町田が首位浮上! 大宮vs山口は壮絶ドロー…新潟&岐阜は泥沼の連敗地獄に《J2》
2018.08.26 22:26 Sun
▽26日に明治安田生命J2リーグ第30節の5試合が各地で行われた。
▽町田市立陸上競技場で行われたFC町田ゼルビアvsFC岐阜は、ホームの町田が1-0で勝利した。
▽前節、首位の松本山雅FCとの上位対決を制し6戦負けなしと好調を維持する町田と、6連敗で18位に低迷する岐阜という好対照なチーム同士の一戦は、前から圧力をかける町田と後方からのショートパスでプレスをいなそうとする岐阜と互いの特長が出る展開に。すると、押し気味に運んでいたホームの町田は17分、ボックス手前で森村が放ったシュートがゴール前のDF竹田のやや不用意なクリアもあってゴール右隅に決まった。その後、岐阜に反撃を許すもボックス内で仕事をさせない町田は27分にも平戸のFKからニアの中島のヘッドが枠に飛ぶもここはGKビクトルの好守に遭い、前半はホームチームの1点リードで終了した。
▽後半も前半と同じような展開の中、岐阜は相手の背後を幾度か良い形で抜け出す場面を作り出すが、町田の粘り強い守備を前にゴールをこじ開けられない。一方、カウンターやセットプレーを起点に試合を決める2点目を目指す町田は試合終了間際にPKを獲得。だが、キッカーの鈴木の中央を狙ったシュートはGKビクトルにストップされる。それでも、
▽また、NACK5スタジアム大宮で行われた大宮アルディージャvsレノファ山口FCは、4-4のドローに終わった。
▽迎えた後半は激しい打ち合いに。立ち上がりの48分に大前のボックス内での仕掛けからラストパスを受けたフリーの茨田のシュートで大宮が逆転に成功。だが、山口も68分に相手GK笠原のファンブルを途中出場の岸田が泥臭く繋ぎ、最後はオナイウ阿道が無人のゴールへ流し込む。さらに75分には高井の左クロスをジュリーニョがボレーシュートを試みた際にうまくヒザに当たって勝ち越しゴールを奪う。
▽その後、82分にはGK藤嶋の中途半端なパンチングのこぼれ球を酒井が押し込み、大宮が三度スコアを振り出しに。だが、直後の84分には高井とオナイウ阿道の完璧なコンビネーションによるカウンターからオナイウ阿道にハットトリックとなるゴールが生まれる。これで勝負ありと思われたが、ホームで負けられない大宮は後半アディショナルタイム4分にロングボールを再びGK藤嶋がファンブルしたこぼれ球をロビン・シモビッチが無人のゴールへ蹴り込んで4-4の同点に。その後、大宮に勝ち越しのチャンスが訪れたものの、試合はこのままタイムアップ。山口の10戦ぶりの勝利はまたしてもならなかった。
▽デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟vsアビスパ福岡は、アウェイの福岡が3-0で快勝した。
▽厳しい5連敗で残留争いに巻き込まれた19位新潟と、前節栃木SC相手に厳しい敗戦を喫した7位の福岡による一戦。試合は両チームの今季の状況が色濃く出る展開に。14分には鈴木の浮き球パスをボックス左ゴールライン際のドゥドゥがスライディングで折り返すと、ゴール前に走り込んだ石津がこちらもスライディングで合わせ早々に福岡がゴールネットを揺らす。その後はボールを保持して押し込む新潟、カウンターで応戦する福岡という構図の下で拮抗した展開となるも、32分には再びドゥドゥと石津のコンビネーションを生かした攻めからドゥドゥがカウンターチャンスを決め切り決定力の差を見せ付けた福岡が2点リードで試合を折り返した。
▽後半はホームで負けられない新潟が押し込む時間を増やしていくが、前半同様に集中した守備を見せる福岡のゴールをこじ開けられず、2-0のスコアのまま時間だけが過ぎていく。すると、試合終了間際の91分にはユ・インスの突破から松田に試合を決定付ける3点目が決まり、アウェイの福岡が3-0の快勝。一方、敗れた新潟は6連敗となった。
▽そのほかの試合では水戸ホーリーホック、栃木SCがそれぞれファジアーノ岡山、ロアッソ熊本とのアウェイゲームを後半終盤のゴールで1-0の勝利を収めている。
◆明治安田生命J2リーグ第30節 結果
▽8/26(日)
FC町田ゼルビア 1-0 FC岐阜
アルビレックス新潟 0-3 アビスパ福岡
ファジアーノ岡山 0-1 水戸ホーリーホック
大宮アルディージャ 4-4 レノファ山口FC
ロアッソ熊本 0-1 栃木SC
▽8/25(土)
ジェフユナイテッド千葉 2-3 東京ヴェルディ
松本山雅FC 1-3 横浜FC
