なでしこジャパン2大会ぶり金! 中国猛攻もGK山下好守連発にラストは菅澤弾! 《アジア競技大会》
2018.08.31 22:35 Fri
▽なでしこジャパン(女子日本代表)は31日、アジア競技大会サッカー競技の決勝で女子中国代表と対戦し、1-0で勝利。2大会ぶり2度目の金メダルに輝いた。
▽グループCを連勝で首位通過したなでしこジャパン。準決勝では女子韓国代表と対戦し、FW菅澤優衣香の先制点、終盤のOGにより2-1で競り勝ち、頂に手をかけた。
▽なでしこジャパンは、2大会ぶりの金メダル獲得に向けて最後尾にGK山下杏也加、最終ラインに清水梨紗、有吉佐織、三宅史織、鮫島彩、中盤に中島依美、籾木結花、長谷川唯、阪口萌乃、隅田凜、最前線に岩渕真奈を起用した。
▽試合の序盤からなでしこジャパンはボールをキープするが、あまり効果的に中国のゴールに迫ることができず。逆に、左サイドを起点としてグ・ヤシャ、リ・インが迫力ある仕掛けを繰り返す中国に押され、劣勢に回る。
▽17分には、ボックス手前中央でボールを持ったグ・ヤシャが右足を振り抜き、強烈なシュートが枠捉える。GK山下がキャッチして難を逃れたものの、チェックの遅れからヒヤリとさせられた。
▽結局、前半は終始中国が優勢に進行。それでも、なでしこジャパンはGK山下や鮫島の急所を抑えるカバーリングでピンチを凌ぎ続け、ゴールレスを試合を折り返した。
▽迎えた後半も試合の展開は大きく変わらず。なでしこジャパンは、56分に籾木に代えて今大会3ゴールを記録している菅澤を起用。菅澤は前線で岩渕とコンビを組み攻撃に変化を付けていく。
▽なでしこジャパンが徐々にカウンターにシフトすると中国のチャンスは減少していくが、なでしこジャパンもゴールエリアまでなかなか辿り着けない。65分に岩渕がミドルレンジから後半初めてのシュートを放ったが、枠を外れた。
▽後半の中頃になると、両チームともに疲労が見え始めオープンな展開の中でカウンターの応酬が続く。すると76分、またしても中国に絶好機が訪れる。76分、カウンターからボックス手前中央で持ったグ・ヤシャのシュートがまたしても枠を捉える。しかし、この場面でもGK山下が左手一本で弾き出すファインセーブを見せ、均衡を破らせない。
▽試合終了間際の90分、なでしこジャパンが苦しみに苦しんだ今大会を総括するような形で千載一遇のチャンスをものにする。中島が右サイドを突破し、ディフェンスラインとゴールキーパーの間に落ちる絶妙なクロスを通す。すると、走りこんだ菅澤がダイビングヘッドでボールを捉え、ネットを揺らした。
▽直後に試合が終了。この結果、高倉麻子監督率いるなでしこジャパンは、見事に2大会ぶり2度目の金メダルを手にしている。
なでしこジャパン 1-0 女子中国代表
【なでしこジャパン】
菅澤優衣香(後45)
▽グループCを連勝で首位通過したなでしこジャパン。準決勝では女子韓国代表と対戦し、FW菅澤優衣香の先制点、終盤のOGにより2-1で競り勝ち、頂に手をかけた。
▽試合の序盤からなでしこジャパンはボールをキープするが、あまり効果的に中国のゴールに迫ることができず。逆に、左サイドを起点としてグ・ヤシャ、リ・インが迫力ある仕掛けを繰り返す中国に押され、劣勢に回る。
▽17分には、ボックス手前中央でボールを持ったグ・ヤシャが右足を振り抜き、強烈なシュートが枠捉える。GK山下がキャッチして難を逃れたものの、チェックの遅れからヒヤリとさせられた。
▽さらに、34分にも中国にチャンス。後方からのクロスに対して、ボックス内でフリーになっていたリ・インが身体を投げ出すようにして頭で合わせる。これもGK山下がキャッチしたものの、中国からペースを奪うことができない。
▽結局、前半は終始中国が優勢に進行。それでも、なでしこジャパンはGK山下や鮫島の急所を抑えるカバーリングでピンチを凌ぎ続け、ゴールレスを試合を折り返した。
▽迎えた後半も試合の展開は大きく変わらず。なでしこジャパンは、56分に籾木に代えて今大会3ゴールを記録している菅澤を起用。菅澤は前線で岩渕とコンビを組み攻撃に変化を付けていく。
▽なでしこジャパンが徐々にカウンターにシフトすると中国のチャンスは減少していくが、なでしこジャパンもゴールエリアまでなかなか辿り着けない。65分に岩渕がミドルレンジから後半初めてのシュートを放ったが、枠を外れた。
▽後半の中頃になると、両チームともに疲労が見え始めオープンな展開の中でカウンターの応酬が続く。すると76分、またしても中国に絶好機が訪れる。76分、カウンターからボックス手前中央で持ったグ・ヤシャのシュートがまたしても枠を捉える。しかし、この場面でもGK山下が左手一本で弾き出すファインセーブを見せ、均衡を破らせない。
▽試合終了間際の90分、なでしこジャパンが苦しみに苦しんだ今大会を総括するような形で千載一遇のチャンスをものにする。中島が右サイドを突破し、ディフェンスラインとゴールキーパーの間に落ちる絶妙なクロスを通す。すると、走りこんだ菅澤がダイビングヘッドでボールを捉え、ネットを揺らした。
▽直後に試合が終了。この結果、高倉麻子監督率いるなでしこジャパンは、見事に2大会ぶり2度目の金メダルを手にしている。
なでしこジャパン 1-0 女子中国代表
【なでしこジャパン】
菅澤優衣香(後45)
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