりに。開始3分、右サイド深くに侵攻したガジャルからのクロスをボックス内のロンゴが頭で落とすと、これをゴール前のクチョ・エルナンデスが右足で流し込み、アウェイのウエスカが電光石火の先制点を奪った。
▽格下相手にまさかの先制点を許したバルセロナだがすぐさま反撃に転じると、16分にはボックス手前右で仕掛けたメッシがゴール右から右足のシュートを流し込み、早々の同点弾とする。続く25分にはボックス左に抜け出したジョルディ・アルバのマイナスの折り返しがDFのオウンゴールを誘い、逆転に成功。さらに39分には再びJ・アルバの左サイドへの抜け出しから折り返しを中央でフリーのスアレスがワンタッチで流し込み、3点目を奪取。その後、前半終了間際にガジャルのゴールでウエスカが1点を返すも、バルセロナのリードで試合は折り返す。
▽前半は打ち合いの様相を見せたものの、後半はバルセロナの圧巻のゴールショーとなる。まずは立ち上がりの48分、スアレスのスルーパスに抜け出したデンベレがボックス左角度のないところから左足のシュートを流し込み、2試合連続ゴールを達成。直後の52分にはセットプレーの流れからメッシの浮き球パスに反応したラキティッチが見事なボレーシュートを叩き込み、こちらは今季初ゴールを挙げた。
▽立ち上がりの連続得点で試合を決めたバルセロナだが一向に攻撃の手を緩めない。61分にはGKテア・シュテーゲンからのカウンターでコウチーニョの絶妙スルーパスに抜け出したメッシが冷静にGKとの一対一を制しこの試合の2点目を記録する。その後、ユムティティ、ラキティッチ、ブスケッツを下げてラングレ、アルトゥール、ビダルと新戦力をピッチに送り出すと、81分にはメッシのラストパスからJ・アルバ、試合終了間際にはスアレスが自ら得たPKをきっちり決め切ってこの日のゴールショーをド派手に締めくくった。
▽プリメーラ初挑戦で躍動するウエスカ相手に格の違いを見せ付けたバルセロナは今季初の失点を喫した中、それを払拭する攻撃陣の爆発で開幕3連勝を飾った。
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