【J1ピックアッププレビュー】C大阪、首位相手にシーズンダブルなるか、広島が借りを返すか《C大阪vs広島》
2018.08.24 21:30 Fri
▽明治安田生命J1リーグ第24節、セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島が25日に、ヤンマースタジアム長居で行われる。
◆目標違えど勝ち点「3」は必須条件
▽5位のC大阪(勝ち点36)と首位の広島(同49)が激突。この試合を含めて残り11試合となる中、首位と勝ち点差「13」を付けられているC大阪の実質的な目標はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得できる3位圏内か。一方の広島は、一時は勝ち点差「9」あった2位との差も、今では2位の川崎フロンターレとの差はわずかに「6」。さらに川崎は1試合消化が少ないため、広島にとっても予断を許さない状況だ。
◆3連勝で上位に踏み留まれるか~セレッソ大阪~
▽リーグ中断明けから一向に調子の上がらないC大阪だったが、ここ2試合で連勝を収め立ち直りを見せている。そのカギとなっているのが第21節の北海道コンサドーレ札幌から採用している[3-4-2-1]の布陣。トップにFW杉本健勇、2列目にMF高木俊幸、3列目にMFソウザ、MF山口蛍、そしてウイングバックからはMF丸橋祐介やDF松田陸が飛び出してくるこの形でここまで2勝1分けと好調だ。
▽同じ布陣で臨んだ天皇杯のヴァンフォーレ甲府戦では、メンバーを入れ替えたこともあり惜しくも敗れてしまったが、キャプテンの山口は「引きずってはいけない」とすでに気持ちを切り替えている模様。首位相手にシーズンダブルを狙う。
◆勝って兜の緒を締めよ~サンフレッチェ広島~
▽依然首位をキープする広島だが、実のところこちらも中断明けから前半戦の様な調子を取り戻せないでいる。第16節のガンバ大阪戦では4-0の快勝を収めたものの、7月のリーグ再開以降、8試合で3勝しか挙げられていないのが現状だ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆セレッソ大阪[3-4-2-1]
DF:木本恭生、マテイ・ヨニッチ、オスマル
MF:松田陸、山口蛍、ソウザ、丸橋祐介
MF:清武弘嗣、高木俊幸
FW:杉本健勇
監督:ユン・ジョンファン
▽札幌戦から継続して採用している[3-4-2-1]の布陣を予想。ユン・ジョンファンは同試合から同じイレブンを起用しており、天皇杯でも温存したことから今回もその線が濃い。
◆サンフレッチェ広島[4-4-2]
DF:和田拓也、千葉和彦、野上結貴、佐々木翔
MF:柴崎晃誠、青山敏弘、稲垣祥、柏好文
FW;パトリック、渡大生
監督:城福浩
▽予想フォーメーションにはお馴染みの顔ぶれが並んだ。天皇杯ではGK林卓人とDF千葉和彦を除く9人が入れ替わったため、中2日の疲労の心配はない。リーグ戦はほとんど固定メンバーで構成される中、FWパトリックの相棒にはFW渡大生を予想。天皇杯でゴールを決めたFW工藤壮人は控えか。
【注目選手】
◆MF丸橋祐介(セレッソ大阪)
◆FWパトリック(サンフレッチェ広島)
◆勝利のカギはサイドの攻防
▽広島にとっては、中断前最後の試合で黒星を付けられた相手だけに、借りを返したい一戦だ。しかし、C大阪もトップ3圏内、願わくば優勝争いに生き残るためにも、首位広島を叩くことの意味は間違いなく大きい。
▽前述したように、この試合の注目はサイドの攻防にあると見る。C大阪は丸橋や松田、さらにそこに絡んでくる高木や清武が相手の最終ラインをどう崩せるかが勝利のポイントとなりそう。高木は前回対戦で2ゴールを奪っている。一方の広島も、クロスを頭で合わせるのがパトリックの十八番であるため、質の高いクロスが入れば一発で試合を決められる攻撃力を備えている。
▽互いに中2日での戦いとなる第24節。両者の思いが交錯するC大阪vs広島は25日(土)の19時にキックオフを迎える。
◆目標違えど勝ち点「3」は必須条件
▽5位のC大阪(勝ち点36)と首位の広島(同49)が激突。この試合を含めて残り11試合となる中、首位と勝ち点差「13」を付けられているC大阪の実質的な目標はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得できる3位圏内か。一方の広島は、一時は勝ち点差「9」あった2位との差も、今では2位の川崎フロンターレとの差はわずかに「6」。さらに川崎は1試合消化が少ないため、広島にとっても予断を許さない状況だ。
