DFB会長がエジルに謝罪 落ち度認める
2018.08.20 14:00 Mon
▽ドイツサッカー連盟(DFB)のラインハルト・グリンデル会長が代表引退を表明したアーセナルのMFメスト・エジルに謝罪した。イギリス『FourFourTwo』が報じた。
▽エジルはロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前、自身のルーツとなるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した当時の写真撮影が政治的意思を込めたものと捉えられ、ファンやメディアだけでなく、DFB内部の反感を買うことに。グループステージ敗退に終わったロシアW杯後の批判がエジルに集まる中、グリンデル会長もDFBの重鎮である身ながら苦言を呈したことが明らかになっている。
▽そういったバッシングに嫌気がさしたエジルは結局、ロシアW杯後に代表引退を表明。自身のSNSを通じて、政治的意思が皆無だったことや、一連のメディアとDFBの対応に反論するなど、人種差別に対する怒りを滲ませ、グリンデル会長を名指しで批判した。
▽その衝撃の出来事から一定期間を経て、グリンデル会長がついに沈黙を破り、ドイツ『ビルト』でエジルに対して次のように謝罪した。
「様々な方面から人種差別的な攻撃があったことを思えば、私自身、もっと立場を明確にすべきだった。そして、メスト・エジル側に立つべきだった」
「だが、彼のW杯におけるパフォーマンスについてコメントしていないことは強調しておきたい。勝つときも、負けるときも一緒であるということに疑いの余地はない」
「1人の選手だけを批判するということは愚かな行為だ」
▽エジルはロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前、自身のルーツとなるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談した当時の写真撮影が政治的意思を込めたものと捉えられ、ファンやメディアだけでなく、DFB内部の反感を買うことに。グループステージ敗退に終わったロシアW杯後の批判がエジルに集まる中、グリンデル会長もDFBの重鎮である身ながら苦言を呈したことが明らかになっている。
▽その衝撃の出来事から一定期間を経て、グリンデル会長がついに沈黙を破り、ドイツ『ビルト』でエジルに対して次のように謝罪した。
「様々な方面から人種差別的な攻撃があったことを思えば、私自身、もっと立場を明確にすべきだった。そして、メスト・エジル側に立つべきだった」
「あのような攻撃は全くもって許されがたきことであり、私自身が意見を発するべきだった。DFBから見捨てられた気持ちにさせて申し訳なく思う」
「だが、彼のW杯におけるパフォーマンスについてコメントしていないことは強調しておきたい。勝つときも、負けるときも一緒であるということに疑いの余地はない」
「1人の選手だけを批判するということは愚かな行為だ」
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