京都サンガ.F.C 1-1 ヴァンフォーレ甲府
カマタマーレ讃岐 0-2 ツエーゲン金沢
モンテディオ山形 1-1 愛媛FC
大分トリニータ 0-1 徳島ヴォルティス
▽町田市立陸上競技場で行われたFC町田ゼルビアvsFC岐阜は、ホームの町田が1-0で勝利した。
▽後半も前半と同じような展開の中、岐阜は相手の背後を幾度か良い形で抜け出す場面を作り出すが、町田の粘り強い守備を前にゴールをこじ開けられない。一方、カウンターやセットプレーを起点に試合を決める2点目を目指す町田は試合終了間際にPKを獲得。だが、キッカーの鈴木の中央を狙ったシュートはGKビクトルにストップされる。それでも、
▽また、NACK5スタジアム大宮で行われた大宮アルディージャvsレノファ山口FCは、4-4のドローに終わった。
▽2連勝で自動昇格争いに食い込む5位大宮と、9戦未勝利(4敗5分け)で昇格プレーオフ圏内から陥落した9位山口の一戦。互いに攻め合う展開となった中、26分には高木が左サイドで入れたクロスに対してGK笠原が被ると、これがオナイウ阿道の頭に当たってゴールに吸い込まれる。だが、大宮も前半終了間際の河本がゴールを奪い、前半は1-1で終了する。
▽迎えた後半は激しい打ち合いに。立ち上がりの48分に大前のボックス内での仕掛けからラストパスを受けたフリーの茨田のシュートで大宮が逆転に成功。だが、山口も68分に相手GK笠原のファンブルを途中出場の岸田が泥臭く繋ぎ、最後はオナイウ阿道が無人のゴールへ流し込む。さらに75分には高井の左クロスをジュリーニョがボレーシュートを試みた際にうまくヒザに当たって勝ち越しゴールを奪う。
▽その後、82分にはGK藤嶋の中途半端なパンチングのこぼれ球を酒井が押し込み、大宮が三度スコアを振り出しに。だが、直後の84分には高井とオナイウ阿道の完璧なコンビネーションによるカウンターからオナイウ阿道にハットトリックとなるゴールが生まれる。これで勝負ありと思われたが、ホームで負けられない大宮は後半アディショナルタイム4分にロングボールを再びGK藤嶋がファンブルしたこぼれ球をロビン・シモビッチが無人のゴールへ蹴り込んで4-4の同点に。その後、大宮に勝ち越しのチャンスが訪れたものの、試合はこのままタイムアップ。山口の10戦ぶりの勝利はまたしてもならなかった。
▽デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟vsアビスパ福岡は、アウェイの福岡が3-0で快勝した。
▽厳しい5連敗で残留争いに巻き込まれた19位新潟と、前節栃木SC相手に厳しい敗戦を喫した7位の福岡による一戦。試合は両チームの今季の状況が色濃く出る展開に。14分には鈴木の浮き球パスをボックス左ゴールライン際のドゥドゥがスライディングで折り返すと、ゴール前に走り込んだ石津がこちらもスライディングで合わせ早々に福岡がゴールネットを揺らす。その後はボールを保持して押し込む新潟、カウンターで応戦する福岡という構図の下で拮抗した展開となるも、32分には再びドゥドゥと石津のコンビネーションを生かした攻めからドゥドゥがカウンターチャンスを決め切り決定力の差を見せ付けた福岡が2点リードで試合を折り返した。
▽後半はホームで負けられない新潟が押し込む時間を増やしていくが、前半同様に集中した守備を見せる福岡のゴールをこじ開けられず、2-0のスコアのまま時間だけが過ぎていく。すると、試合終了間際の91分にはユ・インスの突破から松田に試合を決定付ける3点目が決まり、アウェイの福岡が3-0の快勝。一方、敗れた新潟は6連敗となった。
▽そのほかの試合では水戸ホーリーホック、栃木SCがそれぞれファジアーノ岡山、ロアッソ熊本とのアウェイゲームを後半終盤のゴールで1-0の勝利を収めている。
◆明治安田生命J2リーグ第30節 結果
▽8/26(日)
FC町田ゼルビア 1-0 FC岐阜
アルビレックス新潟 0-3 アビスパ福岡
ファジアーノ岡山 0-1 水戸ホーリーホック
大宮アルディージャ 4-4 レノファ山口FC
ロアッソ熊本 0-1 栃木SC
▽8/25(土)
ジェフユナイテッド千葉 2-3 東京ヴェルディ
松本山雅FC 1-3 横浜FC
京都サンガ.F.C 1-1 ヴァンフォーレ甲府
カマタマーレ讃岐 0-2 ツエーゲン金沢
モンテディオ山形 1-1 愛媛FC
大分トリニータ 0-1 徳島ヴォルティス
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