▽リーグ中断明けから一向に調子の上がらないC大阪だったが、ここ2試合で連勝を収め立ち直りを見せている。そのカギとなっているのが第21節の北海道コンサドーレ札幌から採用している[3-4-2-1]の布陣。トップにFW杉本健勇、2列目にMF高木俊幸、3列目にMFソウザ、MF山口蛍、そしてウイングバックからはMF丸橋祐介やDF松田陸が飛び出してくるこの形でここまで2勝1分けと好調だ。
▽同じ布陣で臨んだ天皇杯のヴァンフォーレ甲府戦では、メンバーを入れ替えたこともあり惜しくも敗れてしまったが、キャプテンの山口は「引きずってはいけない」とすでに気持ちを切り替えている模様。首位相手にシーズンダブルを狙う。
◆勝って兜の緒を締めよ~サンフレッチェ広島~
▽依然首位をキープする広島だが、実のところこちらも中断明けから前半戦の様な調子を取り戻せないでいる。第16節のガンバ大阪戦では4-0の快勝を収めたものの、7月のリーグ再開以降、8試合で3勝しか挙げられていないのが現状だ。
▽そのため、前述したように2位の川崎Fとの勝ち点差は縮まり、今までのような余裕はなくなった。最後まで走り切るという城福浩監督の指導を忠実に体現している広島にとって、リーグ後半戦にかけて疲労の蓄積が心配されるところだが、もう一度勝って兜の緒を締めたいところだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆セレッソ大阪[3-4-2-1]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:キム・ジンヒョンDF:木本恭生、マテイ・ヨニッチ、オスマル
MF:松田陸、山口蛍、ソウザ、丸橋祐介
MF:清武弘嗣、高木俊幸
FW:杉本健勇
監督:ユン・ジョンファン
▽札幌戦から継続して採用している[3-4-2-1]の布陣を予想。ユン・ジョンファンは同試合から同じイレブンを起用しており、天皇杯でも温存したことから今回もその線が濃い。
◆サンフレッチェ広島[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:林卓人DF:和田拓也、千葉和彦、野上結貴、佐々木翔
MF:柴崎晃誠、青山敏弘、稲垣祥、柏好文
FW;パトリック、渡大生
監督:城福浩
▽予想フォーメーションにはお馴染みの顔ぶれが並んだ。天皇杯ではGK林卓人とDF千葉和彦を除く9人が入れ替わったため、中2日の疲労の心配はない。リーグ戦はほとんど固定メンバーで構成される中、FWパトリックの相棒にはFW渡大生を予想。天皇杯でゴールを決めたFW工藤壮人は控えか。
【注目選手】
◆MF丸橋祐介(セレッソ大阪)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽前節1ゴール1アシストの丸橋を注目選手に挙げた。左ウイングバックで躍動するC大阪一筋の男は、今季はここまえチームトップタイの6ゴールを記録。出場時間も山口に次いで2番目に長い。今節はサイドの攻防に注目だ。◆FWパトリック(サンフレッチェ広島)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽今更説明するまでもないが、今季の広島の躍進を支えているのはパトリックだ。ここまでリーグ戦でキャリアハイの17得点を挙げ、広島の攻撃を牽引。天皇杯の名古屋グランパス戦でも、延長戦でハットトリックを決めて大活躍。この男の輝きに陰りは見えない。◆勝利のカギはサイドの攻防
▽広島にとっては、中断前最後の試合で黒星を付けられた相手だけに、借りを返したい一戦だ。しかし、C大阪もトップ3圏内、願わくば優勝争いに生き残るためにも、首位広島を叩くことの意味は間違いなく大きい。
▽前述したように、この試合の注目はサイドの攻防にあると見る。C大阪は丸橋や松田、さらにそこに絡んでくる高木や清武が相手の最終ラインをどう崩せるかが勝利のポイントとなりそう。高木は前回対戦で2ゴールを奪っている。一方の広島も、クロスを頭で合わせるのがパトリックの十八番であるため、質の高いクロスが入れば一発で試合を決められる攻撃力を備えている。
▽互いに中2日での戦いとなる第24節。両者の思いが交錯するC大阪vs広島は25日(土)の19時にキックオフを迎える。
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